Elgato HD60 X(エルガトエイチディーロクマルエックス)
Elgatoの外付けUSBキャプチャーボード。1080p60録画と4K30/1080p120のパススルーに対応し、PS5/Xbox/Switchのゲーム映像をPCに取り込む配信・録画の定番外付けモデル。
概要
Elgato HD60 Xは、配信機器大手Elgatoの外付けUSBキャプチャーボードです。1080p60録画と4K30 / 1080p120のパススルーに対応し、PS5・Xbox Series・Nintendo Switchなどのゲーム映像をPCに取り込みます。USB 3.0接続でドライバ不要のプラグ&プレイ運用ができ、VRR(可変リフレッシュレート)パススルーやHDR10にも対応。テレビ/モニターには遅延なく出力しつつPCで録画・配信できます。実売¥20,000前後で、外付けキャプチャー配信の鉄板として広く使われています。
主な特徴・仕組み
- 1080p60録画: フルHD滑らかな録画・配信に対応
- パススルー: 4K30/1080p120でテレビに低遅延出力
- VRRパススルー: 可変リフレッシュでティアリング低減
- HDR10対応: 高ダイナミックレンジの映像も取り込み
- USB 3.0/ドライバ不要: 接続するだけで認識
- OBS連携: 配信ソフトに直接ソースとして追加可能
スペック比較表
| 項目 | HD60 X | Elgato 4K X | Razer Ripsaw HD |
|---|---|---|---|
| 接続 | USB 3.0 | USB-C(3.2) | USB 3.0 |
| 最大録画 | 1080p60 | 4K60 | 1080p60 |
| パススルー | 4K30/1080p120 | 4K144 | 4K30 |
| 実売 | ¥20,000前後 | ¥45,000前後 | ¥18,000前後 |
具体例・対応製品
家庭用ゲーム機の配信で最も使われるクラスで、PS5やSwitchをHDMIで接続しOBSに取り込みます。4K録画が必要なら上位の4K X、内蔵PCIeでPC負荷を下げたいなら4K60 Pro系が選択肢です。HD60 Xは「フルHD配信を手軽に始める」用途で最適なバランスです。
選び方・注意点
録画はフルHD(1080p60)までのため、4K録画したい場合は上位機が必要です。パススルー解像度と録画解像度は別物で、テレビには4K30出力しつつ録画は1080pになります。HDCP保護のかかった映像(一部の動画サービス等)はキャプチャーできない点に注意してください。
関連用語との違い
上位のElgato 4K Xが4K60録画・4K144パススルーに対応するのに対し、HD60 Xは1080p60録画の実用機です。内蔵PCIe型と異なり外付けUSBのため、ノートPCでも使え可搬性に優れます。Razer Ripsaw HDとは価格帯が近く、ソフト(Elgato 4K Capture Utility)の使い勝手で差別化されます。
よくある質問(FAQ)
Q1: PCがなくても録画できますか? A: できません。HD60 Xはパススルー出力は可能ですが、録画・配信にはPCとキャプチャーソフトが必要です。
Q2: 4K録画はできますか? A: 録画は1080p60までです。4Kパススルー(テレビ出力)は4K30対応ですが、4K録画には上位機が必要です。
Q3: 遅延はありますか? A: パススルー出力はほぼ遅延ゼロです。PC画面側はソフト処理で遅延が出るため、ゲームはテレビ側を見てプレイします。
まとめ
- 1080p60録画+4K30/1080p120パススルーの外付けキャプチャー
- VRR/HDR10対応・USB3.0ドライバ不要で手軽
- フルHD配信入門の鉄板、4K録画は上位機へ