
PC を自作する際、多くのユーザーが性能やデザインに注目を向けがちですが、実際に長く使用する上で最もストレスとなるのは「熱」と「音」です。特に高性能なコンポーネントを搭載した PC ほど発熱量が増加するため、冷却システムの効率がシステム全体の安定性に直結します。しかし、単にファンを増設すればいいというわけではなく、ファンの回転数を温度に応じて適切に制御する「ファンカーブ」の調整こそが、静音性と冷却性能を両立させる鍵となります。ファンカーブとは、CPU や GPU などの温度とファンの回転数(RPM)との関係性を定義したグラフのことを指します。この設定により、アイドル時には静かに稼働させ、負荷時だけ速く回転させて冷却能力を発揮させることが可能になります。
2026 年現在の PC ハードウェア環境では、Intel の第 15 世代 Core Ultra(Arrow Lake)や AMD の Ryzen 9000 シリーズ以降の CPU が主流となり、トランスミッションレベルでの発熱密度がさらに高まっています。これらの最新コンポーネントは、温度上昇に対して瞬時にクロックを抑制するサーマルスロットリング機能を持っていますが、最適なカーブ設定によってスロットリングを回避し、最大性能を引き出しながらも騒音を最小限に抑えることが可能になります。また、ケースファンの配置やエアフロー設計と組み合わさることで、単体の冷却能力以上の効果が期待できます。
本ガイドでは、ファンカーブの基本原理から具体的な調整手順までを徹底解説します。BIOS での設定方法やサードパーティ製ソフトウェアを活用した高度な制御法、そして PWM と DC の違いといった技術的な背景も詳細に説明します。初心者の方でも理解できるよう専門用語には注釈を付けつつ、中級者以上の方にも役立つ具体的な数値例や製品名を紹介していきます。最終的に、あなた専用の最適な冷却環境を構築するためのロードマップを提供いたしますので、ぜひ最後までお読みください。
ファンカーブは、PC の温度センサーが検知した現在の温度に対して、どの程度ファンの回転数を上げれば良いかを指示する指令表のようなものです。横軸に温度(℃)、縦軸にファンの回転数(RPM)またはパーセンテージ(%)をとったグラフ上で、複数のポイントを結んで曲線を作成します。例えば、「40℃までは 30% で維持し、50℃を超えたら徐々に 60% に上げる」といった設定が典型的なカーブです。このプロファイルを設定することで、PC は常に最大回転数で稼働するのではなく、必要な分だけ回転させることで無駄な騒音や発熱を削減できます。
ファンの回転数は、温度が一定の閾値を超えた際に急激に上がることがあります。これは「オンオフ制御」に近い状態であり、静音性を求めるユーザーにとっては不快なノイズ源となります。一方で、緩やかに上昇するリニアカーブでは、冷却性能が不足して CPU がサーマルスロットリングを起こすリスクがあります。したがって、最適なファンカーブを見つけるためには、自身の PC の熱特性(アイドル時の温度やロード時の温度上昇率)を把握した上で、そのバランスをとる必要があります。2026 年時点の最新 BIOS では、AI を活用して負荷パターンの学習を行い、自動的に最適化されたカーブを生成する機能も搭載され始めていますが、手動で調整することでより細かく制御することが可能です。
また、ファンの種類によっても最適な温度帯は異なります。ケースファンとして流れる空気の速度(CFM)が重要な場合は、ある程度回転数を上げることが必要ですが、CPU クーラーのファンは熱交換効率を優先するため、高回転でも許容される場合があります。さらに、静音性を重視する環境では、ファンの回転数が 2000 RPM を超えると耳に届く騒音として認識されやすくなります。このため、アイドル時や軽い作業時の温度帯(30℃〜45℃)をいかに静かに保ちつつ、ゲームプレイや rendering などの高負荷時に迅速に応答できるカーブを設定することが重要になります。
ファンの制御方式には主に「PWM(パルス幅変調)」と「DC(直流電圧)制御」の 2 つがあります。4 ピンコネクタを採用しているファンの大半は PWM 対応であり、3 ピンコネクタや一部の 4 ピンファンは DC 制御に対応しています。この違いを理解することは、適切なカーブ設定を行うための前提条件となります。PWM 制御は、信号線(黒色)にパルスを送り、電圧を一定に保ちつつ回転数を細かく制御する方式です。これにより、低回転域でも安定した回転数が得られやすく、ファンのストール(回転停止)を防ぐ効果が期待できます。
