メインコンテンツへスキップナビゲーションへスキップ検索へスキップフッターへスキップ
自作.com 記事
β版

自作.com

みんなで作る、理想のPC環境。自作ラボでPC環境の向上を目指しましょう。

PC構成ビルダー

  • PC構成をつくる
  • BTOパソコン
  • 保存した構成
  • CPU
  • GPU
  • メモリ
  • マザーボード
  • モニター
  • マウス
  • キーボード

人気ランキング

  • ランキングトップ
  • PCパーツ
  • ゲーミングギア
  • モニター
  • ノートPC
  • ガジェット・漫画
  • 製品検索

記事・特集

  • 記事一覧
  • 用語集
  • レビュー
  • GPU特集
  • ディスプレイ特集
  • CPU特集
  • 電源特集
  • ストレージ特集
  • マザーボード特集
  • 冷却・放熱特集
  • PCケース特集

速度・環境

  • 回線速度を測る
  • 速度測定ランキング
  • 電気代を比較

仮想通貨・株比較

  • 価格をチェック
  • 収益を計算
  • マイニングGPU比較
  • 米国株を比較

コミュニティ

  • 自作レシピ
  • 質問・相談
  • トラブル報告
  • みんなの構成
  • シェア機能
  • ダッシュボード

ラボメン募集中

自作ラボでは新しいラボメンを募集中です。
初心者から上級者まで、みんなで理想のPC環境を追求しましょう。

ご応募はこちら→

当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。また、Google AdSenseを利用した広告を掲載しています。 詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

運営者情報プライバシーポリシー利用規約お問い合わせ

Copyright 2026 自作.com. All rights reserved.

理想のPC環境をサポートする自作.com

fe8a019743a3

    PC構成ビルダー商品・パーツ検索人気ランキングパーツ比較ガイド
    ⌘K
    1. 自作.com
    2. 初心者ガイド
    3. 【2026年】家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップ
    読み込み中…

    ※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています

    【2026年】家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップ

    自作.com編集部·2026年5月3日·更新: 2026年9月16日

    この記事を書いた人

    自作.com編集部

    自作.com編集部

    PCパーツ・ガジェット専門

    自作PCパーツやガジェットの最新情報を発信中。実測データに基づいた公平なランキングをお届けします。

    専門分野
    自作PC全般(組み立て・パーツ選定)CPU・GPU性能分析とベンチマーク
    マザーボード・メモリ互換性検証
    ストレージ(SSD/HDD)性能測定
    電源ユニット・冷却システム設計
    PCケース・エアフロー最適化
    オーバークロッキング・チューニング
    トラブルシューティング・修理
    ゲーミングPC構成設計
    予算別・用途別PC構成提案
    BTO PCカスタマイズアドバイス
    PC周辺機器レビュー
    最新技術動向・新製品情報
    PCパーツ価格動向分析
    Windows・Linux OS設定
    経験年数: 10年
    • •📝 2,266記事の執筆・編集実績(2025年10月時点)
    • •🖥️ 1,000台以上の自作PC構築・検証
    • •🔧 500件以上のトラブルシューティング対応
    保有資格
    情報処理技術者(ITパスポート)CompTIA A+ 認定技術者マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)
    TwitterWebsite
    寄稿記事数: 2,266件
    記事一覧に戻る
    関連記事を読み込み中…
    関連パーツを読み込み中…
    関連用語を読み込み中…
    関連ランキングを読み込み中…

    この記事を書いた人

    自作.com編集部

    PCパーツ・ガジェット専門

    自作PCパーツやガジェットの最新情報を発信中。実測データに基づいた公平なランキングをお届けします。

    @jisaku_com詳細を見る

    目次

    家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップImmich:AIが実現する次世代の写真管理体験NASの選択:Synology、QNAP、それとも自作TrueNASかストレージメディアの選定:信頼性の高いHDDとRAID構成3-2-1バックアップ戦略:クラウドを活用した究極の防御ネットワークとインフラ:高速アクセスと電力安定性の確保災害復旧(DR)計画:RTOとRPOの設計セキュリティとリモートアクセス:VPNとリバースプロキシの活用運用と拡張:容量不足に直面した時の戦略まとめよくある質問(FAQ)

    家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップ

    家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップ
    家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップ

