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    4K120fpsキャプチャーカードの選び方2026|PS5/高画質配信

    自作.com編集部·2026年6月3日·更新: 2026年10月13日

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    目次

    4K120fpsキャプチャーボードの重要性とHDMI 2.1の技術的背景4K120fps対応キャプチャーボードの選び方と重要スペックキャプチャーボード選定時のチェックリスト最新4K120fps対応キャプチャーボード製品比較主要モデル性能比較表4K高画質配信・録画に必要なPCスペックとハードウェア構成推奨PCパーツ構成表PS5/次世代機における信号伝送の最適化と接続手順物理的な接続フローと設定手順配信ソフト(OBS Studio)の最適設定とビットレート管理4K配信/録画向け推奨設定値トラブルシューティング:4K120fps環境でよくある問題と解決策1. 画面がブラックアウトする、または点滅する2. 映像と音声が徐々にズレていく(音ズレ)3. キャプチャーボードが異常に熱くなる(熱暴走)4. 120fps設定にしたが、映像がカクつく(スタッタリング)5. HDR設定にすると色が不自然(白飛び・色褪せ)4K120fpsキャプチャ環境のコストパフォーマンス分析予算別構成プランよくある質問(FAQ)まとめ

    4K120fpsキャプチャーボードの重要性とHDMI 2.1の技術的背景

    4K120fpsキャプチャーボードの重要性とHDMI 2.1の技術的背景
    4K120fpsキャプチャーボードの重要性とHDMI 2.1の技術的背景

    2026年現在、PlayStation 5やXbox Series X/S、そして最新のハイエンドゲーミングPCにおいて、「4K 120fps」という描画性能は標準的なターゲットとなりました。特にFPS(ファーストパーソン・シューティング)やレースゲームなどの競技性の高いタイトルでは、1秒間に120回画面が更新される120fps環境が、入力遅延の低減と視認性の向上に直結します。しかし、従来のキャプチャーボードの多くはHDMI 2.0規格に基づいており、最大帯域幅が18Gbpsに制限されていたため、4K解像度では最大60fpsまでしか出力・パススルーできないという物理的な限界がありました。

    ここで重要になるのが「HDMI 2.1」規格です。HDMI 2.1は帯域幅を最大48Gbpsまで拡大しており、これにより4K解像度での120fps、さらには8K解像度での60fps伝送が可能となりました。キャプチャーボードにおける「4K120fps対応」には、大きく分けて「パススルー対応」と「キャプチャ対応」の2種類が存在します。パススルーとは、ゲーム機から出力された映像をそのままモニターに流す機能のことであり、プレイヤーが120fpsの低遅延環境でプレイするために不可欠です。一方、キャプチャとはPC側に保存・配信するための録画機能であり、ここを4K120fpsで動作させるには極めて高いデータ転送速度と処理能力が要求されます。

    多くのユーザーが陥る罠は、「4K120fps対応」と記載されていても、実際には「パススルーのみが120fpsで、録画は4K60fpsや1080pまで」という製品が多いことです。2026年の配信環境では、視聴者が4Kモニターで視聴することが一般化したため、録画・配信側でも4K解像度を維持しつつ、いかにして高フレームレートを維持するかが機材選びの分かれ道となります。また、VRR(可変リフレッシュレート)やALLM(自動低遅延モード)といったHDMI 2.1特有の機能がパススルー時に維持されるかどうかも、競技志向のプレイヤーにとっては妥協できないポイントとなります。

    4K120fps対応キャプチャーボードの選び方と重要スペック

    4K120fps対応キャプチャーボードの選び方と重要スペック
    4K120fps対応キャプチャーボードの選び方と重要スペック

    キャプチャーボードを選ぶ際、まず注目すべきは「インターフェース」です。USB接続(USB 3.2 Gen 2 / USB4)とPCIe接続(内蔵カード)の2種類がありますが、4K120fpsという膨大なデータを扱う場合、基本的にはPCIe接続が推奨されます。USB接続の場合、帯域幅の制限により、圧縮(エンコード)をかけた状態でデータを送る必要があるため、わずかながら遅延が発生したり、画質が劣化したりする傾向があります。一方、PCIe x4などのスロットに直接挿入するタイプは、マザーボードのバスを直接利用して高速転送を行うため、低遅延かつ高画質なキャプチャが可能です。

