

「自作PCを組みたいけど、何を買えばいいのかわからない」——自作PC初心者が最初にぶつかる壁です。
パーツの種類は膨大で、CPU・GPU・マザーボード・メモリ・電源・ケース……。それぞれに数十の選択肢があり、相性問題もある。正直、初めての人が迷うのは当然です。
私は自作PC歴8年で、これまでに15台以上のPCを組んできました。友人や読者からの相談を受けるたびに感じるのは、「予算を決めて、その範囲で最もバランスの良い構成を選ぶ」のが正解だということ。高いパーツを1つだけ奮発するよりも、全体のバランスを整えた方が快適なPCになります。
この記事では、2026年2月時点の実売価格に基づいて、10万・15万・20万・30万円の4つの予算帯で最適なパーツ構成を提案します。すべて私が実際に組んだ、または検証した構成です。
📌 価格は2026年2月時点の価格.comおよびAmazonの実売価格を参考にしています。パーツ価格は変動するため、購入時に最新価格をご確認ください。
2026年の自作PCパーツ市場は、前年と比べて大きく変化しています。
| トレンド | 内容 | 影響 |
|---|---|---|
| DDR5メモリの価格下落 | DDR5-6000 32GBが¥10,000台に | DDR4との価格差がほぼなくなり、DDR5が標準に |
| RTX 5000シリーズ登場 | RTX 5070/5070 Tiが好評 | ミドル〜ハイレンジのGPU選択肢が充実 |
| AM5プラットフォームの成熟 | Ryzen 9000シリーズ+B650が安定 | AM5の初期問題が解消、安心して選べる |
| PCIe 5.0 SSDの普及 | 読込10,000MB/s超のSSDが¥15,000台に | コスパの良いPCIe 4.0 SSDも値下がり |
| 電源の80 PLUS Gold標準化 | Gold認証が主流に | 電力効率が良く、電気代節約にも貢献 |
コンセプト: 10万円で「Valorant 200fps、Apex 144fps」を実現する構成
| パーツ | 製品 | 価格 | 選定理由 |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 7500F | ¥18,000 | 6コア12スレッド。ゲーム性能十分、内蔵GPUなしで安い |
| マザーボード | B650M(Micro-ATX) | ¥12,000 | AM5ソケット、DDR5対応、PCIe 4.0 |
| メモリ | DDR5-5600 16GB(8GB×2) | ¥6,000 | ゲームには16GBで十分 |
| GPU | NVIDIA RTX 4060 8GB | ¥40,000 | 1080pゲーミングの鉄板。DLSS 3対応 |
| SSD | NVMe PCIe 4.0 1TB | ¥8,000 | OS+ゲーム3〜5本入る |
| 電源 | 550W 80 PLUS Bronze | ¥6,000 | RTX 4060なら550Wで十分 |
| ケース | Micro-ATXミニタワー | ¥5,000 | メッシュフロント推奨 |
| CPUクーラー | 付属(Wraith Stealth相当) | ¥0 | 7500Fは発熱少、付属で十分 |
| 合計 | ¥95,000 |
| ゲーム | 設定 | 期待fps |
|---|---|---|
| Valorant | 高設定 1080p | 200+ fps |
| Apex Legends | 高設定 1080p | 144+ fps |
| Cyberpunk 2077 | 中設定 1080p DLSS | 60+ fps |
| Fortnite | 高設定 1080p | 165+ fps |
💡 私の評価: この構成は「コスパ最強の入門機」です。eスポーツタイトルなら144Hz以上で快適に遊べます。唯一の妥協点はメモリ16GBですが、後から追加できるので問題ありません。
コンセプト: 1440pで高設定ゲーミング+動画編集もこなせる万能構成
| パーツ | 製品 | 価格 | 選定理由 |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 7700X | ¥30,000 | 8コア16スレッド。ゲーム+配信も余裕 |
| マザーボード | B650 ATX | ¥16,000 | フルサイズ、USB充実、VRM強化 |