    近年、スマートフォンやミラーレス一眼カメラの性能向上に伴い、写真や動画のファイルサイズは爆発的に増加しています。4K解像度は当たり前となり、2026年現在では8K動画の撮影も一般的になりました。家族の成長記録や大切な旅行の思い出を、高画質なまま、かつ安全に長期間保存するためには、従来の「SDカードやクラウドサービスへの依存」だけでは限界があります。Google PhotosやiCloudの容量追加プランは、テラバイト級のデータを抱えるユーザーにとって、毎月のサブスクリプション費用が大きな家計の負担となります。

    そこで提案したいのが、自宅に大容量の「プライベート・メディア・サーバー」を構築する手法です。具体的には、AIを活用した高度な写真管理ソフトウェア「Immich」を核とし、大容量HDDを搭載したNAS(Network Attached Storage)をメインストレージとし、さらに安価なオブジェクトストレージ(クラウド)へバックアップを行う「3-2-1バックアップ戦略」の構築です。

    本記事では、10TBを超える膨大なメディアデータを、家族全員が快適に閲覧・管理し、かつ災害時でも確実に復旧可能な体制を構築するための、具体的かつ実践的な設計図を公開します。初心者の方にも分かりやすく、パーツの選定から月々の運用コスト、災害時の復旧手順まで、プロの視点で詳細に解説していきます。

    PC構成ビルダーでパーツの互換性を確認

    自作.comのPC構成ビルダーなら、互換性チェック・消費電力計算が自動で行えます。初心者でも3分で最適なPC構成が完成します。

    PC構成ビルダーを開く

    パーツカテゴリから探す:

    CPUGPUメモリマザーボードストレージ

    Immich:AIが実現する次世代の写真管理体験

    Immich:AIが実現する次世代の写真管理体験
    Immich:AIが実現する次世代の写真管理体験

    写真管理において、単に「フォルダに保存する」だけでは、数年後には「あの写真がどこにあるか分からない」という事態に陥ります。ここで主役となるのが、オープンソースの自ホスト型写真管理アプリケーション「Immich」です。Immichは、Google Photosに極めて近い操作感を実現しながら、すべてのデータを自分の管理下(自宅サーバー)に置くことができる画期的なソフトウェアです。

    Immichの最大の特徴は、強力なAI(人工知能)による機械学習機能です。具体的には、以下の3つの機能が非常に強力です。

    1. 顔認識(Face Recognition): 撮影された人物を自動で判別し、人物ごとにアルバムを作成します。
    2. 物体・シーン検出(Object Detection): 「犬」「海」「誕生日」といったキーワードで、画像の内容を検索できます。
    3. CLIP(Contrastive Language-Image Pre-training)によるセマンティック検索: 「夕焼けの中で笑っている子供」といった、自然言語による高度な検索が可能です。

    これらのAI機能を実現するためには、サーバー側に一定の計算リソースが必要です。特に動画のエンコード(再生に適した形式への変換)やAIのインデックス作成には、CPUの性能と、可能であればGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の支援が重要となります。

    Immichを快適に動作させるための推奨スペックは、CPUにIntel Core i5-13400以上のモデル(特にIntel QuickSync Videoを利用できるもの)を推奨します。メモリは、AIモデルのロードと画像処理の並列実行を考慮し、最低でも16GB、理想的には32GBを搭載した環境が望ましいです。また、Docker(ドッカー)という仮想化技術を用いて動作するため、Linux環境(Ubuntu Serverなど)での運用が基本となります。

    ランキングを読み込み中…

    あわせて読みたい関連記事

    • 自宅NAS構築入門2026年版|Synology vs QNAP vs 自作NAS徹底比較
      ネットワーク
    • ホームラボ用PCパーツの選び方|24時間稼働に耐える構成ガイド
      ホームラボ
    • 自作PC向けUPS(無停電電源)選び方ガイド 2026 — 停電・瞬電からデータと機材を守る
      電源・保護

    NASの選択:Synology、QNAP、それとも自作TrueNASか

    NASの選択:Synology、QNAP、それとも自作TrueNASか
    NASの選択:Synology、QNAP、それとも自作TrueNASか

    10TB以上のデータを安定して運用するためには、HDD(ハードディスク・ドライブ)を複数枚搭載し、冗長性(データの安全性)を持たせたNASの構築が不可避です。NASの選択肢は、大きく分けて「完成品NAS(Synology/QNAP)」と「自作NAS(TrueNAS)」の2種類があります。

    Synology(シノロジー)は、その使いやすさと安定したOS(DSM)で、初心者から中級者に最も支持されています。設定が非常に直感的で、モバイルアプリの完成度も高く、Immichとの連携も容易です。一方、QNAP(キューナップ)は、ハードウェアのスペック(特にネットワークポートやHDMI出力)が高価な傾向にあり、より高度なカスタマイズを求めるユーザーに向いています。