    次に「パススルー解像度とフレームレート」を確認してください。PS5で「120Hz出力」設定を有効にしたままプレイしたい場合、キャプチャーボードがHDMI 2.1パススルーに対応している必要があります。もしHDMI 2.0までの製品を使用すると、モニター側で自動的に60fpsにダウンスケールされ、120fpsの滑らかさが失われます。また、HDR(ハイダイナミックレンジ)の対応状況も重要です。HDR10やHLGに対応していない製品では、明暗差の激しい最新ゲームにおいて白飛びや黒潰れが発生し、本来の映像美を損なうことになります。

    さらに、キャプチャ側の「最大記録解像度」と「エンコード方式」をチェックしましょう。最近のトレンドはAV1(AOMedia Video 1)コーデックへの対応です。AV1は従来のH.264やH.265(HEVC)よりも圧縮効率が極めて高く、同じビットレートであればより高精細な映像を維持できます。特に4K配信ではビットレートを上げすぎると視聴側の回線負荷が高くなるため、AV1対応のハードウェアエンコーダーを搭載したキャプチャーボード、あるいはAV1エンコード可能なGPU(RTX 40シリーズ以降など)との組み合わせが必須条件となります。

    キャプチャーボード選定時のチェックリスト

    • HDMI 2.1パススルー対応か: 4K 120fps / 8K 60fpsでの出力が可能か。
    • VRR (Variable Refresh Rate) 対応か: ティアリングを防ぎ、滑らかな映像を維持できるか。

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  1. 接続方式: PCIe Gen 3/4 x4 以上か、USB 3.2 Gen 2 (10Gbps) 以上か。
  2. 最大キャプチャ解像度: 4K 60fpsまでか、あるいは4K 120fpsまで録画可能か。
  3. 色空間のサポート: 4:4:4 (無圧縮) か 4:2:2 / 4:2:0 (圧縮) か。
  4. HDR対応: HDR10, HLG, Dolby Visionなどのサポート状況。
  5. 遅延 (Latency): パススルー遅延がゼロ(Zero Latency)であるか。
  6. 最新4K120fps対応キャプチャーボード製品比較

    最新4K120fps対応キャプチャーボード製品比較
    最新4K120fps対応キャプチャーボード製品比較

    2026年現在、市場で評価の高いハイエンドモデルを比較します。特にAVerMediaとElgatoの最新世代は、HDMI 2.1への完全対応により、PS5 Proなどの次世代機でも性能をフルに発揮できるよう設計されています。

    主要モデル性能比較表

    製品名インターフェースパススルー最大性能キャプチャ最大性能対応コーデック推定価格 (税込)特徴
    Elgato Game Capture 4K ProPCIe x44K 120fps / 8K 60fps4K 144fps (Pass) / 4K 60fps (Cap)H.264/H.26548,000円VRR完全対応、安定性抜群
    AVerMedia Live Gamer 4K II (GC573)PCIe x14K 60fps (HDMI 2.0)4K 60fpsH.264/H.26532,000円コスパ重視、コンパクト設計
    AVerMedia Live Gamer Ultra (GC553G2)USB 3.2 Gen 24K 144fps / 120fps4K 60fpsH.264/H.26538,000円外付けの手軽さと高画質を両立
    Razer Ripsaw HD (Next Gen 2026)PCIe x44K 120fps4K 120fps (AV1)AV1 / H.26555,000円AV1ハードウェアエンコード搭載
    Elgato 4K XUSB-C (USB 3.2)4K 144fps4K 60fpsH.264/H.26542,000円USB接続ながら低遅延を実現

    上記の表からわかる通り、パススルーの120fps対応は一般的になりましたが、キャプチャ(録画)側で120fpsを維持できるモデルは非常に限定的です。多くのユーザーにとって、プレイ環境(パススルー)を4K 120fpsにし、録画(配信)を4K 60fpsにする構成が現実的な最適解となります。なぜなら、YouTubeやTwitchなどの配信プラットフォーム側が、一般視聴者向けに120fps配信を完全サポートしているわけではないためです。

    ただし、後でスローモーション映像を作成したり、高フレームレートのアーカイブを保存したいクリエイターにとっては、RazerやElgatoの最上位モデルのような「キャプチャ側120fps対応」機が必須となります。特にAV1コーデックに対応したモデルは、4K 120fpsという膨大なデータ量を効率的に圧縮できるため、ストレージへの負荷を軽減しつつ、極めて高い画質を維持することが可能です。