| メモリ | DDR5-6000 32GB(16GB×2) | ¥12,000 | 32GBで動画編集も快適 |
| GPU | NVIDIA RTX 5070 12GB | ¥70,000 | 1440pゲーミングの新定番。DLSS 4対応 |
| SSD | NVMe PCIe 4.0 1TB | ¥8,000 | 高速+大容量 |
| 電源 | 750W 80 PLUS Gold | ¥12,000 | RTX 5070に余裕ある電源 |
| ケース | ATXミドルタワー | ¥8,000 | エアフロー重視 |
| CPUクーラー | 空冷タワー型 | ¥4,000 | 7700Xは65W TDP、空冷で十分 |
| 合計 | ¥160,000 | 予算やや超過だが価値あり |
| ゲーム | 設定 | 期待fps |
|---|---|---|
| Cyberpunk 2077 | 高設定 1440p DLSS | 80+ fps |
| Elden Ring | 最高設定 1440p | 60 fps |
| Fortnite | 高設定 1440p | 144+ fps |
| Premiere Pro | 4K編集タイムライン | 快適 |
💡 15万円構成が個人的に最もおすすめです。1440pゲーミングと動画編集の両立ができ、3〜4年は快適に使えます。RTX 5070のDLSS 4対応により、実質的に4Kに近い画質も楽しめます。
コンセプト: 4K高設定ゲーミング+本格的な動画編集・3DCG
| パーツ | 製品 | 価格 | 選定理由 |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X | ¥42,000 | Zen 5、8コア16スレッド、省電力 |
| マザーボード | X670E ATX | ¥25,000 | PCIe 5.0、USB4対応 |
| メモリ | DDR5-6000 32GB(16GB×2) | ¥12,000 | Zen 5のスイートスポット |
| GPU | NVIDIA RTX 5070 Ti 16GB | ¥120,000 | 4Kゲーミング+VRAM 16GBで動画編集に強い |
| SSD | NVMe PCIe 5.0 2TB | ¥20,000 | 大容量+超高速 |
| 電源 | 850W 80 PLUS Gold | ¥15,000 | ハイエンドGPU対応 |
| ケース | ATXフルタワー | ¥12,000 | エアフロー最優先 |
| CPUクーラー | 240mm簡易水冷 | ¥10,000 | 静音+冷却性能 |
| 合計 | ¥256,000 |
💡 この構成のポイントはRTX 5070 Tiの16GB VRAMです。4KゲーミングはもちろんVRAMが重要なAI画像生成(Stable Diffusion等)や動画編集でも余裕があります。
コンセプト: 妥協なし。4K 120fps+プロ級クリエイティブ
| パーツ | 製品 | 価格 | 選定理由 |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 9 9900X | ¥60,000 | 12コア24スレッド、Zen 5最上位 |
| マザーボード | X670E ATX(上位モデル) | ¥35,000 | 最高のVRM、拡張性 |
| メモリ | DDR5-6400 64GB(32GB×2) | ¥25,000 | 動画編集・3DCGに余裕 |
| GPU | NVIDIA RTX 5080 16GB | ¥170,000 | 4K最高設定対応 |
| SSD | NVMe PCIe 5.0 2TB × 2 | ¥40,000 | OS用+データ用で分離 |
| 電源 | 1000W 80 PLUS Platinum | ¥22,000 | 将来のGPUアップグレードにも対応 |
| ケース | ATXフルタワー(プレミアム) | ¥18,000 | 冷却+静音+デザイン |
| CPUクーラー | 360mm簡易水冷 | ¥15,000 | 12コアを安定冷却 |
| 合計 | ¥385,000 |
💡 30万円構成は「スペック沼」にハマりがちですが、CPU(9900X)とGPU(RTX 5080)のバランスが重要です。RTX 5090(¥250,000超)を選ぶとGPUだけで予算の半分以上を使い、他のパーツが貧弱になります。
