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Funk Firm Achromat(ファンクファームアクロマット)

英 Funk Firm が 2008 年に発売したアクリル発泡体製ターンテーブルマット。Arthur Khoubesserian の独自設計で、共振の打ち消しを目的としている。

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2026/5/9 更新
関連タグ
Funk Firm
Achromat
Turntable Mat
Acrylic Foam
Modern 2008
UK

概要

Funk Firm Achromat は、英 Funk Firm(Arthur Khoubesserian 主宰、2003 年創業)が 2008 年に発売したアクリル発泡体製のターンテーブルマットです。同社の独自素材 Achromatic Material は、アクリルに発泡処理を加えて内部に微小な気泡を分布させたもので、ターンテーブル再生時に発生する複数の振動モードを互いに打ち消す効果を狙っています。

販売価格は £100 前後、現行品が継続販売されており、入門〜中級層の Audiophile が手に取りやすい価格帯です。

主な特徴

  • Achromatic Material: Funk Firm 独自のアクリル発泡素材で、内部に微小な気泡を持つ構造です。
  • 厚み: 5mm 厚と 3mm 厚の 2 種類があり、ターンテーブルの設計に合わせて選択できます。
  • 共振の打ち消し: 単一の固有共振を持たず、複数の小さな振動モードを内部で相殺する設計です。
  • 軽量: アクリル発泡体のため、フェルトやゴムよりは重いものの、グラファイトより軽量で扱いやすくなっています。
  • 多くのターンテーブルに適合: Rega、Pro-Ject、Linn LP12、Technics SL-1200 など幅広い機種に装着実績があります。

仕様比較

製品厚み素材価格帯
Funk Firm Achromat 5mm5mmアクリル発泡体£100
Funk Firm Achromat 3mm3mmアクリル発泡体£85
Boston Audio Mat-1約 3mmグラファイトカーボンUS$350
Linn Felt Mat約 2mmフェルト£20

使い方

  1. ターンテーブルから純正マットを外す。
  2. Achromat をプラッタに載せ、表面のロゴ/印字が上を向くように設置する。
  3. VTA(カートリッジの垂直角)を必要に応じて再調整する(厚み変更時)。

選び方・注意点

Rega 系のターンテーブル(P3、P6 など)で「フェルト純正の音色を変えたい」場合、Achromat 3mm が定番の選択肢として知られています。Linn LP12 では純正フェルトより重くなるため、サスペンション調整との相性を考慮するユーザーもいます。アクリル発泡体は紫外線に弱い面があり、直射日光下に長時間置くと黄変する可能性があるため、保管環境には注意が必要です。

関連用語との違い

用語素材設計主な効果
Funk Firm Achromatアクリル発泡体複数振動モードの内部相殺
Boston Audio Mat-1グラファイトカーボン振動を熱に変換
TechDAS Air Matエアサスペンションレコード自体を浮かせて絶縁
Linn Felt Matフェルト軽量で滑りやすく LP12 純正

よくある質問

Q1. 3mm と 5mm はどちらを選ぶべきですか? A. 純正マットが薄い(2-3mm)機種では 3mm、厚い純正(5mm 前後)を置き換える場合は 5mm を選ぶと VTA への影響を抑えられます。

Q2. Rega 純正のフェルトと比べてどう変わりますか? A. 高域がややタイトに引き締まり、低域の制動感が増す傾向があります。一方、フェルト特有の柔らかさは失われるため、音色の好みで判断が分かれます。

Q3. 国内で購入できますか? A. ヨドバシカメラやハイエンドオーディオ専門店の取り扱いがあり、Funk Firm の英国本社からの直販でも入手可能です。

まとめ

  • 英 Funk Firm が 2008 年に発売したアクリル発泡体製のターンテーブルマット。
  • 独自素材 Achromatic Material で複数振動モードを内部で相殺する設計。
  • 厚みは 3mm/5mm の 2 種類、価格は £100 前後。
  • Rega、Pro-Ject、Linn LP12 など多くのターンテーブルで使われる入門〜中級層の定番。
この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度上級
作成日2026/5/9