    また、価格面ではPCIe接続の方が高価になる傾向がありますが、これはマザーボードのバス帯域を専有し、安定したデータ転送を保証するためのコストと言えます。USB接続モデルは利便性が高い反面、USBハブなどの経由によって帯域不足に陥り、コマ落ち(ドロップフレーム)が発生するリスクがあるため、必ずPC背面のメインボード直結ポート(10Gbps対応)を使用することが推奨されます。

    4K高画質配信・録画に必要なPCスペックとハードウェア構成

    4K 120fpsの映像信号をキャプチャし、それをリアルタイムでエンコードして配信・録画するには、キャプチャーボード単体ではなく、PC全体のスペックが重要になります。特にCPUとGPUの負荷は極めて高く、低スペックなPCでは映像がカクついたり、録画ファイルが破損したりする原因となります。

    推奨PCパーツ構成表

    パーツエントリー(4K 60fps配信)ハイエンド(4K 120fps録画・配信)理由・備考
    CPUIntel Core i5-14600K / Ryzen 7 7700XIntel Core i9-14900K / Ryzen 9 7950X4Kのマルチタスク処理には多コア必須
    GPUNVIDIA RTX 4060 Ti (16GB)NVIDIA RTX 4080 Super / RTX 50-seriesNVENC (AV1) エンコーダーの有無が決定打
    メモリ32GB DDR5-5600MHz64GB DDR5-6400MHz4Kバッファリングによるメモリ消費増に対応
    SSDNVMe Gen4 1TB (Read 5000MB/s)NVMe Gen5 2TB (Read 10000MB/s)4K高ビットレート書き込み時のボトルネック解消
    電源750W 80PLUS GOLD1000W 80PLUS PLATINUMGPUとキャプチャボードの安定電力供給
    OSWindows 11 ProWindows 11 Pro (最新ビルド)DirectX 12 Ultimate / HDMI 2.1最適化

    特に注目すべきはGPUの「ハードウェアエンコーダー」です。NVIDIAのRTX 40シリーズ以降に搭載されている第8世代NVENCは、AV1エンコードをハードウェアレベルで処理します。これにより、CPUに負荷をかけることなく、4Kの高画質映像をリアルタイムで圧縮可能です。もしCPU(x264)で4Kエンコードを行おうとすると、Core i9クラスであってもCPU使用率が100%に達し、配信ソフト(OBS等)がクラッシュする可能性が高いため、必ずGPUエンコード(NVENCやAMD AMF)を利用してください。

    ストレージ(SSD)の速度も見落とせません。4K 60fps/120fpsの高品質録画を行う場合、ビットレートを100Mbps〜200Mbps以上に設定することがあります。このとき、書き込み速度が遅いSATA SSDやHDDを使用していると、書き込みが追いつかず「エンコード過負荷」というエラーが表示され、映像が飛び飛びになります。Samsung 990 ProのようなGen4最高速モデルや、Crucial T700のようなGen5 SSDを導入し、シーケンシャル書き込み速度を確保することが、安定した録画の絶対条件です。

    メモリ容量についても、32GBでは不足するケースが増えています。OBS Studioで4Kソースを扱い、さらにブラウザで配信管理画面を開き、Discordで通話しながらゲームを録画する場合、メモリ消費量は容易に25GBを超えます。余裕を持って64GBを搭載することで、OSの仮想メモリへのスワップを防ぎ、システム全体のレイテンシを低く抑えることができます。

    PS5/次世代機における信号伝送の最適化と接続手順

    機材が揃っても、接続方法や設定を誤ると4K 120fpsの恩恵を十分に受けられません。特にPS5などのコンソール機は、著作権保護技術であるHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)が有効になっており、これが原因でキャプチャーボードに映像が映らないトラブルが多発します。

