概要
VCoreはCPUコアに供給される電圧のことです。CPUの動作クロックを安定させるために必要不可欠であり、電圧が低すぎるとシステムが不安定になり、高すぎると発熱や電力消費が増加します。オーバークロックを行う場合、VCoreの調整が重要な要素となります。
VCoreは、CPUのダイ(die)と呼ばれるチップ上に供給される直流電圧です。CPUの動作周波数を上げるためには、より高い電圧を供給する必要がある場合があります。CPUメーカーは、各CPUモデルに対して動作を保証するVCoreの上限値を定めていますが、オーバークロックを行う場合、この上限を超える電圧が必要になることがあります。VCoreは、マザーボード上の電圧調整回路によって制御され、BIOSまたはUEFIの設定画面で調整可能です。VCoreの変動は、CPUの温度や負荷によっても変化するため、安定した動作を維持するためには、電圧を適切に設定する必要があります。
CPUのオーバークロックを行う際、安定した動作を得るためにVCoreを調整します。CPUクーラーの性能やVRMの品質によって、調整可能なVCoreの範囲が異なります。通常、CPUメーカーが推奨するVCore値から多少高めの値で開始し、メモリテスターなどで安定性を確認しながら調整していきます。
VCoreを高くしすぎると、CPUの温度が上昇し、熱暴走を引き起こす可能性があります。また、マザーボードのVRMに過剰な負荷がかかり、故障の原因となる可能性もあります。CPUの仕様範囲を超えたVCore設定は、CPUの寿命を縮める可能性があります。必ず、CPUメーカーの推奨値範囲内で調整を行い、慎重に進めてください。