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USB4 Version 2.0は、2022年にUSB-IF(USB Implementers Forum)により発表され、2025年から本格的に製品化が進む次世代USB規格です。最大の特徴は、従来のUSB4(40Gbps)から2倍となる80Gbpsの転送速度を実現することです。物理的にはUSB Type-Cコネクタを使用し、下位互換性を保ちながら大幅な性能向上を果たしています。
最大速度: 80Gbps(双方向)
非対称モード: 120Gbps(送信)/ 40Gbps(受信)
対称モード: 80Gbps(送受信)
実効速度: 約9.6GB/s(オーバーヘッド考慮後)
物理層: PAM3エンコーディング採用
レーン構成: 2レーン×40Gbps または 3レーン構成
コネクタ: USB Type-C(既存と同じ)
ケーブル長: アクティブケーブルで最大2m
電力供給: USB PD 3.1対応(最大240W)
転送速度の比較:
USB 3.2 Gen 2x2: 20Gbps (2.4GB/s)
USB4: 40Gbps (4.8GB/s)
USB4 Version 2.0: 80Gbps (9.6GB/s)
Thunderbolt 5: 80Gbps (互換性あり)
8K 60Hz HDR映像出力(DSC使用)
4K 144Hz HDR×2画面
最大4台のディスプレイ接続
DisplayPort Alt Mode対応
PCIe 4.0データの転送
外付けGPU(eGPU)の高速接続
NVMe SSDの最大性能発揮
最大64Gbpsの帯域割り当て
USB 3.2、USB 2.0と完全互換
USB4 Version 1.0デバイスとの相互運用
Thunderbolt 4/5との互換性
既存のUSB-Cケーブル使用可能(速度は制限)
| ケーブルタイプ | 最大長 | 特徴 | |--------------|--------|------| | パッシブケーブル | 0.8m | 低コスト、フル性能 | | アクティブケーブル | 2.0m | 信号増幅、高価 | | 光ケーブル | 最大50m | 超長距離、非常に高価 |
マザーボード
ノートPC
周辺機器
8K動画編集
大容量データバックアップ
科学技術計算
ゲーミング
| 特徴 | USB4 Version 2.0 | Thunderbolt 5 | |------|------------------|---------------| | 認証 | USB-IF | Intel | | 最低保証速度 | なし | 80Gbps | | ブースト機能 | なし | 120Gbps(非対称) | | 必須機能 | 少ない | 多い |
従来(NRZ): 2レベル信号(0,1)
PAM3: 3レベル信号(-1,0,+1)
効率向上:
- 1シンボルあたり1.58ビット
- 同じ周波数で50%多いデータ
信号品質
消費電力
コスト
ケーブル長の制限(最大2m)
対応機器の少なさ(2025年時点)
既存インフラとの互換性
主要PCメーカーの採用拡大
周辺機器の充実
価格の低下
ケーブル品質の向上
USB4 Version 3.0の検討
光ケーブルの標準化
AIアクセラレータとの統合
160Gbps以上への拡張
ホスト機器の対応
ケーブル選択
周辺機器
USB4 Version 2.0は、80Gbpsという圧倒的な転送速度により、プロフェッショナルからコンシューマーまで幅広い用途で活躍する次世代インターフェースです。8K映像編集、大容量データ転送、外付けGPUなど、これまでの限界を超えた使い方が可能になります。2025年以降、対応製品が増えることで、PCの可能性が大きく広がることが期待されます。
マルチディスプレイ