    一方で、余っているPCパーツを活用して構築する「TrueNAS」は、ZFS(ゼットエフエス)という非常に強力なファイルシステムを利用できるメリットがあります。ZFSは、データの破損(サイレントデータ破損)を自動的に検出し、修復する能力に長けています。ただし、構築とメンテナンスにはLinuxやネットワークに関する深い知識が必要です。

    以下の表に、代表的な構成案の比較をまとめました。

    比較項目Synology構成(初心者向け)QNAP構成(中級者向け)自作TrueNAS構成(上級者向け)
    代表的なモデル/OSDS923+ (DSM)TS-464 (QTS)自作PC (TrueNAS SCALE)
    CPU例AMD Ryzen R1600Intel Celeron N5105Intel Core i5-12400
    メモリ容量4GB (拡張可)4GB (拡張可)32GB (DDR4/DDR5)
    導入難易度低(非常に簡単)中(設定項目が多い)高(Linux知識必須)
    主なメリット安定性とアプリの完成度高いハードウェアスペック圧倒的な信頼性と自由度
    主なデメリットハードウェア単価が高い設定が複雑になりがしやすい構築・保守の工数が大きい

    ストレージメディアの選定:信頼性の高いHDDとRAID構成

    10TB以上のアーカイブにおいて、最もコストパフォーマンスと信頼性のバランスが良いのはHDDです。ここで重要なのは、一般的なデスクトップ用HDDではなく、NAS専用の「NAS用HDD」を選択することです。NAS用HDDは、24時間365日の稼働を前提とした設計になっており、振動抑制技術やエラー訂正機能が強化されています。

    具体的には、Seagateの「IronWolf Pro」シリーズや、Western Digital(WD)の「Red Pro」シリーズが推奨されます。これらの製品は、書き込みエラーが発生した際のリカバリ能力が高く、長期間のデータ保存に適していますしています。また、容量については、将来的な拡張を見越して、1枚あたり12TB〜22TBのモデルを選択するのが、2026年現在のスタンダードです。

    データの保護手法として「RAID(レイド)」の設定は必須です。RAID 0(ストライピング)は速度は速いですが、1台の故障で全データが消失するため、アーカイブには絶対に使用しないでください。推奨されるのは、RAID 5(1台の故障まで耐えられる)または、より安全なRAID 6(2台の故障まで耐えられる)です。

    以下に、主要なNAS用HDDのスペック比較を記載します。

    製品名容量回転数 (RPM)キャッシュ容量推奨用途概算価格 (1台)
    Seagate IronWolf Pro18TB7200 RPM512MB高負荷・多ユーザー約75,00圧縮
    WD Red Pro14TB7200 RPM256MB長期保存・安定性重視約55,000円
    Toshiba MG Series20TB7200 RPM512MB大容量エンタープライズ約85,000円
    Seagate BarraCuda8TB5400 RPM256MBバックアップ用(非NAS)約30,000円

    ※価格は2026年時点の予測・推定値です。

    3-2-1バックアップ戦略:クラウドを活用した究極の防御

    「NASに保存しているから安心」という考えは、火災、地震、落雷、あるいはランサムウェア攻撃(データを人質に取るウイルス)に対して非常に脆弱です。そこで採用すべきなのが、プロのデータ管理でも使われる「3-2-1バックアップルール」です。

    • 3: データのコピーを3つ持つ。
    • 2: 2種類の異なるメディア(NAS、外付けHDD、クラウドなど)に保存する。
    • 1: 1つは、物理的に離れた場所(オフサイト)に保管する。

    この「1」を担うのが、クラウドオブジェクトストレージです。Google Driveのようなファイル共有サービスではなく、Backblaze B2やCloudflare R2、AWS S3といった「オブジェクトストレージ」を利用することで、低コストかつ大規模なデータの自動バックアップが可能になります。

    特にCloudflare R2は、データの「下り(エグレス)料金」が無料であるという大きなメリットがあり、大量の動画データを頻繁にダウンロード・復元する必要がある家庭用アーカイブには最適です。一方、Backblaze B2は、非常にシンプルで安価な料金体系が魅力です。

