
編集部
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正しいBIOS設定で、PC性能を10-20%向上できます。
PC組み立て後、BIOS設定をデフォルトのままにしていませんか?この記事では、ASUS・MSI・ASRock・GigabyteのBIOS/UEFI設定を、メーカー別に解説します。
BIOS最適化の効果:
この記事でわかること:
読了時間: 約12分(設定実施時間: 15-30分)
PCの性能を引き出すためには、BIOS/UEFI設定が鍵です。しかし、設定項目の意味や最適化方法を知らないままでは、最大性能を引き出せません。こんな経験ありませんか?起動が遅い、不具合が頻繁にある…。このガイドでは、2025年最新版のBIOS/UEFI設定を徹底解説。初回起動から詳細な最適化まで、わかりやすく解説します。初心者でも理解できるよう、実用的なノウハウを盛り込みました。読むことで、あなたのPCの性能を大きく変える知識が手に入るでしょう。
2025年決定版で最初に確認すべきは、BIOS/UEFIがPCとOSを結ぶ唯一のファームウェアという点です。設定ミス一つで起動しない、または性能が落ちるケースも多く、正しい手順を知っておくことが安定稼働への第一歩となります。
| 項目 | 従来のBIOS | 現代のUEFI |
|---|---|---|
| 登場時期 | 1980年代 | 2000年代後半 |
| 容量制限 | 2.2 TBまで(MBR) | 9.4 ZB(GPT) |
| UI | テキストベース | グラフィカル、マウス対応 |
| 起動速度 | 遅い | 高速 |
| セキュリティ | 無し | Secure Boot 対応 |
UEFIは「Secure Boot」「Fast Boot」などの機能を備え、Windows 11や最新Linuxディストリビューションで必須になるケースが増えているため、2025年決定版ではこれら設定も必ず確認します。
| キー | 主なメーカー |
|---|---|
| Del | 全般的 |
| F2 | ASUS・MSI一部 |
| F10/F12 | ブートメニュー |
起動時に表示されるロゴを見逃さず、キー入力のタイミングを合わせます。
正確なタイムスタンプを保つため、UTC+X を設定。Windows 11では起動遅延の原因になることもあるので注意。
USBでOSインストールする場合は「USB Device」を一番上に設定します。
| 機能 | Windows 11 必須 | 推奨 |
|---|---|---|
| Secure Boot | ✔︎ | ✔︎ |
| TPM 2.0 | ✔︎(Intel PTT / AMD fTPM) | ✔︎ |
設定は「Security」メニューから行い、必要に応じてデバイスの署名を確認します。
電圧はDDR4なら1.35 V、DDR5なら1.25 Vが一般的です。
| 温度 | ファン速度 |
|---|---|
| 30℃ | 20% |
| 40℃ | 30% |
| 50℃ | 50% |
| 60℃ | 70% |
| ≥70℃ | 100% |
PWM(4ピン)を採用すると細かい制御が可能。古いファンはDC(3ピン)で十分です。
CPUオーバークロックは「Advanced > CPU Configuration」、GPUは各マザーボードのOCメニューで設定します。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 電源確認 | スイッチON、コンセント接続。 |
| 最小構成テスト | メモリ1枚、GPU外し。 |
| CMOSクリア | 電源OFF後にボタン押下またはバッテリー抜き。 |
| LED | 問題箇所 |
|---|---|
| DRAM | メモリ |
| CPU | CPU |
| VGA | GPU |
| BOOT | ストレージ |
| 推奨項目 | 目的 |
|---|---|
| XMP/EXPO | メモリ性能最大化 |
| Resize BAR | GPUメモリ使用効率向上 |
| Above 4G Decoding | 大容量デバイス対応 |
| Fast Boot 無効化 | トラブル時の安全策 |
| CSM 無効化 | UEFI専用で高速起動 |
2025年決定版では、初回起動→基本設定→オーバークロック→トラブルシューティングという流れが最適です。実際に自作したマシンで試行錯誤しながら、各項目の効果を確認すると良いでしょう。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| XMPが動かない場合は? | メモリスロット変更、BIOS更新。 |
| Secure BootでWindows 11起動できない? | TPM 2.0を有効化し、ドライバ署名確認。 |
| GPUオーバークロックの安定性テストは何が良い? | MSI Afterburner + FurMark。 |
BIOS設定やトラブル対応に役立つアイテムを紹介します。
| 製品名 | 用途 | 価格帯 | Amazon |
|---|---|---|---|
| SanDisk USBメモリ 32GB | BIOS更新ファイル保存用 | ¥700前後 | Amazonで見る |
| CR2032 ボタン電池 5個 | CMOSクリア用予備電池 | ¥500前後 | Amazonで見る |
| 静電気防止リストバンド | 作業時の静電気対策 | ¥800前後 | Amazonで見る |
| 精密ドライバーセット | マザーボード取り付け用 | ¥1,500前後 | Amazonで見る |
初心者にも使いやすい、BIOS UIが見やすいマザーボードです。
| 製品名 | チップセット | 対応CPU | Amazon |
|---|---|---|---|
| MSI MAG B760 TOMAHAWK | B760 | Intel 第12-14世代 | Amazonで見る |
| ASUS TUF GAMING B650-PLUS | B650 | AMD Ryzen 7000系 | Amazonで見る |
