Kensington Pro Fit Ergo Wireless(ケンジントンプロフィットエルゴワイヤレス)
Kensingtonが設計した大型エルゴノミクスワイヤレスマウス。ゆったりした掌全体フィット設計で中〜大きい手のユーザーに最適。Bluetooth・2.4GHzレシーバーのデュアル接続に対応する。
Kensington Pro Fit Ergo Wireless
Kensington(ケンジントン)は1981年創業のアクセサリーメーカーで、LockSlot(ケンジントンロック)の発明者として知られる。Pro Fit Ergo Wirelessはそのエルゴノミクスマウスラインナップの主力製品。
設計コンセプト:フルハンドレスト
MX Vertical・Evoluent等の垂直マウスが手首角度の根本的な変更を目指すのに対し、Pro Fit Ergoは「手のひら全体がマウスに乗る」フルハンドレスト設計を採用。手のひらがマウス表面に完全に接触することで、指・手首への集中的な力を分散させるアプローチ。垂直マウスほどの急激な変化がないため、エルゴノミクスマウス入門として移行しやすい。
主要スペック
- センサー: 光学センサー 400/800/1200/1600 DPI(4段階切替)
- 接続: Bluetooth 4.0 または 2.4GHz USBレシーバー(切替ボタンで瞬時に切替可能)
- ボタン数: 5ボタン(左右クリック・中クリック・サイドボタン×2)
- 電池: 単3電池2本(最大18ヶ月)
- 重量: 約148g(電池含む)
- 対応手: 右手専用
- 対応OS: Windows、macOS、Chrome OS、Android、Linux
デュアルワイヤレス接続の実用性
Bluetooth接続とUSBレシーバー(2.4GHz)を切替ボタン1つで瞬時に切り替えられる機能は実用的なシナリオで活躍する:
- デスクトップPC(USBレシーバー)とノートPC(Bluetooth)を一台のマウスで切替
- 会議室の共有PCと個人ノートPC間でのシームレスな移行
- Bluetooth非対応の古い機器へのUSBレシーバー対応
大型デザインの対象ユーザー
手の長さ(手首〜中指先端)が19cm以上の大きい手のユーザーに最適。同ブランドのSmall版も展開されており、サイズ選択が重要。
エルゴノミクス効果の範囲
同社研究では、Pro Fit Ergoの使用で手首への負担が従来マウス比で最大20%減少するとしている。ただし本格的な垂直マウスと比べると回内軽減効果は限定的で、すでに手首痛がある場合はより傾斜の高いモデル(MX Vertical・Evoluent等)が推奨される。
Kensingtonの関連製品
Pro Fit Ergo Keyboard・ワイヤレスデスクセット(Pro Fit Ergo Desktop Set)も展開しており、マウスとキーボードをセットで揃えることでトータルのエルゴノミクス環境を構築できる。
価格対コスパ
MX Vertical(約15,000円)・Evoluent(約20,000円以上)と比較して、Pro Fit Ergo Wirelessは約8,000〜10,000円とエルゴノミクスマウスの中では手が届きやすい価格帯。入門〜中級ユーザーのコスパ重視選択肢として評価が高い。