    以下に、主要なクラウドストレージのコスト比較をまとめます。

    | クラウドサービス | ストレージ単価 (1TB/月) | 下り(Egress)料金 | 特徴 | 向いている人 | | :---配置 | :--- | :--- | :--- | :--- | | Backblaze B2 | 約$6 (約900円) | $0.01/GB | 非常に安価でシンプル | コスト最優先 | | Cloudflare R2 | 約$15 (約2,250円) | 無料 | 転送量コストがゼロ | 大容量動画の頻繁な利用 | | AWS S3 (Standard) | 約$23 (約3,450円) | 高め | 世界最強の信頼性と機能 | 究極の可用性を求める | | Google Cloud Storage | 約$20 (約3,000円) | 高め | Googleエコシステムとの連携 | Googleユーザー |

    ※1ドル=150円換算。

    ネットワークとインフラ:高速アクセスと電力安定性の確保

    10TBものデータを快適に扱うためには、NASへのアクセス速度がボトルネックとなります。1GbE(1000Mbps)のネットワークでは、大容量の動画ファイルを再生する際にバッファリング(読み込み待ち)が発生しがちです。そのため、2.5GbE、あるいは可能であれば10GbE(10Gbps)のネットワーク環境を構築することを強く推奨します。

    具体的には、NAS側に10GbEポートを搭載したモデル(例:QNAP TS-464の拡張カード使用)を選び、PCやスイッチングハブも10GbEに対応させることで、まるでローカルのSSDを操作しているかのような感覚で動画編集や閲覧が可能になります。

    また、物理的なインフラとして見落としがちなのが「UPS(無停電電源装置)」の導入ですです。NASは書き込み中に突然停電が発生すると、ファイルシステムが破損し、最悪の場合、全データの復旧が不可能になるリスクがあります。APC(シュナイダーエレクトリック)の「Back-UPS」シリーズのような、NASのシャットダウン信号を制御できるUPSを導入することで、停電時の安全性を劇的に高めることができます。

    広告

    さらに、月々の電気代についても考慮が必要です。24時間稼働するNASと、周辺機器、ルーターの消費電力を合算すると、月間で概算として、以下のようなコストが発生します。

    • NAS(4ベイ、HDD4枚稼働時): 約30W
    • スイッチングハブ・ルーター: 約15W
    • 合計消費電力: 45W
    • 月間電力量: 45W × 24時間 × 30日 = 32.4kWh
    • 月間電気代(31円/kWh想定): 約1,000円

    このように、運用コストはそれほど大きくありませんが、長期的な視点では無視できない数値です。

    災害復旧(DR)計画:RTOとRPOの設計

    データアーカイブの真の価値は、トラブルが起きた後に「どれだけ早く、どれだけ正確に」元に戻せるかで決まります。ここで重要になるのが、**RPO(Recovery Point Objective:目標復旧時点)とRTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)**という概念です。

    • RPO(データの損失許容範囲): 「いつの時点のデータまで戻せればよいか」。例えば、1日1回のバックアップを行っていれば、RPOは24時間となります。
    • R避(復旧にかかる時間): 「トラブル発生から、サービスを再開できるまでにかかる時間」。10TBのデータをクラウドから自宅へダウンロードする場合、回線速度によりますが、RTOは数日から数週間になる可能性があります。

    災害発生時(例:NASの物理的破壊)の復旧手順は、以下のように計画しておく必要があります。

    1. 代替ハードウェアの準備: 新しいNASまたはサーバーを調達する。
    2. 構成情報の復元: 事前にバックアップしていた設定ファイル(Config)を新しいNASにインポートする。
    3. データの再構築: クラウド(R2やB2)から、バックアップ済みのデータを順次ダウンロードする。
    4. Immichの再インデックス: ダウンロードした画像に対し、ImmichのAI処理(顔認識、メタデータ抽出)を再実行する。

    この手順において、10TBのデータをダウンロードする時間は、家庭用光回線(実効速度1Gbps)であっても、理論上は約24時間以上かかります。しかし、実際にはネットワークの混雑やNASの書き込み速度により、数日を要することが一般的です。そのため、RTOを短縮するためには、重要な写真(直近数年分)だけを、より高速なローカルバックアップ(外付けHDDなど)に別途保存しておく「階層型バックアップ」の検討も有効です。

    セキュリティとリモートアクセス:VPNとリバースプロキシの活用

    Immichを外出先から利用する場合、家のネットワークに外部からアクセスできるようにする必要があります。しかし、ポート開放(ポートフォワーディング)をそのまま行うことは、インターネット上の攻撃者にNASの入り口を晒すことになり、極めて危険です。