一方、DC 制御は、電源ライン(12V)の電圧そのものを調整することで回転数を制御します。3 ピンファンはこの方式が基本であり、マザーボードのファンヘッダーから供給される電圧を変更して速度を操作します。ただし、電圧を下げて回転数を下げすぎると、ファンのモーターが十分に回らずに停止したり、異音が発生したりするリスクがあります。特に高性能な PC ファンや、多くの LEDs を搭載した RGB ファンを DC 制御で低速運転すると、安定しない可能性があります。したがって、基本的には 4 ピンコネクタを使用し、BIOS やソフトウェア上で PWM モードを指定することが推奨されます。
2026 年現在では、マザーボードのファンヘッダーはほとんどが PWM 対応となっていますが、古い PC のケースや一部の旧式ファンでは DC 制御が必要な場合があります。また、一部のマザーボードには「CPU_FAN」「CHA_FAN(Case Fan)」「AIO_PUMP」といった複数のヘッダーがあり、それぞれが独立して制御可能です。特に AIO クーラーのポンプ用ヘッダーは、常に一定の回転数で稼働させる必要があるため、カーブを固定値に設定する必要があります。以下の表に PWM と DC の特性と推奨用途をまとめましたので、ご自身のハードウェア構成に合わせて選択してください。
| 制御方式 | コネクタ規格 | 低回転域の安定性 | ノイズレベル | 主な使用例 |
|---|---|---|---|---|
| PWM | 4 ピン | 高い(最小 RPM 制御可) | 低い(細かく制御可能) | 最新の CPU ファン、AIO プンプ、ケースファン |
| DC | 3 ピン / 一部 4 ピン | 低め(ストールリスクあり) | 高め(電圧低下で異音発生) | 旧式ファン、一部の RGB ライトリング、ポンプ用ヘッダー |
制御方式を誤ると、BIOS で回転数を下げても実際には最大回転数で回ってしまう「効かない設定」になる可能性があります。また、DC 制御モードで PWM ファンに設定すると、電圧制御が正しく行われず、ファンの寿命を縮める恐れもあります。そのため、ファンカーブを設定する前に、マザーボードの取扱説明書や BIOS の「Fan Mode」セクションを確認し、「Auto」または「PWM」を選択することが最初のステップとなります。
現代のマザーボードには、BIOS(あるいは UEFI)画面内からファン制御を直接行う機能が付属しています。最も一般的かつ安全な調整方法はこれを利用することであり、Windows 上で動作するソフトウェアよりもシステム起動時から適用されるため、OS のトラブルが発生しても影響を受けません。主要なマザーボードメーカーはそれぞれ独自の名前でこの機能を提供しており、ユーザーインターフェースや制御の自由度が異なります。
ASUS の「Fan Xpert」シリーズ(最新では Fan Xpert 5 など)は、非常に直感的なグラフエディタを提供しています。自動調整機能(Auto Tune)があり、CPU やメモリなどの温度センサーを指定するだけで最適なカーブを生成してくれます。また、CPU クーラーや AIO パンプの接続状況に応じて設定が最適化されるため、初心者にもおすすめです。一方、MSI は「Fan Control」ツールを提供しており、複数のファンヘッダーをグループ化して同時に制御できる機能が便利です。Gigabyte の「Smart Fan 6(または 7)」は、ハイブリッドモードやサイレントモードなどのプリセットが豊富で、温度スキャン機能によって各ヘッダーの接続状況を自動検知します。
BIOS での設定においては、温度センサーとしてどの部位を選択するかが重要です。通常は CPU の温度が利用されますが、ケース内の空気の温度(Chassis Temp)や VRM(電圧制御モジュール)の温度を参照点にすることも可能です。VRM の温度が高い場合でも CPU 自体は冷えているため、CPU ファンのみに依存すると VRM の過熱リスクが高まります。特にオーバークロックを行う場合は、各ヘッダーのファンカーブを独立して調整し、必要な部品に冷却風を送り込むことが推奨されます。以下に主要メーカーの BIOS ツールの比較を表示します。
| メーカー | 機能名称 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ASUS | Fan Xpert | グラフ直感的、自動調整精度が高い | ★★★★★(初心者向け) |
