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2026 年 4 月時点において、デジタルプライバシーと計算機的自由に対する意識はかつてないほど高まっています。個人が所有するコンピューターが、製造元やソフトウェアベンダーによって完全に制御される状態は、「完全な奴隷状態」と呼ばれることもあります。そこで注目されているのが「完全オープンソース PC」の構築です。これは単に Linux をインストールすることを超え、ブートローダー(LibreBoot や coreboot)、カーネル(Linux-libre)、そしてデバイスドライバに至るまで、すべてがフリーソフトウェアで構成されることを意味します。このアプローチは、ユーザーが自身のコンピューターの内部動作を完全に理解し、改変・制御する権利を取り戻すための重要な手段です。
完全オープンソース PC の構築には、ハードウェアレベルでの選択が不可欠です。2026 年現在、Intel や AMD のプロプライエタリなマイクロコードやファームウェア(ブロブ)を含めない構成は、セキュリティとプライバシーの観点から強烈な推奨事項となっています。例えば、Edward Snowden 氏のような著名な活動家も、自身の通信を保護するためにハードウェアレベルでの透明性を重視した PC を使用してきた歴史があります。彼らが選択するルートは、必ずしも最新かつ最速の性能とは一致しませんが、「自由」こそが最大の資産であるという考え方に基づいています。
本記事では、2026 年の最新情報を踏まえつつ、完全オープンソース PC の構築に必要な知識を体系的に解説します。LibreBoot や coreboot の違い、Linux-libre カーネルの導入方法、FSF(フリーソフトウェア財団)認証製品の選定基準など、具体的な製品名や数値スペックを交えて詳細に説明していきます。また、ThinkPad X230 などのレガシーマシンから System76 Talos II といった最新サーバーまで、10 年間にわたって使い倒すための構成案も提示します。読者が自身の環境で安全かつ自由なコンピューティングを実現するための指針となることを願います。
ブートプロセスにおけるファームウェアの自由度は、完全オープンソース PC の成否を分ける最大の要因です。従来の BIOS や UEFI ファームウェアには、プロプライエタリなマイクロコードや非フリーなコンポーネントが含まれていることが多く、これがセキュリティ上のリスクやユーザーの自由の制限となります。ここで主要となるのが LibreBoot、coreboot、heads の三つです。これらはすべてオープンソースベースですが、哲学と実装の目的において明確な違いがあります。
LibreBoot は、coreboot をベースとしつつ、非フリーなファームウェアを一切含まないことを最優先するプロジェクトです。2026 年現在では、特定の ThinkPad モデル(X230 など)や IBM System x に対して安定したブートイメージが提供されています。LibreBoot の最大の利点は、その「完全性」にあります。Intel や AMD が公開しないマイクロコードを一切含めず、ハードウェアの状態をユーザーが完全に監視できるように設計されています。ただし、これはある程度の性能低下を意味し、最新の CPU 機能の一部が利用できない可能性があります。
heads と LibreBoot の違いは、セキュリティと自動化の重視度にあります。heads は、Intel の TXT(Trusted Execution Technology)や AMD の Secure Boot 機能を安全に無効化・制御するためのツールセットを含んでいます。2026 年の脅威モデルにおいて、ブートローダーレベルでの改ざん防止は重要であり、heads はそのための暗号化検証機能を提供します。一方、LibreBoot はよりシンプルさを追求しており、コアブートロードの最小化に徹しています。この選択は、ユーザーが求めるセキュリティの粒度によって分かれるべきです。
| 特徴項目 | LibreBoot | coreboot (標準) | heads |
|---|---|---|---|
| ベース | coreboot | coreboot | coreboot + GRUB |
| 非フリーブロブ | 完全排除 | 場合による | 完全排除(暗号化) |
| サポート対象 | ThinkPad X230, T440p など | 多岐にわたるマザーボード | ThinkPad, Dell Latitudes |