    安全なリモートアクセスのための、推奨される手法は以下の2つです。

    1. VPN(Virtual Private Network)の利用: TailscaleやWireGuardといった、モダンなVPN技術を使用します。特にTailscaleは、複雑なネットワーク設定なしで、スマートフォンや外出先のPCを自宅のNASと同じローカルネットワークに仮想的に参加させることができるため、初心者には最適です。
    2. リバースプロキシとCloudflare Tunnel: HTTPS通信を仲介する「リバースプロキシ(Nginx Proxy Managerなど)」を構築し、Cloudflare Tunnelを利用して、自宅のIPアドレスを隠蔽したまま、ドメイン名(例:photos.yourfamily.com)でアクセスできるようにします。これにより、通信は暗号化され、攻撃者は直接あなたのNASのIPアドレスを特定することが困難になります。

    また、アクセス権限の管理(IAM)も重要です。家族全員に管理権限を与えるのではなく、閲覧専用のユーザーアカウントを作成し、パスワードだけでなく、可能であれば2要素認証(2FA)を導入してください。

    運用と拡張:容量不足に直面した時の戦略

    10TBのアーカイブは、数年後には確実に限界を迎えます。容量不足に直した際、どのように拡張していくべきか、事前の計画が重要です。

    • パターンA:HDDの換装(容量アップ): RAID構成であれば、既存のHDDを、より大容量のモデル(例:12TB → 22TB)へ、1枚ずつ順番に交換していくことで、全体の容量を増やすことが可能です。これは最も手間が少なく、コスト効率の良い方法です。
    • パターンB:NASの買い替え(物理拡張): 4ベイのNASでは足りなくなった場合、8ベイ以上のモデル、あるいは自作の大型サーバーへと移行する必要があります。この際、データの移行作業(マイグレーション)が発生するため、数TB単位のデータ移動には数日間の時間がかかることを覚悟しておく必要があります。
    • パターンC:階層化ストレージの活用: 「直近の写真はNASに、数年前の写真はクラウドの低コストなアーカイブ層(AWS Glacierなど)へ」というように、データの重要度と鮮度に応じて保存先を分ける戦略です。これにより、高価なNASの容量を節約できます。

    まとめ

    広告

    家族の思い出を10TBという膨大な規模で、安全かつスマートに管理するための構築ポイントを以下にまとめます。

    • ソフトウェア: AIによる自動分類・検索が強力な「Immich」を採用し、Docker環境で運用する。
    • ハードウェア: 信頼性の高いSynologyまたはQNAPのNAS、あるいは自由度の高いTrueNAS自作PCを選択する。
    • ストレージ: 24時間稼働に耐えるNAS専用HDD(Seagate IronWolf Pro等)を使用し、RAID 5/6で冗長性を確保する。
    • バックアップ: 「3-2-1ルール」に基づき、クラウド(Backblaze B2やCloudflare R2)へのオフサイトバックアップを必須とする。
    • ネットワーク: 快適な閲覧のため、2.5GbE以上の高速ネットワークと、安全なVPN(Tailscale等)環境を構築する。
    • リスク管理: 停電対策としてUPSを導入し、災害時の復旧手順(RTO/RPO)をあらかじめ計画しておく。

    自作のアーカイブシステム構築は、初期投資こそ必要ですが、長期的なサブスクリプション費用を抑え、かつ「自分たちの手で大切なデータを守る」という究極の安心感を提供してくれます。

    よくある質問(FAQ)

    Q1: なぜGoogleフォトではなくImmichを使うのですか? プライバシーの確保とランニングコストの削減が主な理由です。Immichは自前サーバーで動作するため、大切な家族の写真を外部企業のサーバーに預けずに管理できます。また、Googleフォトのような容量制限による追加課金を気にせず、NASの物理的な容量の範囲内で、追加費用なしで大量のデータを保存できるメリットがあります。

    Q2: 10TBもの大容量データを扱うために必要な機材は何ですか? 大容量のHDDを搭載したNASと、Dockerを動かせるサーバー、または高性能なNASが必要です。10TBのデータを安全に保管するには、ディスク故障に備えた[RAID](/glossary/raid)構成(データの冗長化)が可能なNASを推奨します。また、動画のプレビュー生成や顔認識などの処理を行うため、ある程度のCPU性能を持つ機材を選ぶことが重要です。