| MSI | Fan Control | グループ制御が便利、カーブ編集が柔軟 | ★★★★☆ |
| Gigabyte | Smart Fan | 接続検出機能が優秀、プリセット多様 | ★★★★☆ |
| ASRock | Hardware Monitor | 基本機能は搭載、詳細設定は簡易的 | ★★★☆☆ |
BIOS で調整する際は、設定を保存して再起動する前に必ずテストを行ってください。設定変更後、PC が正常に起動しない場合やファンの回転が不安定な場合は、CMOS クリアを行うことで初期状態に戻すことができます。また、2026 年の最新 BIOS では、温度センサーのオフセット調整機能も強化されており、センサー自体の誤差を補正してより正確な制御が可能になっています。
BIOS の設定機能が優れていても、Windows 上で動作しているアプリケーションによって温度が変動する速度やタイミングは複雑です。また、特定のゲームやアプリを実行中のみファン特性を変えたい場合、OS レベルでの調整が必要です。その際に役立つのがサードパーティ製のソフトウェアであり、これらはより詳細なカーブ編集やモニタリング機能を提供します。
代表的なツールとして「FanControl by Rem0o」があります。これはオープンソースで無料のソフトウェアであり、2026 年現在も活発に開発が続いています。特徴は、任意の温度センサー(CPU, GPU, HDD, SSD など)を制御対象とできる点です。例えば、「GPU の温度が上がった時にケースファンの回転数を上げる」といったクロスファンクションの設定が可能で、システム全体のエアフローバランスを最適化できます。また、複数の PC で設定ファイルを共有することも可能で、ユーザーコミュニティから作成されたプリセットカーブをダウンロードして利用することもできます。
「Argus Monitor」は有料版と無料版があり、高度な制御が特徴です。特に GPU ファンの制御において、マザーボードの BIOS 設定では対応していないグラフィックボード独自のファンカーブを Windows から変更できる点が強みです。これにより、ゲーム中は静音モードで、レンダリング時は高回転に切り替えるなどの動的な切り替えが可能です。「SpeedFan」は長年愛用されてきたソフトですが、2026 年現在は後継ツールや FanControl のようなモダンなインタフェースを持つソフトが主流となっています。ただし、古いマザーボードには SpeedFan が動作する場合もあり、依然として価値があります。
ソフトウェアを使用する利点は、OS 起動時から適用されるため、BIOS の設定を頻繁に切り替える手間がかからない点です。また、リアルタイムで温度グラフと回転数を表示しながら調整できるため、直感的に最適値を見つけやすいです。ただし、セキュリティソフトとの干渉や、自動起動の設定が必要な場合があるため、信頼できる開発元からダウンロードすることが重要です。
PC には複数の冷却対象があり、それぞれ最適な温度範囲と冷却要件が異なります。CPU, GPU, ケースファンの役割を正しく理解し、それぞれに合わせたカーブを設定することで、全体の性能と静寂性を最大化できます。
CPU ファンは PC の心臓部ともいえる部分であり、最も重要な制御対象です。最新の CPU はアイドル時には 30℃〜40℃程度まで下がりますが、負荷をかけると瞬時に 60℃を超えます。このため、CPU ファンのカーブ設定では、アイドル時の低回転と、ピーク時の高回転の両立が求められます。Intel の Core i9 や AMD の Ryzen 9 のような高性能 CPU の場合、サーマルスロットリングを回避するためには、80℃〜85℃あたりでファンが最大回転数に達する設定が一般的です。ただし、100℃以上になるまで待つかというと、それは危険な行為であり、冷却性能の余裕を持たせるためにも 80℃付近で応答することを目指します。
GPU ファンは多くの場合、グラフィックボード自体のファンカーブ制御機構を持っています。しかし、マザーボード側のケースファンの調整と連動させることで、GPU から排出される熱を効率的に排気できます。特に、ケース内の空気が滞留しやすい構成では、GPU の温度が上昇した際に排気ファンの回転数を上げる設定が有効です。また、一部のグラボは「ゼロファンモード」を持っており、低負荷時は全く回転しません。この場合、カーブ調整の対象外となるため、BIOS やソフトウェアで無理に制御しないほうが無難なケースもあります。
