冷却
上級

カスタム水冷(カスタムスイレイ)

オーダーメイド水冷ループ。EKWB EK-Quantum・Alphacool Eisbaer Pro Aurora・Bykski Distro Plate・Watercool Heatkiller IV PRO・Phanteks Glacier One 360T30が代表、CPUブロック+GPUブロック+Radiator×2(360/420mm)+Reservoir+D5/DDC pump+ARGB対応チューブで構成、2026年も自作上位派定番。

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2026/4/25 更新
関連タグ
EKWB Quantum
Alphacool Aurora
Bykski
D5 pump

概要

カスタム水冷(カスタムスイレイ)は、CPUブロック、GPUブロック、ラジエーター×2(360 mm/420 mm)、リザーバー、D5/DDCポンプ、ARGB対応チューブを組み合わせて構築するオーダーメイド水冷ループです。2026年においても自作上位派の定番として広く採用されています。代表的な製品に、EKWB EK‑Quantum、Alphacool Eisbaer Pro Aurora、Bykski Distro Plate、Watercool Heatkiller IV PRO、Phanteks Glacier One 360T30 があります。

主な特徴・仕組み

  • 高効率冷却:360 mm ラジエーターは最大 120 W の熱を排出可能
  • 静音性:D5 ポンプは 0.5 W/1 kW の消費で、騒音は 20 dB 以下
  • カスタマイズ性:ARGB チューブで RGB ライティングを自由に設定
  • 拡張性:リザーバー容量 2.5 L で長期使用に耐える
  • 互換性:CPU には Ryzen 9 9950X3D、GPU には RTX 5090 など主要製品に対応
  • 安定性:Bykski Distro Plate は高密度配管を実現し、漏れリスクを低減
  • エネルギー効率:ポンプ 120 mm で 5.0 W/1 kW の消費電力
  • 視覚的魅力:Phanteks Glacier One 360T30 の透明ケースで内部構造を可視化

スペック/製品比較表

製品名ラジエーターサイズポンプリザーバー容量ARGB チューブ主要CPU対応
EK‑Quantum360 mmD52.5 LありRyzen 9 9950X3D
Eisbaer Pro Aurora420 mmD53.0 LありRTX 5090
Distro Plate360 mmD52.0 LなしCore Ultra 9 285K
Heatkiller IV PRO360 mmD52.5 LありDDR5‑6000
Glacier One 360T30360 mmD52.5 LありすべてのCPU

具体例・対応製品

  • EK‑Quantum 系は 360 mm ラジエーターと 2.5 L リザーバーを組み合わせ、CPU と GPU の両方を冷却。
  • Alphacool Eisbaer Pro Aurora は 420 mm ラジエーターを採用し、RTX 5090 の高発熱に対応。
  • Bykski Distro Plate は 360 mm ラジエーターと 2.0 L リザーバーで、コンパクトなケースに最適。
  • Watercool Heatkiller IV PRO は 360 mm ラジエーターと 2.5 L リザーバーを備え、DDR5‑6000 の熱管理に優れる。
  • Phanteks Glacier One 360T30 は 360 mm ラジエーターと 2.5 L リザーバーを搭載し、透明ケースで内部構造を可視化。

自作PCでの選び方・注意点

    1. ケースのサイズを確認し、ラジエーターの取り付けスペースを確保する。
    1. CPU と GPU の TDP を調べ、必要な冷却性能を算出する。
    1. ポンプの流量と圧力を確認し、配管長さに合わせて選択する。
    1. ARGB チューブの長さと色を事前に決め、配管計画を立てる。
    1. リザーバー容量は 2.0 L 以上を推奨し、長期使用を想定する。
    1. 予備のチューブを用意し、配管途中の切断や接続ミスに備える。
    1. 配管の角度を 90° 以内に抑え、圧力損失を最小化する。
    1. すべての接続部にシリコンテープや専用コネクタを使用し、漏れ防止を徹底する。
    1. 冷却液は高品質の水冷専用液を使用し、汚染を防ぐ。
    1. ループの温度を定期的にモニタリングし、異常があれば即時対処する。

関連用語との違い

  • パッケージ水冷 は一体型でカスタマイズ性が低いが、設置は簡単。
  • オーバークロック用水冷 は高TDP向けに設計され、ポンプの流量が高い。
  • カスタム水冷 はユーザーが自由に設計でき、最高の冷却性能と美観を両立。

よくある質問

Q1: 2025年に登場した新型ポンプはカスタム水冷に適していますか?
A1: はい、2025年に登場した D5 X は 5.0 W/1 kW の消費で、既存のループに簡単に組み込めます。

Q2: 360 mm ラジエーターと 420 mm ラジエーターの違いは何ですか?
A2: 420 mm は 360 mm より 16 % 余分な熱排出が可能で、特に RTX 5090 のような高TDP GPU に有効です。

Q3: ARGB チューブは必須ですか?
A3: 必須ではありませんが、RGB ライティングを楽しみたい場合は 3.5 mm ARGB チューブを選択すると、配管の美観が向上します。

まとめ

カスタム水冷は、CPU と GPU の両方を高効率で冷却し、静音性と美観を兼ね備えた自作PCの究極の選択肢です。EK‑Quantum、Eisbaer Pro Aurora、Distro Plate、Heatkiller IV PRO、Glacier One 360T30 などの代表製品は、2026年においても次世代の自作上位派として確固たる地位を築いています。選択と設置の際は、ケースサイズ、TDP、ポンプ性能、リザーバー容量を総合的に検討し、漏れ防止と長期安定運用を念頭に置くことが成功の鍵です。

この記事について
カテゴリー冷却
難易度上級
作成日2026/4/20