    Q3: データの消失を防ぐためのバックアップはどうしていますか? 「3-2-1ルール」に基づき、NASとは別にクラウドストレージへ自動バックアップを行っています。具体的には、NAS内のデータを定期的にクラウド(BackblazeやGoogle Driveなど)へ同期させる仕組みを構築しています。これにより、NAS本体の故障や災害、盗難などのトラブルが発生しても、大切な家族の思い出を失うリスクを最小限に抑えられます。

    Q4: 家族で共有して使うことはできますか? はい、可能です。Immichにはユーザー管理機能があるため、家族一人ひとりに専用のアカウントを発行できます。各自のスマートフォンにアプリをインストールすれば、個人の写真管理をしながら、共有アルバムを通じて家族全員で特定のイベントの動画や写真を閲覧・共有することが可能です。

    Q5: 構築にかかるコストはどのくらいですか? 初期費用はかかりますが、継続的な月額費用は非常に低く抑えられます。構築にはNAS本体や大容量HDDの購入費用、サーバー用機材の費用など、まとまった初期投資が必要です。しかし、一度構築してしまえば、Googleフォトのような月額の容量追加料金を支払う必要がなく、クラウドバックアップ費用のみの運用で済みます。

    Q6: セキュリティ対策(外部からの不正アクセス防止)はどうしていますか? VPNの利用やリバースプロキシによる認証、および適切なポート管理を行っています。NASをインターネットに直接公開するのではなく、TailscaleなどのVPNを利用して安全な経路でアクセスできるようにするか、Cloudflareなどのサービスを経由してHTTPS通信を強制する対策を講じています。これにより、外部からの不正な侵入を防ぎます。

    Q7: サーバー構築の技術的な難易度は高いですか? Dockerの基本的な知識があれば、それほど難しくありません。Immichの導入には[Docker Composeを利用するため、コマンドライン操作に抵抗がなければ、公開されている設定ファイル(YAML)を書き換えるだけで構築できます。ただし、ネットワーク設定やバックアップの自動化など、学習が必要な要素はいくつか含まれます。

    Q8: 大容量の動画ファイルもスムーズに再生できますか? ネットワークの帯域幅とサーバーの処理能力に依存しますが、適切な設定でスムーズな再生が可能です。動画のアップロード時には、サーバー側でトランスコーディング(軽量化処理)を行う設定にすることで、外出先のモバイル回線からでもストレスなく再生できるようになります。ただし、アップロード速度は自宅の回線速度に左右されます。

    Q9: 容量が足りなくなった場合、どのように拡張できますか? NASのHDDをより大容量のものに交換するか、新しいHDDを追加して容量を拡張します。NASのドライブベイに空きがある場合は、新しいディスクを追加するだけで簡単に容量を増やせます。もし物理的な拡張が難しい場合は、外付けHDDをバックアップ用として活用したり、別のNASを追加してデータを分散管理したりする方法もあります。

    【2026年】家族写真・動画10TBアーカイブ構築|Immich+NAS+クラウドバックアップ よくある質問

    よくお寄せいただく質問にお答えします

    関連商品をAmazonで探す
    RTX 4070 Ti SUPER グラフィックボードDDR5 メモリ 64GBNVMe SSD 4TB

    この記事に関連するおすすめ商品

    読み込み中…
    UGREEN NAS DH4300 Plus 4ベイNASバンド M.2 SSD 外付けケース付属 8GB LPDDR4X メモリ(拡張不可)​​2.5GbE 自動バックアップ ​​NFCワンタッチ接続 ​​ AIアルバム 家庭/オフィス向け ​​2年製品保証(HDD付属なし)

    ストレージ

    UGREEN NAS DH4300 Plus 4ベイNASバンド M.2 SSD 外付けケース付属 8GB LPDDR4X メモリ(拡張不可)​​2.5GbE 自動バックアップ ​​NFCワンタッチ接続 ​​ AIアルバム 家庭/オフィス向け ​​2年製品保証(HDD付属なし)

    読み込み中…
    UGREEN NAS DH4300 Plus 4ベイNASバンドル、2.5Gbps USB LAN変換アダプター付属 、 8GB LPDDR4X メモリ(拡張不可) ​​2.5GbE 自動バックアップ ​​NFCワンタッチ接続 ​​ AIアルバム 家庭/オフィス向け ​ネットワークストレージ2年保証( ハードドライブ付属なし)

    アクセサリー

    UGREEN NAS DH4300 Plus 4ベイNASバンドル、2.5Gbps USB LAN変換アダプター付属 、 8GB LPDDR4X メモリ(拡張不可) ​​2.5GbE 自動バックアップ ​​NFCワンタッチ接続 ​​ AIアルバム 家庭/オフィス向け ​ネットワークストレージ2年保証( ハードドライブ付属なし)

