デスク周り2022年改その1(モニター周り) #0
デスク周り2022年改その1(モニター周り) #1
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デスク周り2022年改その1(モニター周り)

roadrunner

過去に同じタイトルの記事を書き、ちょくちょく更新してましたが、そこそこ構成が変わったのと、配置の変遷を追ってみたいということもあったので、改めて書き直しました(したがいまして、過去記事で更新した内容と被る部分があります)。

それに伴い、各機材ごとに項目を分けてより分かりやすくまとめようと思います。

今回はモニター周りの記事となります。

続きのデスク周りの記事もあります。

 

モニター

最近32インチのものを増やしました。全部で計5枚です。構成は以下。ちなみに相変わらずすべてDell製です。

G3223Q:32インチ4K144Hz、IPSパネル、DisplayHDR600対応

U2720Q×2:27インチ4K60Hz、IPSパネル、DisplayHDR400対応

S2721QS:27インチ4K60Hz、IPSパネル、HDR対応

U2311Hb:23インチFHD60Hz、IPSパネル

以上に簡単なスペックを書いておきましたが、モニターで本当に大事なところは色域と実際の見た目、(確認できれば)長時間使用時の目の疲れのなさや画面の品質の変化のなさ、保証体制、等々、色域以外はほとんどスペック表には書かれないようなことばかりなので、あくまでも商品選定の際の入り口の情報を書いたといったところです。

以前の記事にも書きましたが、2020年以降のほとんどのDellモニターにはプレミアム保証がついていて、特にドット抜けや輝点の保証が手厚いのと、商品のやり取りについてもかなり手慣れた感じなので、ここをもってDell一択とすることもありなんじゃないかと思えるレベルです。

ぱっと知っている限りで他に保証が手厚いのはEIZOですが、EIZOは無輝点保証が6か月と短いので、相対的にDellより劣ると言えます。

ただ、EIZOは上記のようなスペックには出てこないような部分の品質が他の製品に比べても段違いなので、自分にとってほしいと思えるスペックがある製品があってなおかつお金をかけてもよい状態にあるのであれば、迷うことなくEIZOをお勧めします。私自身はとても古い製品を数か月使っただけだったのでわかりませんでしたが、友人に聞けば長く使う分だけその良さがわかるようです。

 

上記モニターの使い勝手として、

●まずU2720Qですが、ドライバーも安定していて、発売年を考えれば作業メインのモニターとしてはかなりしっくりくる感じの良品です。

色合いはほんの少しだけ赤が強めですが、全体的にはHDRも含めて不自然さを感じません。DisplayHDR400に対応とあって、HDR対応映像は非常に色彩がくっきりと出ます。fpsとかのゲームをやらない限りはゲームも60Hzで十分なので、色域も含めて間違いのない製品としてお勧めできます。

ただ、いまは後継のU2723QEというモデルが出ていて、こちらはレビューを見る限り特に黒の光漏れがかなり抑えられていてコントラストの度合いが段違いだったので、もし今購入するのならそちらの方がオススメになるかもしれません。

USB type-cのアップストリーム+90W給電に対応しているので、ノートパソコンへの接続と表示もこなせます。私自身、ノートパソコンの画面をtype-c経由で表示する機会が多いので、非常に助かっています。

また、これはDellのモニターに共通ですが、LGのものと違って電源は内蔵されているのでコンセントからケーブルをつなぐだけでよいシンプルな構成となっています。

総じて、趣味用から仕事用に至るまで幅広く満足度の高いユーザビリティを提供してくれる、とても良い製品だといえます。

 

●次にS2721QSは、初心者向け4Kモニターとしてはだいぶ使いやすい製品だなと思いました。

HDRはとりあえず対応しているだけ、という感じで、U2720Qと比べると明らかに使い勝手が悪いですが、調整すればそこそこ見れるようになれます。ただ、U2720QがDisplayHDR400に対応しているのに比べるとやはり見劣りします。

ただ、普通にSDRで使う分には全く問題ありません。U2720Qと比べると、デフォルトで黄色成分が多いように見えますが、いくつかのプリセットから赤が強めのものを選ぶか、手動で色を多少調整すれば見た目上はあまり気にならなくなります。

あと、U2720QにはあるUSBハブ機能はありません。入力端子はHDMI2.0×2とDisplayport×1のみです。ただし、U2720QにはないPIP、PBP機能が備わっているので、PCを同時に2台使ったりする場合には便利です。

全体的に見て、PIP、PBP以外の点では細かなところでU2720Qにやはり見劣りしますが、値段以上には使いやすい製品だなと思います。

 

●最後に最近購入したG3223Qですが、これは発売開始当初、スペック上このクオリティで6万円台という、これ以上ないほどの破格の値段で売り出されていたので、ネット上でも話題になっていましたね。

私もたまたま販売サイトを覗いてこの製品の値段に気付き、当初はVAパネルなのかとか、HDR非対応なのかとか、他様々な可能性を疑ったのですが、どう見ても他社製品で12万とかするやつだ間違いない、となった段階で即購入しました。

3月中旬に購入したのですが、やはり相当数の注文があったようで、製品が自宅に届いたのは4月頭でした。

使い勝手としては、恐らくですが他社製品に比べればファームウェアがあまり成熟していない点がやはり気になりました。販売開始から1か月ほどは5chのスレでも連日不具合の報告とそれへの対処の仕方が書き込まれるなど、ユーザーの使い込みへの想定が甘い点が目立つのは確かです。

