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ケースファンは、120mmか140mmかだけでなく、厚さ、取付穴、接続方式、制御方法まで確認して選びます。ファンの回転用端子と照明用端子は別で、専用ハブが必要な製品もあります。口径が同じだからマザーボードへ直接つなげるとは限りません。
本記事は2026年10月14日時点の公式仕様を参照した購入前ガイドです。当編集部による製品横断の温度・騒音測定は実施していません。
風量は動かす空気の量、静圧は空気の流れに抵抗がある場所を通す能力を判断する指標です。ラジエーターや密なフィルターのある場所では、風量の最大値だけでなく静圧も見ます。ただし、最大風量と最大静圧は同じ動作点の数値ではありません。Noctuaの動作点の説明
| 取付場所 | 確認したいこと |
|---|---|
| ラジエーター | 静圧、ファン厚、使用可能なネジ、回転数 |
| フィルターのある前面 | 吸気口とフィルターの抵抗、清掃しやすさ |
| 背面・天面の排気 | ケースの対応口径、周辺部品との距離 |
| 底面・GPU付近 | GPUや配線との干渉、吸気方向 |
異なるメーカーの騒音値は測定条件が揃っているとは限らず、数字だけで静かさを順位付けできません。編集部は、まず取り付くことと制御できることを確認し、その後に同じ温度を維持するときの音で評価する選び方を勧めます。
一般的なPCファンには、回転用の3ピンDC、4ピンPWMなどの接続があります。PWMは制御信号、DC制御は電圧で回転数を調整する方式です。マザーボードが選択した方式に対応するか、ヘッダーの設定も確認します。Noctuaの端子説明
ASUSの公式説明では、ROG Euruxファンは専用ROGハブがないと動作せず、3個組にはハブが付属すると案内されています。単品ファンだけでは完成しない構成です。
国内の単品製品情報でも専用ハブが別途必要と記載されています。ハブ単体の国内販売は10月中旬予定との表記を確認しましたが、販売開始や在庫を確認したものではありません。
この製品は120mmクラスでも厚さ30mmです。一般的な25mm厚のファンと交換するときは、ラジエーターと合わせた厚さ、ケース内の距離、ネジの条件を再確認します。長すぎるネジをラジエーターへ流用しないでください。
専用ハブには電源入力と接続台数の条件があります。メーカーが示す最大台数だけでなく、必要なSATA電源の接続方法も説明書に従います。別シリーズのハブへ形だけを頼りに接続することは避けます。
140mmファンは、120mm用の場所へ必ず付けられるわけではありません。ケースの取付穴と対応表を確認します。同じ回転数での音、風量、設置可能な数も製品ごとに違うため、大きい方が常に優れているとは言えません。
通常ブレードとリバースブレードは、見える面と空気の流れの関係が異なります。装飾面だけで吸排気を判断せず、フレームの矢印や製品説明を確認してください。
初期構成はケースメーカーの想定する吸排気を出発点にし、CPU・GPUの負荷時温度を見て調整します。ファンを増やしても、吸気口が狭い、フィルターが詰まる、排気が循環するといった状態では改善しにくくなります。
ベアリングの名称だけで寿命や静かさは決まりません。取付方向、温度、回転数、個体差も関係します。異音があるときは羽根への配線接触、固定状態、ほこりを確認し、回転中の羽根へ触れないでください。
編集部では、一度に全ファンを交換するより、問題のある場所を特定し、回転数カーブを調整してから交換を判断することを勧めます。評価時は同じ室温と負荷を使い、温度だけでなく音の質や回転数も記録します。
取付場所と風路によります。最大値だけでなく、実際に使う回転数と騒音を合わせて確認します。
| 接続 | 主な役割 | 確認する点 |
|---|
| 回転用3ピン/4ピン | 電源、回転数検出、制御 | DC/PWM、ヘッダー定格 |
| RGB/ARGB照明 | LEDの電源と制御 | 電圧、ピン配列、対応機器 |
| 独自コネクター | ファンと専用機器を接続 | 指定ハブ、ケーブル、シリーズ互換 |
| USB接続など | コントローラーとの通信 | 空きヘッダーと対応ソフト |
照明端子は形やピン数だけで接続しないでください。12V RGBと5V ARGBなどは電圧も配列も異なり、対応する端子同士を接続する必要があります。付属説明書とマザーボードの端子表を照合します。ASUSの5V ARGB/12V RGB接続案内
分岐ケーブルやハブを使う場合は、接続するファンの電流合計と、ヘッダーやハブの上限を確認します。全製品に共通の「何台まで」という数字はありません。
口径だけでは分かりません。一般的な回転用端子のほか、独自接続もあるため型番別に確認します。
ヘッダーやハブの定格があります。ファンの電流と必要な電源接続を確認してください。
専用ROGハブが必要です。単品パックと3個組の付属品を区別します。
吸排気方向とフレームの矢印を見て判断します。外観だけで向きを決めないでください。
製品横断の実測順位は掲載していません。仕様の照合と、ご自身の構成で比較する手順を説明しています。

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