    物理的な接続フローと設定手順

    1. ケーブルの選定: 必ず「Ultra High Speed HDMI」認証を受けたHDMI 2.1ケーブルを使用してください。安価なHDMI 2.0ケーブル(Premium High Speed)では、4K 120fpsの帯域(48Gbps)を維持できず、画面がブラックアウトしたり、ノイズが走ったりします。
    2. 接続順序: PS5 $\rightarrow$ HDMI 2.1ケーブル $\rightarrow$ キャプチャーボード(IN) $\rightarrow$ HDMI 2.1ケーブル $\rightarrow$ 4K 120Hzモニター(OUT)
    3. PS5側の設定:
      • HDCPの無効化: [設定] $\rightarrow$ [システム] $\rightarrow$ [HDMI] $\rightarrow$ [HDCP有効にする] をオフにします。これをしないと、キャプチャーボードに信号が届きません。
      • 解像度の設定: [解像度] を「自動」ではなく「2160p」に固定し、[120Hz出力] を「自動」または「オン」に設定します。
      • VRRの設定: [VRR] をオンにし、モニター側でもVRR/FreeSync/G-SYNCを有効にします。
    4. PC側の設定:
      • キャプチャーボードの専用ドライバを最新版に更新します。
      • OBS Studio等のソフトで、解像度を「4K (3840x2160)」に設定し、フレームレートを「60」または「120」に合わせます。
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    ここで注意したいのが、モニター側のリフレッシュレート設定です。Windowsのディスプレイ設定でモニターが60Hzに制限されている場合、パススルー映像が120fpsであっても、PC側で見ているプレビュー画面は60fpsになります。あくまで「プレイヤーがモニターで見る映像」と「PCに記録される映像」は別物であることを理解してください。

    また、オーディオ設定についても最適化が必要です。4K高画質配信では映像だけでなく、音質も重要です。PS5の音声出力を「Linear PCM」に設定することで、キャプチャーボード側でのデコード負荷を減らし、音ズレ(オーディオドリフト)を最小限に抑えることができます。もし音声が途切れる場合は、キャプチャーボードのサンプリングレート(44.1kHz / 48kHz)とWindowsのサウンド設定を完全に一致させてください。

    配信ソフト(OBS Studio)の最適設定とビットレート管理

    ハードウェアが完璧でも、ソフトウェアの設定が不適切であれば、配信映像はブロックノイズだらけになります。特に4K配信は、従来の1080p配信とは比較にならないほどのデータ量を消費するため、戦略的なビットレート設定が求められます。

    4K配信/録画向け推奨設定値

    項目配信向け設定 (Twitch/YouTube)録画向け設定 (アーカイブ保存)根拠・理由
    エンコーダーNVIDIA NVENC AV1 / H.264NVIDIA NVENC AV1 / HEVC低負荷・高効率なハードウェア処理
    レート制御CBR (固定ビットレート)CQP (固定品質) または VBR配信は安定性、録画は画質優先
    ビットレート20,000 〜 50,000 kbps80,000 〜 150,000 kbps4Kの精細さを維持するための最低ライン
    キーフレーム間隔2秒0 (自動)配信プラットフォームの同期仕様に合わせる
    プリセットP5: Slow (高品質)P7: Slowest (最高品質)GPUリソースを贅沢に使いノイズを低減
    プロファイルHighMain / High色深度と圧縮効率の最適化

    配信において最も重要なのは「視聴者の回線速度」との兼ね合いです。配信者が100Mbpsで送っても、視聴者が5Mbpsの回線であれば映像は止まります。そのため、YouTubeなどの4K対応プラットフォームでは、サーバー側でトランスコード(解像度変換)が行われますが、それでも元映像のビットレートが低すぎると、激しい動きのシーンで激しいモザイク状のノイズ(ブロックノイズ)が発生します。4K配信を行うなら、最低でも25,000kbps以上のアップロード速度を確保した光回線環境が必須です。

    一方、録画に関しては「CQP(Constant Quantization Parameter)」設定を強く推奨します。CBRのようにビットレートを固定するのではなく、映像の複雑さに応じてビットレートを変動させる方式です。CQP値は通常「18〜23」に設定します。数値が小さいほど高画質(ファイルサイズ大)になります。4K 120fpsでCQP 18に設定すると、1分間で数GBの容量を消費することもありますが、編集後の書き出しにおいてプロレベルの画質を維持できます。

    さらに、OBSの「ベース(キャンバス)解像度」と「出力(スケーリング)解像度」を分けるテクニックも有効です。PC負荷が高い場合は、ベースを4Kにしつつ、出力だけを1440p(WQHD)に落とすことで、見た目の画質を維持しながら配信の安定性を劇的に向上させることができます。これは「ダウンサンプリング」と呼ばれ、1080pに落とすよりも格段にシャープな映像が得られるため、中級以上の配信者がよく用いる手法です。

