PassMark/Geekbench(パスマークギークベンチ)
CPUベンチマーク比較サイト+ツール。PassMark CPU Mark(9950X 76000+・285K 73000+・9950X3D 75500+)・Geekbench 6(Single/Multi・GPU OpenCL/Metal/Vulkan・M4 Max Single 3900+/Multi 26000+)・CPU-Z Bench 2024・UserBenchmark・NotebookCheck・TechPowerUp CPU Database 2026年最新。
概要
PassMark CPU Mark と Geekbench 6 は、CPU や GPU の性能を数値化し、製品間で比較できる代表的なベンチマークツールです。
PassMark は 2026年に公開された最新版で、9950X 76000+、285K 73000+、9950X3D 75500+ などのスコアを提供します。
Geekbench 6 はシングル・マルチスレッドのスコアに加え、GPU の OpenCL/Metal/Vulkan スコアを測定し、M4 Max Single 3900+、Multi 26000+ などを掲載しています。
主な特徴・仕組み
- PassMark は CPU の整数演算、浮動小数点演算、メモリ帯域幅などを総合的に評価し、単一の「CPU Mark」を算出。
- Geekbench 6 はタスクごとにスコアを分け、シングルスレッド(Single)とマルチスレッド(Multi)を別々に表示。
- GPU スコアは、OpenCL(Linux/Windows)、Metal(macOS)、Vulkan(クロスプラットフォーム)で実行し、GPU のクロックとメモリ帯域幅を反映。
- どちらも Windows、Linux、macOS で利用可能で、無料版と有料版が存在。
スペック/製品比較表
| 製品 | PassMark CPU Mark | Geekbench 6 Single | Geekbench 6 Multi | GPU OpenCL | GPU Metal | GPU Vulkan |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X | 76000+ | 3900+ | 26000+ | 9500+ | 9700+ | 9400+ |
| Ryzen 9 9950X3D | 75500+ | 3800+ | 25500+ | 9400+ | 9600+ | 9300+ |
| Core Ultra 9 285K | 73000+ | 3600+ | 24000+ | 9200+ | 9400+ | 9100+ |
| Intel Core i9‑13980HX | 71000+ | 3500+ | 23000+ | 9100+ | 9300+ | 9000+ |
| RTX 5090 | – | – | – | 14000+ | 14500+ | 13800+ |
*スコアは 2026年時点での最新データ。
*CPU と GPU のスコアは同一のマシンで測定した場合の値。
具体例・対応製品
- Ryzen 9 9950X: 5.7GHz のクロック、32MB L3 キャッシュ、128KB L1 キャッシュ。
- Ryzen 9 9950X3D: 3D V‑Cache 64MB 追加、合計 96MB L3。
- Core Ultra 9 285K: 4.5GHz のクロック、24GB GDDR7 メモリ、PCIe 5.0 x16 接続。
- Intel Core i9‑13980HX: 5.0GHz のクロック、16GB DDR5‑6000、L3 32MB。
- RTX 5090: 24GB GDDR7、3.5GHz のクロック、PCIe 5.0 x16。
自作PCでの選び方・注意点
- CPU のクロックとキャッシュサイズを確認。
- メモリ速度(DDR5‑6000 など)がベンチマークに影響。
- GPU のメモリ帯域幅(GDDR7 24GB など)を比較。
- PCIe バージョン(5.0 x16)で転送速度を確保。
- 電源容量(W)と効率(80+ Platinum など)を合わせる。
- 冷却性能(CPU ファン、ケース ファン)を検討。
- BIOS/UEFI のアップデートでスコアが向上する場合がある。
- OS の 64‑bit 版を使用し、ドライバを最新版に保つ。
- ストレージ速度(NVMe 1.4 など)が全体のレスポンスに寄与。
- 予算と用途(ゲーム、レンダリング、AI 推論)を照らし合わせる。
関連用語との違い
- UserBenchmark はユーザーが実際に走らせたスコアを集計するが、PassMark は標準化されたテストを実施。
- NotebookCheck はノートパソコンの総合評価を行うが、CPU や GPU の純粋な性能は PassMark/Geekbench で測定。
- TechPowerUp CPU Database は主に製品情報を提供し、ベンチマークスコアは別途参照。
- CPU-Z Bench 2024 は主に Windows 環境での簡易ベンチマークで、PassMark の詳細なテスト項目は含まない。
よくある質問
Q1. PassMark と Geekbench のスコアは直接比較できますか?
A1. それぞれのベンチマークは測定項目が異なるため、単純に数値を比較するのは不適切です。
Q2. 2025年にリリースされた CPU はどちらのベンチマークで評価されるべきですか?
A2. 目的に応じて選択。ゲーム向けなら Geekbench の GPU スコア、総合性能なら PassMark の CPU Mark が参考になります。
Q3. GPU の Metal スコアは macOS でのみ有効ですか?
A3. はい。Metal は macOS 専用の API で、Windows では OpenCL/Vulkan が主に使用されます。
まとめ
PassMark CPU Mark と Geekbench 6 は、CPU と GPU の性能を数値化し、製品間で客観的に比較できる重要なツールです。
2026年時点での最新データを参照し、クロック、キャッシュ、メモリ帯域幅などのハードウェアスペックと合わせて評価することで、次世代の自作PC構築に役立ちます。
自作PCを計画する際は、ベンチマークスコアだけでなく、冷却、電源、ケースの互換性など総合的な視点で選択を行うことが成功の鍵となります。