| セキュリティ機能 | シンプルな検証 | 標準 UEFI/Secure Boot | Advanced Verified Boot |
| 更新頻度 | 安定版中心(年数回) | 開発版(毎週) | 定期的リリース |
| 難易度 | 中級者向け | 上級者向け | 上級者・セキュリティ重視 |
LibreBoot を選択した場合、ThinkPad X230 の場合、BIOS フラッシュは flashrom ツールを使用し、特定のフラッシュチップ(Winbond W25Q64 など)に対応する必要があります。また、coreboot と heads を比較する際、heads が提供する「verified boot」機能は、ブートローダーの改ざんを検知するために SHA-256 チェックサムを利用します。これは 2026 年のマルウェア対策において極めて重要です。
完全オープンソース PC の構築において、ハードウェアの選択は最も難しい側面の一つです。最新の Intel や AMD プロセッサには、非フリーなマイクロコードが必須となっており、これを排除することが困難です。そのため、多くの場合、2013 年〜2014 年頃のモデルや、特定のオープンソース志向メーカー製サーバーが推奨されます。ThinkPad X230 はこの分野の象徴的なマシンであり、LibreBoot のサポート対象として最も有名です。
ThinkPad X230 は、Core i7-3520M プロセッサ(Intel Ivy Bridge)を搭載し、DDR3L-1600 メモリをサポートしています。TDP(熱設計電力)は 45W で、消費電力と発熱のバランスが良く、10 年間使い倒す構成として最適です。このマシンに LibreBoot を導入することで、Intel の非公開マイクロコードなしで動作します。また、ThinkPad T440p は、Haswell ベースのプロセッサ(i7-4850HQ など)を搭載し、より高い性能を提供しますが、LibreBoot 対応の安定性は X230 に劣ります。
最新かつ完全な自由を追求するなら、System76 Talos II や Thelio Mira、MNT Reform 2 が挙げられます。Talos II は IBM Power9 プロセッサを採用したサーバーで、IBM が完全にオープンソースなハードウェアを提供しています。Thelio Mira はデスクトップ向けで、Ryzen Threadripper などの高性能 CPU をサポートしつつ、非フリーファームウェアを排除する設計です。MNT Reform 2 は、完全なオープンソースハードウェアを目指すラップトップで、キーボードやケースまでが CAD データとして公開されています。
| ハードウェア | CPU / 世代 | メモリ規格 | LibreBoot/FSF | 推奨ユースケース |
|---|---|---|---|---|
| ThinkPad X230 | i5/i7-3xxx (Ivy) | DDR3L-1600 | 対応(LibreBoot) | プライバシー重視の日常用途 |
| ThinkPad T440p | i5/i7-4xxx (Haswell) | DDR3L-1600/2133 | 一部対応 | モバイルワーク・開発環境 |
| System76 Talos II | IBM Power9 | ECC DDR4 | FSF Certified | サーバー・コンテナ基盤 |
| Thelio Mira | AMD Ryzen Threadripper | DDR4-3200+ | FSF Certified | デザイン・編集・開発 |
| MNT Reform 2 | ARM/RISC-V (カスタム) | LPDDR4X | フルオープン | 教育・研究用ハードウェア |
System76 の製品は、FSF(フリーソフトウェア財団)の認証を受けた製品として販売されています。これは、ハードウェアの仕様書が公開され、ドライバーもフリーであることが保証されていることを意味します。2026 年現在でも、この認証は信頼性の指標となります。一方で、ThinkPad X230 のような旧型マシンは、コストパフォーマンスに優れており、10 年間使い倒す構成においては、パーツの入手性と耐久性が高いという利点があります。