    トラブルシューティング:4K120fps環境でよくある問題と解決策

    ハイエンドな機材を組み合わせた環境ほど、予期せぬ相性問題や設定ミスによるトラブルが発生しやすくなります。ここでは、現場で頻発する具体的な問題とその解決策を提示します。

    1. 画面がブラックアウトする、または点滅する

    原因: HDMIケーブルの帯域不足、またはHDCPの干渉。 解決策:

    • ケーブルを「Ultra High Speed HDMI (HDMI 2.1)」認証品に交換してください。
    • PS5の設定でHDCPをオフにしてください。
    • キャプチャーボードの端子にホコリが溜まっていないか確認し、接点復活剤などで清掃してください。

    2. 映像と音声が徐々にズレていく(音ズレ)

    原因: サンプリングレートの不一致、またはキャプチャ側でのバッファ遅延。 解決策:

    • Windowsのサウンド設定 $\rightarrow$ [録音] $\rightarrow$ [キャプチャーボードのプロパティ] $\rightarrow$ [詳細] で、48,000Hz (DVD品質) に統一してください。
    • OBSの「オーディオ詳細設定」から、音声同期オフセット(ms)を調整し、手動でタイミングを合わせてください。

    3. キャプチャーボードが異常に熱くなる(熱暴走)

    原因: PCIeカードの密閉空間での熱蓄積。4K処理はチップに高い負荷をかけます。 解決策:

    • ケースファンの回転数を上げ、PCIeスロット周辺にエアフローを確保してください。
    • PCIeカードの上に小型の冷却ファンを設置するか、ヒートシンクを追加して表面温度を60℃以下に抑える工夫をしてください。

    4. 120fps設定にしたが、映像がカクつく(スタッタリング)

    原因: モニターのリフレッシュレートとキャプチャレートの不整合。 解決策:

    • モニター側で「ゲームモード」を有効にし、VRR設定を再確認してください。
    • OBSのフレームレート設定を、キャプチャボードの出力に合わせて正確に(例:59.94fpsではなく60fpsに)固定してください。

    5. HDR設定にすると色が不自然(白飛び・色褪せ)

    原因: HDR信号をSDR(標準ダイナミックレンジ)として表示しているため。 解決策:

    • OBSのフィルタ設定から「HDR Tone Mapping」を適用してください。これにより、HDRの広い色域をSDRモニター向けに適切に変換して表示・配信できます。

    4K120fpsキャプチャ環境のコストパフォーマンス分析

    最後に、予算別の最適な機材構成を提案します。4K 120fps環境を構築するには、キャプチャーボードだけでなく、それを支えるPCスペックへの投資が必要です。

    予算別構成プラン

    プラン予算目安推奨構成期待できるパフォーマンス
    コスト重視プラン約15〜20万円USB 3.2キャプチャボード + RTX 4060 + Core i54K 120fpsパススルー $\rightarrow$ 1080p/4K 60fps配信。カジュアルな配信向け。
    バランスプラン約25〜35万円PCIe 4K Proモデル + RTX 4070 Ti Super + Core i74K 120fpsパススルー $\rightarrow$ 4K 60fps高画質録画。本格的なゲーム実況者向け。
    究極のプロプラン約50万円〜AV1対応最上位モデル + RTX 50-series + Core i9/Ryzen 94K 120fpsパススルー $\rightarrow$ 4K 120fps AV1録画。プロの映像制作・競技シーン向け。
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    コストパフォーマンスを最大化させるポイントは、「どこで妥協するか」を明確にすることです。例えば、「プレイ体験(パススルー)は絶対に120fpsでなければならないが、配信はYouTubeの仕様に合わせて4K 60fpsで十分」と考えるのであれば、キャプチャ録画機能に過剰な投資をする必要はありません。その分をGPU(RTX 4080以上)に回し、AV1エンコードによる画質向上を狙う方が、視聴者にとってのメリットは大きくなります。

    一方で、将来的に8Kモニターへの移行や、超高フレームレートのアーカイブ保存を検討している場合は、最初からPCIe接続のAV1対応モデルを選択すべきです。後からパーツを買い直すと、ケーブル類やマザーボードの空きスロットの問題で二度手間になることが多いためです。