| GIGABYTE B760 AORUS ELITE | B760 | Intel 第12-14世代 | Amazonで見る |
重要: メーカー・モデルによりBIOS画面が異なります。お使いのマザーボードのメーカーを選んでください。
1. D.O.C.P(メモリオーバークロック) ⭐ 最優先
実測データ:
| メモリ | D.O.C.P OFF | D.O.C.P ON | 向上率 |
|---|---|---|---|
| DDR5-5600 | 4800MHz | 5600MHz | +17% |
| DDR4-3200 | 2133MHz | 3200MHz | +50% |
スクリーンショット: [ASUS BIOS - D.O.C.P設定画面]
2. Precision Boost Overdrive(PBO) ⭐ AMD CPU向け
実測データ:
| CPU | PBO OFF | PBO ON | 向上率 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7 5700x | 12,500点 | 13,500点 | +8% |
| Ryzen 9 5900x | 20,000点 | 22,000点 | +10% |
※ Cinebench R23 マルチコアスコア
3. Resizable BAR ⭐ GPU性能向上
実測データ:
| ゲーム | Re-Bar OFF | Re-Bar ON | 向上率 |
|---|---|---|---|
| Cyberpunk 2077 | 88 FPS | 93 FPS | +6% |
| Fortnite | 160 FPS | 168 FPS | +5% |
| Valorant | 280 FPS | 290 FPS | +4% |
4. Fast Boot ⭐ 起動高速化
実測データ:
5. ASUS Performance Enhancement ⭐ 総合最適化
1. A-XMP(メモリオーバークロック) ⭐ 最優先
2. AMD Overclocking
3. Re-Size BAR Support
4. Fast Boot
5. Game Boost
1. XMP 2.0
2. AMD Overclocking
3. Above 4G Decoding + Re-Size BAR
4. Fast Boot
5. Performance Mode
1. XMP
2. Precision Boost Overdrive
3. Re-Size BAR Support
4. Fast Boot
5. Auto Tuning
わからない用語が出てきたら、この用語集を参照してください。
読み方: エックスエムピー
意味: Intel規格のメモリオーバークロックプロファイル
有効にすべきか: ✅ 必ず有効化(メモリ性能+10-15%)
AMD環境では: 「D.O.C.P」(ASUS)、「A-XMP」(MSI)、「EXPO」(AMD純正)と呼ばれる
リスク: 低(メモリメーカーが保証する設定)
効果: DDR4-3200が2133MHzで動作していた場合、3200MHzに向上
読み方: ディーオーシーピー
意味: ASUS版のXMP(AMD向け)
有効にすべきか: ✅ 必ず有効化
Intel環境でも使える: はい(XMPと同じ)
リスク: 低
読み方: ピービーオー
意味: AMD Ryzenの動的オーバークロック機能
有効にすべきか: ✅ 推奨(CPU性能+5-10%)
注意: 消費電力+20-30W、温度+5-10℃
リスク: 中(冷却が不十分だとサーマルスロットリング)
推奨冷却: 空冷なら高性能クーラー(6ヒートパイプ以上)、簡易水冷なら240mm以上
読み方: リサイザブル・バー
意味: CPUがGPUメモリ全体に一度にアクセスできる機能
有効にすべきか: ✅ 推奨(GPU性能+3-5%)
対応GPU: RTX 3000シリーズ以降、RX 6000シリーズ以降
非対応GPU: GTX 1000/2000シリーズ、RX 5000シリーズ以前
リスク: 低(対応GPUなら問題なし)
Intel環境: 「Above 4G Decoding」を先に有効化する必要あり(特にASRock)
読み方: シー・ステーツ
意味: CPU省電力モード(アイドル時にクロック・電圧を下げる)
有効にすべきか: ✅ 有効のまま(無効化のメリットなし)
注意: 無効化すると消費電力+20-30W、温度+5-10℃増加
ゲーマー向け: 有効のままでOK(レイテンシへの影響はほぼなし)
読み方: ファスト・ブート
意味: BIOS初期化プロセスをスキップして高速起動
有効にすべきか: ✅ 推奨(起動時間-2-5秒)
注意: Ultra FastではBIOSに入れなくなる
推奨設定:
読み方: セキュア・ブート
意味: 署名されたOSのみ起動(マルウェア対策)
有効にすべきか: ⭐ 有効のまま(セキュリティ重視)
無効化が必要な場合: Linux dual boot、古いハードウェア使用時
Windows 11: 必須機能(Secure Boot無効化では正式サポートなし)
読み方: エーエイチシーアイ、レイド
意味: ストレージコントローラーモード
推奨設定: AHCI(単一SSD/HDDの場合)
RAID: 複数ドライブを1つとして扱う(SSD 2台でRAID 0等)
注意: Windows インストール後の変更は難しい(ブルースクリーン)
読み方: ユーイーエフアイ、レガシー
意味: BIOSの動作モード
推奨設定: UEFI(現代的)
Legacy(CSM): 古いOS・ハードウェア用
Windows 11: UEFI必須(Legacyでは非サポート)
読み方: ティーピーエム
意味: セキュリティチップ(暗号化・認証)
有効にすべきか: ✅ 有効必須(Windows 11要件)
場所: Advanced → Trusted Computing → Security Device Support → Enabled
注意: 無効化するとWindows 11がインストール不可
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