完全オープンソース PC を構築する際、グラフィックカード(GPU)の選択は最も困難な課題の一つです。現代の GPU は高度な機能を提供するため、メーカーが独自に開発したファームウェアやマイクロコード(通称「ブロブ」)を必須とするケースが多々あります。これらは非フリーであり、ユーザーがその内部動作を検査・改変することを妨げます。完全な自由を求める場合、Intel の統合グラフィックや AMD のオープンソースドライバが可能なモデルを選択する必要があります。
Intel の iGPU は、特に Ivy Bridge や Haswell 世代以降において、Linux カーネルの標準ドライバ(i915)で良好に動作します。ただし、最新の Intel GPU では、非フリーなマイクロコードが依然として必要とされることがあります。LibreBoot を導入した ThinkPad X230 などは、Intel HD Graphics 4000 または 4600 シリーズを搭載しており、これらは Linux-libre カーネル上で完全にオープンソースで動作します。性能面では、最新のゲーム用途には向きませんが、動画再生やデスクトップ操作には十分です。
AMD の GPU においては、Radeon Open Compute (ROCm) やオープンソースドライバの進展が著しく、2026 年現在では多くの機能がリベレーションされています。特に AMD Ryzen 4000 シリーズ(Raven Ridge)以降は、RDNA アーキテクチャにおいても Linux ドライバのサポートが強力です。ただし、ファームウェアの一部には非フリーなコンポーネントが含まれる可能性があるため、厳密な完全オープンソースを求める場合は、Raptor Computing の Blackbird カードのような特殊なハードウェアが検討されます。
Blackbird は、Raptor Computing Systems によって開発された、完全にオープンソースな GPU です。これは、FPGA や RISC-V プロセッサをベースに設計され、ファームウェアからプロプライエタリなコンポーネントを排除しています。2026 年現在では、このカードは特定のサーバーや組み込みシステムにおいて採用されていますが、コストと入手性という点で一般ユーザーにはハードルが高いのも事実です。
OS(オペレーティングシステム)の選定は、ソフトウェアの自由を決定づけます。一般的な Linux ディストリビューションでは、カーネル内に非フリーなファームウェアが含まれていることが多く、これは完全オープンソース PC の原則に反します。そこで登場するのが Linux-libre カーネルです。これは GNU によって管理され、Linux のすべての非フリーコンポーネントが削除されたバージョンです。
Linux-libre は、FSF(フリーソフトウェア財団)によって承認されており、GNU/Linux と呼ばれるシステムの一部として扱われます。2026 年現在でも、このカーネルの維持は GNU プロジェクトの重要課題の一つです。Linux-libre を使用することで、ブートプロセスからユーザーランドに至るまで、すべてのソフトウェアコードが自由であることを保証できます。ただし、これにより一部のハードウェアドライバや機能(例えば特定の Wi-Fi モジュール)が動作しない可能性があり、トレードオフを理解しておく必要があります。
さらに根本的なアプローチとして、GNU/Hurd が存在します。これは、リチャード・ストールマンが提唱したマイクロカーネルアーキテクチャに基づく OS です。Linux はモノリシックカーネルですが、Hurd は GNU の標準カーネルであり、完全な自由と柔軟性を提供することを目的としています。しかし、実用性という点では Linux に劣っており、2026 年現在でも一般的なデスクトップ用途での採用は限定的です。
GNU/Hurd を選択する意義は、技術的な革新性よりも哲学的な純粋さにあります。マイクロカーネルの設計により、システム全体がより安全でモジュール化されています。しかし、2026 年時点では、実用性を求める場合は Linux-libre が現実的な選択肢となります。GNU/Hurd は、研究目的や特定のセキュリティ要件が高い環境での利用に適しており、完全な自由への挑戦として位置づけられます。
Linux-libre カーネルを使用するディストリビューションにはいくつかの選択肢があります。それぞれに固有の特徴があり、ユーザーのニーズに合わせて選定する必要があります。2026 年現在、主要なフリー OS ディストリビューションは以下の通りです。
Trisquel は、Ubuntu ベースで開発されており、初心者にとって最も親和性が高いディストリビューションの一つです。LibreOffice や Libreboot のサポートが組み込まれており、すぐに使用を開始できます。ただし、Ubuntu ベースであるため、定期的なアップデートサイクルに依存する側面があります。