    読み込み中…
    NAS 【初期設定-済み-すぐ使える 電話サポート】 HDDセット 4ベイ 【データ復旧1年付】 TS-433 & BarraCuda 16TB (4TB×4) 同時アクセスでも快適な高速モデル リモートアクセス 複数のRAIDモード

    ストレージ

    NAS 【初期設定-済み-すぐ使える 電話サポート】 HDDセット 4ベイ 【データ復旧1年付】 TS-433 & BarraCuda 16TB (4TB×4) 同時アクセスでも快適な高速モデル リモートアクセス 複数のRAIDモード

    読み込み中…
    UGREEN NASync DXP6800 Pro 6ベイデスクトップNAS Intel i5 1235u 10コアCPU 8GB DDR5 RAM 内蔵128GB SSD 10GbE x 2 M.2 NVMeスロット x 2 8K HDMI TBT4 x 2 ネットワーク接続ストレージ(ハードドライブは付属していません)

    ストレージ

    UGREEN NASync DXP6800 Pro 6ベイデスクトップNAS Intel i5 1235u 10コアCPU 8GB DDR5 RAM 内蔵128GB SSD 10GbE x 2 M.2 NVMeスロット x 2 8K HDMI TBT4 x 2 ネットワーク接続ストレージ(ハードドライブは付属していません)

    読み込み中…
    BUFFALO LinkStation 710 8TB 1-Bay NAS ネットワーク接続ストレージ HDDハードドライブ付き ホームクラウドまたは家庭用ネットワークストレージデバイスとして機能するNASストレージ付き

    ストレージ

    BUFFALO LinkStation 710 8TB 1-Bay NAS ネットワーク接続ストレージ HDDハードドライブ付き ホームクラウドまたは家庭用ネットワークストレージデバイスとして機能するNASストレージ付き

    読み込み中…
    BUFFALO LinkStation 710 2TB 1-Bay NAS ネットワーク接続ストレージ HDDハードドライブ付き ホームクラウドまたは家庭用ネットワークストレージデバイスとして機能するNASストレージ付き

    ストレージ

    BUFFALO LinkStation 710 2TB 1-Bay NAS ネットワーク接続ストレージ HDDハードドライブ付き ホームクラウドまたは家庭用ネットワークストレージデバイスとして機能するNASストレージ付き

    関連記事

    読み込み中…
    【2026年】Immich個人写真サーバ深掘り2026|AI機械学習+10TB運用

    【2026年】Immich個人写真サーバ深掘り2026|AI機械学習+10TB運用

    Immich個人写真サーバ。AI機械学習、10TB運用、月バックアップ。

    29分で読める·類似度 89%
    読み込み中…
    Immich で自宅写真クラウド構築ガイド|Google Photos代替の決定版

    Immich で自宅写真クラウド構築ガイド|Google Photos代替の決定版

    オープンソースの写真管理アプリImmichの導入方法を解説。Docker構築からスマホ同期まで紹介します。

    ·類似度 86%
    読み込み中…
    【2026年】PhotoStructure vs Immich 比較|自前写真クラウド

    【2026年】PhotoStructure vs Immich 比較|自前写真クラウド

    PhotoStructureとImmichを2026年視点で比較。機能・性能・モバイルアプリを具体例で解説する。

    27分で読める·類似度 83%
    読み込み中…
    【2026年】写真家のためのPC写真バックアップエコシステム|RAW・JPEG・現像データを守る

    【2026年】写真家のためのPC写真バックアップエコシステム|RAW・JPEG・現像データを守る

    写真家がRAWからJPEG、現像データを守るためのPCバックアップエコシステム構築。NAS、クラウド、現像ワークフローの統合。

    36分で読める·類似度 80%
    読み込み中…
    【2026年】Immich vs PhotoPrism 比較|セルフホスト写真管理の最適解

    【2026年】Immich vs PhotoPrism 比較|セルフホスト写真管理の最適解

    セルフホスト型写真管理ツール「Immich」と「PhotoPrism」を機能・UI・AI性能で徹底比較。Google フォト代替の最適解を探る。

    35分で読める·類似度 80%
    読み込み中…
    【2026年】NAS vs クラウドストレージ比較|コスト・速度・プライバシー

    【2026年】NAS vs クラウドストレージ比較|コスト・速度・プライバシー

    NASとクラウドストレージの5年間のトータルコスト・LAN内転送速度・プライバシーを徹底比較。Synology/QNAP等おすすめNAS 5選の初期設定ガイド、Plex/Jellyfin動画配信、Synology Photos写真管理、3-2-1バックアップ戦略での併用法。自作PC愛好家必見の情報を網羅。

    31分で読める·類似度 78%

    Q: さらに詳しい情報はどこで?