また、デフォルトの色合いはブルーライトカット(OFFできず)の関係なのか、全体的に黄色っぽさが目立つ感じでした。ただ色彩についてはユーザーで弄ることのできる項目が上記二つの製品に比べてもかなり増えていて、私も上記二つのモニターと見比べながら、徐々にそれらを調整していった結果、ほぼ満足のいく色合いになりました。

パネル自体はよいもののようですので、手動でキャリブレーションがしっかりできれば満足度が高くなると思います。

USBハブ機能は備わっていますが、USB type-cではなくUSB-Aのみです。したがって、U2720Qのようにノートパソコンの画面出力をすることはできません。給電はUSB-A経由で20Wまでのようです。

また、Displayport1.4とHDMI2.1対応で144Hzを出力でき、PIP、PBP機能が備わっているので、HDMIにコンソールをつなぎゲームをしながらPCの画面を表示する、あるいはコンソールとPCでゲームを使い分けるなどが可能です。

各種外部入力などにも一定癖がありますが、接続を済ませてしまいさえすれば、SDRであっても十分きれいですし、HDR時の映像の色彩の豊かさなどはDisplayHDR600対応とあってU2720Qにも勝るものを確かに感じられます

ただ、上述のようにファームウェアの作りこみは非常に甘く、またおそらくですがHDR時の色彩設計も何かちょっとプリセットが間違っているような気もするので、その辺の対応が待たれます。

総じて、ユーザー自身で調整しなければならない部分が少なからずあるがいったん調整できれば満足度が高い製品といったところです。

5chスレだと10万円で高めと言われていますが、個人的に適正価格はファームウェアのマイナス点などを差し引いても11万は超えるかなと言ったところだと思います。ただ、他社の使い勝手などを見る限り、さすがに同価格にはしづらいかなというところがあるのも確かなので、他社同スペック帯最上位の15万円台からマイナス3-4万の11-12万円台、セールで10万切るかどうかぐらいといったところだと思います。

 

モニターアーム

Dellのモニターは付属のスタンドの性能もよいのですが、私のデスク環境だとスタンドだった場合、奥行きに若干の不安があったのと、やはり安い製品ではなく地震や事故などで机から落下して故障ということをなるべく避けたいと思いまして、現在上記モニターの全てにモニターアームを使用しています。

モニターが五つなので、アーム(腕)も計五つですね。。アームの構成は以下。ちなみにいずれもメカニカルスプリング式です。

エルゴトロン LX×2(マットブラック、アルミニウム)

エルゴトロン LX デュアル (ホワイト)

Dell製モニターアーム(ブラック)

まさかのエルゴトロン全色コンプという形になりました。ただ、いずれの製品も定価では購入しておらず、多分出費総額だと定価の半額以下になると思います。このうちエルゴトロンのアルミニウムとDellのモニターアームは中古で、後者に関しては終売です。

モニターアームは安い製品にも十分取り回しの良いものがあり、一時期それらの製品を調べまくっていたのですが、アマゾンがレビュー対策などに力を入れ始めた時期から徐々にモニターアームの販売先も減り、あまり評判のよくない会社も評判が良い会社も一時に消えてしまったので、選択肢の多くがなくなってしまいました。残念です。

モニターアームを使って改めて分かったのですが、自分自身はモニターの位置をかなり頻繁に微調整するタイプだったので、そういう観点からもモニターアームを使用してよかったです。

エルゴトロンの使用感としては、デフォルトではどの方向に関しても硬めになっているので、吊るすモニターの重さに合わせて適宜緩めて適度な硬さに調節するようにすればとても使いやすくなります。

ただ、横への首振りだけは調節できず、ずっと硬めのままなので、そこだけ残念でした。ただ、第一関節の横方向を緩めるとそちらで調整するのが楽になります。首は緩いよりは硬いほうが安心なので、まあ仕方ないかなと妥協できるぐらいのものです。

 

スピーカー

もともと購入するつもりはなかったのですが、EdifierのR1280Tという製品がほぼ半額で手に入る機会があったので購入しました。

ただ、私のデスク環境の場合、モニターの両サイドなどにスピーカーを置くスペースなどがなかったので、モニターの上から響かせる方式しかなく、スピーカースタンドも追加で購入することになりました。

私自身、音質に関する判断力や知識はほとんどないので値段に比べた品質などはわかりませんが、少なくとも今まで使用していたイヤフォンよりははるかに音質は高かったです。

 

マイク

マイクはBlue MicrophonesのYetiを使用してします。オーディオインターフェースは使用する予定がなく、USB接続のもので、なおかつ使い勝手と(私の趣味的に)音質を両立できるものとしてこちらを購入しました。

こちらもデスク上をなるべく空けたいという理由からマイクアームに吊るして使用しています。マイクアーム自体はノーブランド品の安いもので、おそらくいまは販売されていないものなので紹介を割愛しますが、ショックマウントなどが必要なければ安い製品でも十分に利用できると思います。

いままでは安いウェブカメラのマイクを使用して録音をしていたのですが、低音から高音まで綺麗に拾ってくれるので非常に重宝してします。

パーツリスト


総計

電源 0W/推奨 0W 以上

推奨 0W 以上

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