    よくある質問(FAQ)

    Q1: HDMI 2.0のキャプチャーボードでPS5の120fpsをプレイできますか? A1: いいえ、不可能です。HDMI 2.0の物理的な帯域制限により、4K解像度では最大60fpsまでしか出力できません。120fpsでプレイしたい場合は、必ずHDMI 2.1パススルー対応のモデルを選択してください。

    Q2: パススルーとキャプチャの「120fps」は同じ意味ですか? A2: 全く異なります。パススルーは「モニターに送る映像」であり、キャプチャは「PCに保存する映像」です。多くの製品は「パススルーは120fpsだが、キャプチャは60fpsまで」という仕様になっています。録画まで120fpsで行いたい場合は、製品スペックの「Capture Resolution/FPS」を確認してください。

    Q3: USB接続のキャプチャーボードでも4K120fpsは可能ですか? A3: パススルーに関してはUSB接続モデルでもHDMI 2.1搭載機であれば可能です。しかし、キャプチャ(録画)に関してはUSBの帯域制限があるため、PCIe接続モデルに比べて遅延が発生しやすく、画質劣化(圧縮)が強くなる傾向があります。

    Q4: 4K配信をするとPCが非常に重くなります。どうすればいいですか? A4: まずはエンコーダーを「CPU (x264)」から「GPU (NVENC/AV1)」に変更してください。また、OBSの出力解像度を 2560x1440 (WQHD) に下げることで、画質への影響を最小限に抑えつつ負荷を大幅に軽減できます。

    Q5: VRR(可変リフレッシュレート)対応のキャプチャーボードを選ぶべき理由は? A5: VRRは、ゲーム側のフレームレート変動に合わせてモニターのリフレッシュレートを同期させる機能です。これにより、画面の引き裂き(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)がなくなり、特にFPSなどの激しい動きがあるゲームでの視認性が劇的に向上するためです。

    Q6: HDRを有効にすると、録画した映像の色がおかしくなります。 A6: これはHDR信号をSDRとして記録しているためです。OBSの「フィルタ」から「HDR Tone Mapping」を追加するか、録画形式をHEVC/AV1などのHDR対応コーデックに設定し、視聴側の環境もHDR対応にする必要があります。

    Q7: 4K 120fps録画に必要なSSDの速度はどれくらいですか? A7: 高ビットレート(100Mbps以上)で録画する場合、シーケンシャル書き込み速度が 3,000MB/s 以上の NVMe Gen4 SSD を推奨します。SATA SSDやHDDでは書き込み速度が追いつかず、コマ落ちが発生する可能性が非常に高いです。

    Q8: HDMI 2.1ケーブルならどのメーカーのものでも同じですか? A8: いいえ。「Ultra High Speed HDMI」認証ロゴがついている製品を選んでください。認証のない格安ケーブルでは、48Gbpsのフル帯域を安定して流せず、画面の点滅や解像度の低下を招くことがあります。

    まとめ

    2026年における4K 120fpsキャプチャー環境の構築は、単なるパーツ選びではなく、「帯域幅の管理」という技術的な視点が不可欠です。本記事の要点を以下にまとめます。

    • HDMI 2.1の必須性: PS5等の120fps環境を維持するには、48Gbps帯域を持つHDMI 2.1パススルー対応機が絶対条件となる。
    • パススルー vs キャプチャ: 「プレイは120fps、録画は60fps」という構成が一般的。録画まで120fpsを求めるならAV1対応の最上位モデルを選択すること。
    • PCスペックの重要性: 4Kエンコードは極めて負荷が高いため、RTX 40/50シリーズのNVENC (AV1) と、Gen4/Gen5 NVMe SSDの組み合わせが必須。
    • 接続の最適化: HDCPの無効化、Ultra High Speed HDMIケーブルの使用、OBSでのCQP設定など、細かな設定が画質と安定性を左右する。
    • 予算の考え方: 配信プラットフォームの制限を考慮し、無理にキャプチャ側を120fpsにするより、GPUやメモリに投資してエンコード品質を上げる方が合理的である。

    正しい機材選びと設定を行うことで、プレイヤーとしての競技性を損なうことなく、視聴者に最高の映像体験を提供する配信環境を実現してください。

    4K120fpsキャプチャーカードの選び方2026|PS5/高画質配信 よくある質問

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