    A: 自作.comコミュニティで質問してみましょう。

    今すぐ自作PCを始めよう
    自作.comのPC構成ツールで、最適なパーツを選ぼう。
    構成に迷ったら
    みんなの自作レシピで実例をチェックしよう。

    よく読まれている記事

    1

    Windows 11を高速化する設定5項目|遅い原因の確認と戻し方

    7,337 回読まれています

    2

    FF14 PC版の最適設定|重いときの軽量化と60fps安定手順【2026年】

    5,871 回読まれています

    3

    【2026年最新】Ryzen Curve Optimizer設定ガイド|温度-10℃・性能+15%を実現する方法

    5,770 回読まれています

    CPUの比較候補 10選

    この記事の内容に関連するCPUを掲載しています。対応規格・必要な性能・販売条件を比較して選んでください。

    読み込み中…
    Intel Core i5-12400F Alder Lake CPU LGA 1700 2.5 GHz 6-Core 65W 18MB Cache Desktop Processor
    Intel Core i5-12400F Alder Lake CPU LGA 1700 2.5 GHz 6-Core 65W 18MB Cache Desktop Processor
    詳細スペックを見るAmazonで購入

    レビュー募集中

    読み込み中…
    Intel Core i5-13400F CPU
    Intel Core i5-13400F CPU
    詳細スペックを見るAmazonで購入

    レビュー募集中

    読み込み中…
    CPU Core I5 4590 プロセッサー クアッドコア 3.3GHz L3 6M 84W ソケット LGA 1150 デスクトップ CPU レスポンシブ パワフル
    CPU Core I5 4590 プロセッサー クアッドコア 3.3GHz L3 6M 84W ソケット LGA 1150 デスクトップ CPU レスポンシブ パワフル
    詳細スペックを見るAmazonで購入

    レビュー募集中

    4位以降の7製品を見る▼
    4
    読み込み中…
    Intel Core i5 - 3470 sr0t8 ソケット h2 lga1155 デスクトップ CPU プロセッサー 3.2 GHz 6 MB 5 GT / s
    Intel Core i5 - 3470 sr0t8 ソケット h2 lga1155 デスクトップ CPU プロセッサー 3.2 GHz 6 MB 5 GT / s
    詳細Amazon
    5

    Amazonで商品を確認

    CPUの仕様・取り扱い状況はAmazon上でご確認ください。

    商品情報レビュー確認仕様確認
    最初の候補を確認CPUをAmazonで探す

    ※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

    読み込み中…
    CPU Core I5 4690 CPUプロセッサー 3.50Ghz ソケット 1150 クアッドコア デスクトップ レスポンシブでパワフル
    CPU Core I5 4690 CPUプロセッサー 3.50Ghz ソケット 1150 クアッドコア デスクトップ レスポンシブでパワフル
    詳細Amazon
    6
    読み込み中…
    CPU Core I5 4590 プロセッサー クアッドコア 3.3GHz L3 6M 84W ソケット LGA 1150 デスクトップ CPU レスポンシブ パワフル
    CPU Core I5 4590 プロセッサー クアッドコア 3.3GHz L3 6M 84W ソケット LGA 1150 デスクトップ CPU レスポンシブ パワフル
    詳細Amazon
    7
    読み込み中…
    インテル Intel Core i5-4200M モバイル CPU 2.5 GHz Dual-Core ソケット G3 - SR1HA
    インテル Intel Core i5-4200M モバイル CPU 2.5 GHz Dual-Core ソケット G3 - SR1HA
    詳細Amazon
    8
    読み込み中…
    Core i5-8600K 8th gen TRAY
    Core i5-8600K 8th gen TRAY
    詳細Amazon
    9
    読み込み中…
    CORE I5-2400 3.10GHZ
    CORE I5-2400 3.10GHZ
    詳細Amazon
    10
    読み込み中…
    Intel Core i5-10400F (base stroke: 2.90 GHz; socket: LGA1200; 65 watt) box BX8070110400F
    Intel Core i5-10400F (base stroke: 2.90 GHz; socket: LGA1200; 65 watt) box BX8070110400F
    詳細Amazon