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Nitty Gritty Mini Pro 2(ニッティーグリッティーミニプロツー)

米 Nitty Gritty が 1990 年に発売した民生 LP クリーニングマシン。両面同時吸引方式を小型筐体に収めた設計で、米国民生 Audiophile の普及機として長く使われてきた。

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2026/5/9 更新
関連タグ
Nitty Gritty
Mini Pro 2
Record Cleaner
Vintage 1990
USA

概要

Nitty Gritty Mini Pro 2 は、米 Nitty Gritty Record Care Products(1981 年 California 州 Anaheim 創業)が 1990 年に発売した民生 LP クリーニングマシンです。両面を同時に吸引する機構をコンパクトな筐体にまとめており、米国民生 Audiophile 市場で長く愛用されてきた普及機です。

販売価格は当時 約 US$700(現代換算で 約 ¥150,000-200,000)、Vintage 完動品の中古相場は ¥40,000-90,000 程度です。

主な特徴

  • 両面同時吸引: VPI HW-17F と同様、レコードの両面を一度の作業で洗浄できる構造です。
  • コンパクト設計: VPI 機よりも小型で、家庭の机上にも置きやすいサイズに収まっています。
  • 手動回転式: モーター回転ではなく、ユーザーが手でレコードを回す前提の設計で、その分構造がシンプルで故障しにくくなっています。
  • 専用洗浄液 Pure 2 推奨: 同社の Pure 2 洗浄液との組み合わせで使うのが基本です。
  • 修理性の高さ: 部品点数が少なく、消耗品の交換やメンテナンスが容易です。

仕様比較

製品発売年メーカー駆動方式価格帯(発売時)
Nitty Gritty Mini Pro 21990米手動回転US$700
Nitty Gritty Mini Pro 11985米手動回転US$500
VPI HW-17F1990米モーター回転US$1,200
Pro-Ject VC-S2 ALU2018チェコモーター回転¥80,000 前後

使い方の流れ

  1. レコードを Mini Pro 2 のスロットに挿入する。
  2. Pure 2 洗浄液を盤面に塗布する。
  3. 手でレコードを回しながら、ブラシで洗浄液を盤面全体に行き渡らせる。
  4. バキュームスイッチを入れて両面を同時に吸引する。

選び方・注意点

VPI HW-17F と比べて小型・低価格で、家庭用としての扱いやすさを重視した設計です。一方で手動回転のため、長時間連続で多数のレコードを洗浄する用途にはやや不向きです。1990 年代初期モデルではバキュームポンプの交換部品が入手困難なケースもあるため、購入前にポンプの状態を確認することをおすすめします。

関連用語との違い

用語サイズ感駆動
Nitty Gritty Mini Pro 2小型手動回転
Nitty Gritty 2.5Fi中型モーター回転
VPI HW-17F大型モーター回転
Pro-Ject VC-S2中型モーター回転

よくある質問

Q1. なぜ手動回転式なのですか? A. 故障原因になりやすい回転モーターを省くことで、コストと信頼性を両立する設計思想です。代わりに作業中はユーザーが回し続ける必要があります。

Q2. 洗浄液はサードパーティ品でも使えますか? A. L'Art du Son や Disc Doctor など、純粋なアルコール系洗浄液なら使用可能です。Pure 2 と組み合わせるのが純正推奨です。

Q3. 現在も新品で購入できますか? A. Nitty Gritty 社は現在も稼働しており、新型(2.5Fi、Pro 等)も販売継続中です。Mini Pro 2 自体は中古市場のみとなっています。

まとめ

  • 米 Nitty Gritty が 1990 年に発売した民生向け LP クリーニングマシン。
  • 両面同時吸引機構を小型筐体に収め、家庭での扱いやすさを実現。
  • 当時 US$700、現在は中古で ¥40,000-90,000 程度。
  • 手動回転と低価格を両立した、米国民生 Audiophile 普及機の代表格。
この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度上級
作成日2026/5/9