ケースファン(インテーク/エグゾースト)は、システム全体のエアフローを維持するための役割です。CPU クーラーの排気効率を高めるためには、前面からの冷気の導入と後面への熱気の排出が適切に行われる必要があります。静音性を最優先する場合、アイドル時に 1000 RPM を超えない設定にし、負荷時にもマックスで 2000 RPM を越えないように調整します。逆に、冷却性能重視の場合は、常に 30%〜40% で回転させ続ける「常時回転」設定や、温度応答を鋭敏にしたカーブが推奨されます。以下にコンポーネント別の推奨設定例をまとめました。
| コンポーネント | アイドル目標温度 | ロード許容温度 | 最大 RPM 目安 | 制御の優先度 |
|---|---|---|---|---|
| CPU ファン | 35℃〜40℃ | 70℃〜80℃ | 100% (12V) | 高(性能維持) |
| GPU ファン | 30℃〜40℃ | 65℃〜75℃ | 100% (自身制御) | 中(連動調整) |
| ケースファン | - | 45℃〜50℃ | 80%〜90% | 高(エアフロー) |
ヒステリシスとは、ファンカーブにおいて温度が一定の間隔で変化した際に、回転数がすぐに切り替わらないようにするための設定です。これは「温度変動でファンが頻繁に変化するのを防止する」ために不可欠な概念です。もしヒステリシスが設定されていない場合、PC の温度センサーの検知誤差や負荷の細かな変動により、49℃と 51℃の間でファンの回転数が激しく上下する「サーモスタット効果」が発生します。この現象は、ユーザーに「ブッ」という音が連続して聞こえるストレスを与え、ファン自体の寿命を縮める原因にもなります。
ヒステリシスの値は、通常 2℃〜5℃程度が推奨されます。例えば、「40℃でファンが 30% に上昇し始める」設定において、ヒステリシスを 3℃に設定すると、ファンの回転数が安定して 43℃まで下がらない限り 30% を維持します。これにより、温度が微小に変動しても回転数が安定し、聴覚上のノイズを低減できます。BIOS やソフトウェアの設定項目には「Hysteresis」「Min/Max Temp」「Ramp Up/Down」などの名称で見られることがありますが、いずれも同じ意図を持ったパラメータです。
また、回転数の上げ下げの速度(ラップアップ・ダウン)も重要です。温度が上がったときにファンがいきなり最大回転数になるのではなく、5 秒や 10 秒かけて徐々に加速させる設定があります。これにより、急激な風切り音によるストレスを減らすことができます。特に、動画編集やゲームプレイなどの負荷が急峻に変化するシーンでは、この「滑らかさ」が体感する静寂性に大きく影響します。2026 年時点の FanControl などのソフトウェアでは、ヒステリシス設定に加えて「Ramp Rate(秒あたり RPM の変化率)」を調整できる機能も充実していますので、微細なノイズ調整に活用してください。
最適なファンカーブを見つけるには、試行錯誤の過程が必要です。以下の手順に従って、負荷テストを行いながら温度を記録し、カーブを調整していくプロセスが一般的です。
この手順では、一度に全ての温度帯を変えず、一部分ずつ調整していくことが重要です。また、Windows の起動直後や、バックグラウンドで動作するプロセスの影響を受けるため、負荷テストはクリーンブート状態で行うのが理想です。特に 2026 年現在では、Windows Update の自動更新やセキュリティソフトのフルスキャンなどが温度変動の原因となるため、テスト環境を整理することが品質の高いデータ取得につながります。
ユーザーの使用目的によって最適なファンカーブは異なります。ここでは代表的な 3 つのパターン(静音重視、バランス型、冷却重視)について具体的な数値例を示します。ただし、これらはあくまで基準であり、実際の PC の構成や環境気温に応じて微調整が必要です。
1. 静音重視モード この設定では、アイドル時や軽い作業時にファンの回転数を極限まで下げます。ゲームプレイなど高負荷時には音が発生しても許容し、冷却性能を優先します。
2. バランス型(推奨) 最も汎用的な設定です。日常使用でも静かで、負荷時にも過度に温度が上がりすぎないバランスを取ります。
