AI・機械学習
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Aria(アリア)
Rhymes AIが開発したオープンソースのマルチモーダルMixture-of-Expertsモデル。総パラメータ25.3B(アクティブ3.9B)でテキスト・画像・動画を処理し、Apache 2.0ライセンスで完全商用利用可能なマルチモーダルLLM。
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2026/6/7 更新
関連タグ
LLM
MoE
マルチモーダル
オープンソース
動画理解
Apache 2.0
Ariaとは
AriaはRhymes AI(米国スタートアップ)が2024年10月に公開したオープンソースのマルチモーダルMixture-of-Expertsモデル。テキスト・画像・動画の入力に対応し、Apache 2.0ライセンスで完全商用利用可能な点が特徴。
アーキテクチャ
Sparse MoE設計
総パラメータ25.3Bのうち、各トークン処理で活性化するのは3.9Bのみ。内部に64個の専門家(Expert)ネットワークを持ち、入力に応じて最適な2つのExpertをルーターが選択する。高品質を維持しながら推論コストを大幅に削減する。
マルチモーダルエンコーダ
- 画像: 最大4枚まで同時入力、各画像最大1,820×1,820px
- 動画: 最大256フレーム(約1分30秒の標準動画に相当)
- テキスト: 最大64Kトークンのコンテキストウィンドウ
性能比較
- MMMU: 54.3点(GPT-4o mini 60.0点)
- DocVQA: 90.6点(GPT-4o mini 79.4点を上回る)
- Video-MME: 68.8点(GPT-4o mini 68.4点とほぼ同等)
- MATH: 56.5点
ライセンスと入手
Apache 2.0(モデルウェイト・コード両方)— 商用利用・改変・再配布すべて自由。Hugging Face: rhymes-ai/Ariaで公開中。vLLMでのサービング対応、transformersライブラリで推論可能。
競合モデルとの位置づけ
- vs Qwen2-VL-7B: 動画理解は互角だがMoE構造で推論効率が高い
- vs Phi-3.5-MoE: マルチモーダル対応でAriaが優位
- vs Pixtral 12B: アクティブパラメータ効率でAriaが優れる
主な活用場面
- オンプレミスでのマルチモーダルRAGシステム構築
- EC商品画像の属性自動抽出・カタログ生成
- 動画コンテンツのメタデータ自動付与
- 多言語文書画像のOCR+翻訳パイプライン
- Apache 2.0のため社内機密データを扱うシステムへの組み込みが安全