3DMark ベンチマーク(スリーディーマークベンチマーク)
UL Solutions GPU/CPUベンチマーク。Steel Nomad(2024 DirectX 12・RTX 5090 14500+)・Time Spy/Extreme(DirectX 12)・Port Royal(Ray Tracing)・Speed Way(DX12 Ultimate)・Fire Strike(DX11・旧世代)・Night Raid(iGPU向け)・Wild Life(Mobile)・Procyon AI benchmark・CPU Profileが2026年主要、score比較Webで公式ランキング確認。
概要
3DMark ベンチマークは UL Solutions が提供する GPU/CPU 用の統合テストスイートです。DirectX 12 以降の API とレイトレーシング、AI 推論、モバイル向け GPU までを網羅し、2026年に公式ランキングが更新されるたびに最新スコアが公開されます。主要テストは Steel Nomad、Time Spy/Extreme、Port Royal、Speed Way、Fire Strike、Night Raid、Wild Life、Procyon AI benchmark、CPU Profile で構成され、各テストは GPU と CPU の性能を個別に測定し、合計スコアとして表示されます。
主な特徴・仕組み
- Steel Nomad:DirectX 12 Ultimate と RTX 5090 14500+ を想定した高負荷テスト。
- Time Spy / Extreme:DirectX 12 のベンチマークで、レイトレーシングとレイレイアウトの両方を評価。
- Port Royal:レイトレーシング専用テスト。RTX 4080 などのハードウェアアクセラレーションを最大限に活用。
- Speed Way:DX12 Ultimate の機能を網羅し、レイレイアウトとレイトレーシングを同時に測定。
- Fire Strike:DirectX 11 ベースのテストで、レガシー GPU との互換性を確認。
- Night Raid:iGPU 向けテスト。Intel Core Ultra 9 285K の統合 GPU を評価。
- Wild Life:モバイル GPU を対象。AMD Radeon RX 7900 XTX の低消費電力モードを検証。
- Procyon AI benchmark:AI 推論性能を測定。RTX 5090 の Tensor コアを最大限に活用。
- CPU Profile:CPU のクロック、キャッシュ、スレッド数を測定し、GPU スコアと組み合わせて総合評価を行う。
スペック/製品比較表
| GPU | スコア | GPU スコア | CPU スコア |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 1,200,000 | 1,050,000 | 150,000 |
| RTX 4090 | 950,000 | 830,000 | 120,000 |
| RTX 4080 | 780,000 | 680,000 | 100,000 |
| Radeon RX 7900 XTX | 720,000 | 620,000 | 90,000 |
| RTX 3090 | 650,000 | 540,000 | 80,000 |
具体例・対応製品
- RTX 5090:24GB GDDR7、5.7GHz、10nm、10.5 TFLOPs。
- RTX 4080:16GB GDDR6X、2.5GHz、8nm、8.5 TFLOPs。
- RTX 4090:24GB GDDR6X、2.5GHz、8nm、10 TFLOPs。
- AMD Radeon RX 7900 XTX:24GB GDDR6、2.3GHz、7nm、9 TFLOPs。
- Ryzen 9 7950X:16コア 32スレッド、4.5GHz、DDR5-6000、1.5MB L3。
- Intel Core i9-13900K:24コア 32スレッド、5.8GHz、DDR5-6000、24MB L3。
- Core Ultra 9 285K:12コア 24スレッド、3.5GHz、DDR5-4800、12MB L3。
- RTX 3090:24GB GDDR6X、1.7GHz、8nm、10 TFLOPs。
- Radeon RX 6800 XT:16GB GDDR6、2.0GHz、7nm、7.5 TFLOPs。
- RTX 3070:8GB GDDR6、1.5GHz、8nm、5 TFLOPs。
自作PCでの選び方・注意点
- GPU の TDP と電源容量を確認。RTX 5090 は 450W、RTX 4080 は 350W。
- CPU と GPU のバランスを考慮。Ryzen 9 7950X で RTX 4090 を組むと 90% 以上の性能が得られる。
- メモリは DDR5-6000 以上を推奨。16GB で十分だが、4K ゲームでは 32GB が望ましい。
- 冷却は水冷または高性能空冷。RTX 5090 は 5.7GHz で発熱が大きい。
- マザーボードは PCIe 5.0 x16 をサポート。RTX 5090 は PCIe 5.0 を最大限に活用。
- BIOS の更新は必須。最新 BIOS で PCIe 5.0 が安定。
- ドライバは NVIDIA GeForce RTX 5090 ドライバ 530.30 以上。
- 3DMark のスコアは GPU と CPU を別々に確認。CPU がボトルネックになるケースがある。
- 電源ユニットは 80+ Platinum 以上。RTX 5090 では 650W が推奨。
- ケースのエアフローを最適化。高温はスロットリングを引き起こす。
関連用語との違い
- 3DMark vs GFXBench:GFXBench は主にフレームレートを測定し、3DMark は総合スコアを算出。
- 3DMark vs Unigine Heaven:Unigine Heaven はレイトレーシングを重視するが、3DMark は DirectX 12 Ultimate 全体を網羅。
- 3DMark vs Geekbench:Geekbench は CPU のベンチマークに特化。3DMark は GPU と CPU を同時に評価。
よくある質問
Q1. 3DMark のスコアはどのくらいの頻度で更新されますか?
A1. 公式サイトで新ハードウェアが登場するたびに更新され、2026年のリリース時に大規模なスコアリセットが行われる。
Q2. RTX 5090 の 14500+ という数値は何を示していますか?
A2. 14500+ は DirectX 12 Ultimate の機能を最大限に活用したときの理論上のスコア上限を示す。実際のスコアは環境により若干変動。
Q3. CPU Profile はどのような用途に適していますか?
A3. CPU のクロック、キャッシュ、スレッド数を詳細に測定できるため、CPU のボトルネックを特定したい場合に有効。
まとめ
3DMark ベンチマークは、DirectX 12 以降の API とレイトレーシング、AI 推論、モバイル GPU までを網羅した統合テストスイートです。2025年から2026年にかけて登場する RTX 5090 や AMD Radeon RX 7900 XTX などの次世代ハードウェアを正確に評価でき、GPU と CPU のバランスを把握するために不可欠なツールです。自作PC を構築する際は、TDP、電源容量、冷却、メモリ帯域幅などを総合的に検討し、3DMark のスコアを参考に最適な構成を決定してください。