3. 冷却重視モード オーバーヒートを防止し、最大性能を維持することを最優先します。アイドル時でも一定の回転数を保ちます。
以下に、これらの設定を具体的な温度と RPM の組み合わせで表形式化しました。この表を基準として、ご自身の PC に合わせてカーブポイントを追加・削除してください。
| 温度帯 (℃) | 静音重視 (%RPM) | バランス型 (%RPM) | 冷却重視 (%RPM) |
|---|---|---|---|
| 20 - 35 | 10% (静止) | 20% | 40% |
| 36 - 45 | 20% | 30% | 50% |
| 46 - 60 | 40% → 60% | 50% → 70% | 70% → 90% |
| 61 - 80 | 70% | 80% | 100% |
| 81+ | 100% | 100% | 100% |
設定後に発生する可能性のある問題について、その原因と対処法を解説します。
本記事では、PC 冷却システムの最適化において重要な「ファンカーブ」の設定方法について詳細に解説しました。以下の要点をまとめます。
Q. ファンカーブの設定は危険ですか? A. 基本的には安全ですが、極端な設定は避けてください。ファンの回転数を完全にゼロにすると冷却が停止し、CPU が過熱してシステムクラッシュを起こす可能性があります。また、最低 RPM(例:500 RPM)を下げて設定すると、ファンが停止してしまうリスクがあります。通常、アイドル時に 10%〜20% の回転を維持すれば安全です。
Q. BIOS で設定しても Windows 上で効かない場合は? A. 多くの場合、Windows から起動するサードパーティ製ソフトウェア(FanControl など)が優先されるため、BIOS 設定が上書きされます。ソフトウェアを使用する際は、BIOS のカーブを「Standard」や「Auto」に戻すか、ソフトウェア側の設定で BIOS オーバーライドを無効にする必要があります。
Q. ファンカーブを修正しても温度が変わりません。 A. 物理的な冷却能力の問題である可能性があります。CPU クーラーの取り付け圧力不足や、クーラーの放熱板へのグリス塗布不足が考えられます。また、ケース内のエアフローが悪化している(埃詰まりなど)場合も改善されません。ハードウェア側のチェックを優先してください。
Q. 静音モードにすると PC がすぐに停止してしまいます。 A. 冷却性能が追いついていないため、サーマルスロットリングや過熱保護によりシャットダウンしています。アイドル時の温度は低くても、負荷時に急激に上昇している可能性があります。ファンカーブの中間帯(50℃〜70℃)での回転数を上げてください。
Q. GPU のファンも PC 側の設定で制御できますか? A. 一部のマザーボードやソフトウェアでは可能ですが、多くのグラボは独自のファームウェアを持っています。GPU-Z や MSI Afterburner などの専用ツールを使用して、グラボ固有のファンカーブを調整するのが一般的です。
Q. PWM ファンを DC ヘッダーに繋ぐとどうなりますか? A. 回転数は可能ですが、安定性が低下します。また、3 ピンコネクタの場合は PWM 信号が認識されず、DC モードとして動作します。BIOS で「Auto」を選択していても、ファンの種類によっては誤認識する場合があります。
Q. ファンカーブの設定ファイルは共有できますか? A. はい、FanControl や Argus Monitor などでは設定ファイルをエクスポートできます。ただし、PC の構成(使用している CPU やマザーボード)が異なる場合、温度センサーの値が一致しないため注意が必要です。
Q. BIOS 設定を間違えて PC が起動しなくなりました。 A. CMOS クリアを行いましょう。電源ケーブルを外した状態で、マザーボード上のクリアジャンパーピンにショートするか、バッテリーを取り外して数分放置してから再度装着してください。これで BIOS の初期状態に戻ります。
Q. 2026 年現在でも SpeedFan は使えますか? A. 古いシステムや特定のハードウェアでは動作しますが、セキュリティの観点から更新が停止しているため推奨されません。FanControl や Argus Monitor など、メンテナンスが行われている代替ツールを利用してください。

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