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Linn Felt Mat(リンフェルトマット)

英 Linn Products が 1972 年に Sondek LP12 用として発売したフェルト製ターンテーブルマット。LP12 の純正アクセサリとして長く使われている軽量マット。

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2026/5/9 更新
関連タグ
Linn
Felt Mat
LP12
Turntable Mat
Vintage 1972
UK

概要

Linn Felt Mat は、英 Linn Products(1972 年 Glasgow 創業)が同年から販売しているフェルト製のターンテーブルマットです。同社のフラッグシップターンテーブル Sondek LP12 の純正アクセサリとして、半世紀近くにわたり提供されています。LP12 のサブシャシーサスペンションは軽量プラッタを前提にチューニングされているため、軽くて滑りやすいフェルトマットがその設計思想に合致しています。

販売価格は £20-25 程度、現在も新品が継続販売されており、Linn 公式ストアや国内代理店経由で入手できます。

主な特徴

  • 純羊毛フェルト: 高密度に圧縮された羊毛フェルト素材で、軽量かつ薄手です。
  • 厚み約 2mm: ターンテーブルの VTA 設計に影響しない薄さに統一されています。
  • 軽量設計: LP12 のサスペンション特性を損なわないよう、可能な限り軽く作られています。
  • 滑りやすい表面: レコードがマット上で適度に滑るため、スリップマットとして DJ 的な使い方も可能です。
  • 半世紀の継続生産: 1972 年から仕様の根幹が変わらず生産されており、互換性が保たれています。

仕様比較

製品素材厚み重さ価格帯
Linn Felt Matフェルト約 2mm約 50g£20-25
Pro-Ject Felt Matフェルト約 2mm約 50g£15 前後
Funk Firm Achromat 3mmアクリル発泡体3mm約 200g£85
Boston Audio Mat-1グラファイト約 3mm約 250gUS$350

使い方

  1. LP12 のプラッタに直接フェルトマットを載せる。
  2. レコードを置いて再生する。
  3. 静電気が気になる場合は再生前に軽くマットを乾拭きする。

選び方・注意点

LP12 ユーザーが純正以外のマット(Achromat 等)に変えると、サスペンションの動作が想定外の方向に動く場合があります。Linn 公式は LP12 のチューニングを保つ目的で純正フェルトの継続使用を推奨しています。一方、音色変化を楽しみたい場合は他社マットを試すユーザーも少なくありません。フェルトは経年で毛羽立つため、5-10 年に一度の純正交換が目安です。

関連用語との違い

用語重さ設計思想
Linn Felt Mat軽量LP12 サスペンションとの相性最優先
Funk Firm Achromat中量共振抑制でやや重め
Boston Audio Mat-1重め振動を熱に変換
TechDAS Air Mat中量エアサスペンションで振動絶縁

よくある質問

Q1. LP12 以外でも使えますか? A. 標準的な 12 インチプラッタを持つターンテーブルなら使用可能です。Pro-Ject や Rega の入門機にも装着できます。

Q2. フェルトは静電気を呼びませんか? A. 純羊毛フェルトは合成繊維よりは帯電しにくいものの、湿度が低い冬場は若干の静電気を帯びます。気になる場合は導電性のスタットコートスプレーが利用できます。

Q3. 互換マットで代替できますか? A. 安価な汎用フェルトマットでも厚み・重さは似ていますが、Linn 純正は重量管理が厳密で、LP12 のサスペンションを最適化したい場合は純正がおすすめです。

まとめ

  • 1972 年から半世紀にわたり Linn Sondek LP12 の純正アクセサリとして提供されているフェルトマット。
  • 軽量・薄手の純羊毛フェルトで、LP12 のサスペンション特性を損なわない設計。
  • 価格は £20-25 と入手しやすく、新品が継続販売されている。
  • LP12 のチューニング維持が目的なら純正、音色変化を狙うなら他社マットへの差し替えも選択肢になる。
この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度上級
作成日2026/5/9