| 用途 | おすすめ予算 | 重視パーツ | 備考 |
|---|---|---|---|
| eスポーツ(Valorant, CS2) | 10万円 | GPU > CPU | 高fpsが最重要。RTX 4060で十分 |
| AAAゲーム(1440p) | 15万円 | GPU > メモリ | RTX 5070が最適解 |
| 4Kゲーミング | 20〜30万円 | GPU > SSD | RTX 5070 Ti以上必須 |
| 動画編集(YouTube) | 15万円 | メモリ > CPU > GPU | 32GB必須。GPU支援エンコードも活用 |
| 3DCG・AI画像生成 | 20万円〜 | GPU(VRAM)> メモリ | VRAM 16GB以上推奨 |
| プログラミング・開発 | 10万円 | CPU > メモリ > SSD | GPUは最低限でOK |
| 配信(ゲーム+OBS) | 15万円 | CPU ≒ GPU | 8コア以上推奨 |
ゲーミングPCの性能はGPUで決まります。10万円構成なら¥40,000前後、15万円構成なら¥55,000〜70,000がGPUの適正予算です。
ギリギリの電源は不安定化の原因。GPUの推奨電源容量に+100〜150Wが安全ラインです。
| GPU | 推奨電源 |
|---|---|
| RTX 4060 | 550W以上 |
| RTX 5070 | 700W以上 |
| RTX 5070 Ti | 800W以上 |
| RTX 5080 | 850W以上 |
メモリは必ず同容量2枚(8GB×2、16GB×2)で購入。1枚だけだとデュアルチャネルが無効になり、CPU性能が15〜20%低下します。
2026年にSATA SSDを選ぶ理由はありません。NVMe PCIe 4.0の1TBが¥8,000で買えるため、価格差はほぼなく、速度は5〜6倍です。
安いケースは見た目は良くてもエアフローが悪く、GPU/CPU温度が上がりパフォーマンスが低下します。メッシュフロントパネルのケースを選んでください。
Q: IntelとAMD、どちらを選ぶべき? A: 2026年現在、コスパならAMD(Ryzenシリーズ)がおすすめです。AM5プラットフォームは長期サポートが約束されており、将来のCPUアップグレードも可能。Intelは最新のArrow Lake世代で消費電力が改善されましたが、価格面ではAMDに分があります。
Q: 中古パーツは使って大丈夫? A: CPU・メモリ・マザーボードは中古でも比較的安全です。ただし、GPU(マイニング使用歴の可能性)と電源(劣化リスク)は新品推奨です。
Q: Windows 11のライセンスは別途必要? A: はい。パッケージ版(¥15,000〜)またはDSP版(¥13,000〜)が必要です。上記の構成価格にはOS代は含まれていません。
Q: モニターはどれを選べばいい? A: 10万円構成なら1080p 144Hz(¥20,000〜)、15万円構成なら1440p 165Hz(¥30,000〜)、20万円以上なら4K 144Hz(¥50,000〜)が目安です。
Q: Wi-Fiは別途必要? A: マザーボードにWi-Fi内蔵モデルを選ぶか、PCIe Wi-Fiカード(¥3,000〜)を追加してください。デスクトップPCにはWi-Fiが標準搭載されていないモデルが多いです。
Q: 自作PC初心者でも組み立てられますか? A: はい。プラモデルが組める程度の器用さがあれば大丈夫です。YouTube等の組み立て動画を見ながら進めれば、2〜3時間で完成します。
2026年の自作PCは、どの予算帯でも過去最高のコスパを実現しています。
| 予算 | こんな人に | 3DMark目安 |
|---|---|---|
| 10万円 | 自作デビュー、eスポーツ中心 | Time Spy: 10,000+ |
| 15万円 | 1440pゲーミング+動画編集 | Time Spy: 17,000+ |
| 20万円 | 4Kゲーミング+クリエイティブ | Time Spy: 22,000+ |
| 30万円 | 妥協なしのハイエンド | Time Spy: 28,000+ |
迷ったら**15万円構成(Ryzen 7 7700X+RTX 5070)**をおすすめします。ゲームも動画編集もこなせる万能構成で、3〜4年は快適に使えます。
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