Parabola は Arch Linux ベースのディストリビューションで、Linux-libre カーネルを標準採用しています。Arch Linux の rolling release モデルを採用しており、常に最新のソフトウェアが利用可能です。ただし、設定に専門知識が必要であり、上級者向けと言えます。
PureOS は Purism 社によって開発された OS で、Librem ラップトップ(15 1st Gen など)で標準採用されています。Debian ベースで、セキュリティとプライバシーに特化しています。2026 年現在でも、FSF 認証を取得した製品との連携が強化されています。
| ディストリビューション | ベース OS | パッケージマネージャ | FSF 認証 | 推奨ユーザー層 |
|---|---|---|---|---|
| Trisquel | Ubuntu LTS | APT (.deb) | あり | 初心者、一般家庭 |
| Parabola | Arch Linux | Pacman (.pkg.tar.zst) | あり | 上級者、開発者 |
| PureOS | Debian | APT (.deb) | あり | セキュリティ重視 |
| Guix System | GNU Guix | Guix (自前管理) | あり | デベロッパー、研究者 |
| Hyperbola | Arch Linux / Debian | Pacman / APT | あり | 保守的ユーザー |
Guix System は、GNU のパッケージマネージャである Guix を使用し、再帰的なパッケージ定義が可能となっています。これにより、システム全体をコードとして管理・バージョン管理することが可能です。2026 年現在では、この機能は環境再現性やセキュリティ監査において非常に重要視されています。Hyperbola GNU/Linux-libre は、Parabola と同様に Arch ベースですが、より保守的なパッケージ選択を行うことでシステムの安定性を高めています。
完全オープンソース PC の構築は、単なる技術的実践ではなく、セキュリティとプライバシーの戦略的選択でもあります。Edward Snowden 氏のような著名な活動家が、自身の通信を保護するためにハードウェアレベルでの透明性を重視してきた事実があります。彼が使用したマシンや OS は、必ずしも最新のものではありませんでしたが、制御不能なバックドアが存在しないことを最優先しました。
2026 年におけるセキュリティ脅威は、ソフトウェアの脆弱性だけでなく、ハードウェアファームウェアへの攻撃も増加しています。Intel の ME (Management Engine) や AMD の PSP (Platform Security Processor) は、OS にアクセス権限を持ち、ユーザーの監視が不可能な状態になる可能性があります。これを回避するために、LibreBoot を使用してこれらの機能を無効化することが推奨されます。
また、暗号化技術の選択も重要です。LUKS (Linux Unified Key Setup) によるフルディスク暗号化は標準的ですが、完全な自由を求める場合、その実装がオープンソースであることが確認されています。2026 年現在でも、AES-256 などのアルゴリズムは強力ですが、ハードウェアレベルでの暗号処理に非フリーコンポーネントが含まれないよう注意が必要です。
Snowden 氏の実例から学ぶべき教訓は、「信頼できないものは使わない」という原則です。完全なオープンソース PC は、理論上、すべてのコードが公開されているため、潜在的な脆弱性をユーザー自身が検証可能である点で、セキュリティ上の優位性を持ちます。しかし、これはユーザーがその知識と時間を持つことを前提としており、誰でも適用できるわけではありません。
完全オープンソース PC の構築には、環境への配慮も含まれます。新製品を毎年購入し続けることは、電子廃棄物の増加につながります。一方で、古いハードウェアを使い倒すことは、リサイクルや再利用に寄与します。LibreBoot や Linux-libre を使用した場合、最新 CPU ほどの性能は得られませんが、10 年間使い倒す構成として十分に機能します。
ThinkPad X230 のようなマシンは、2013 年発売ですが、現在でも十分な性能を持ちます。TDP(熱設計電力)が低く、消費電力を抑えつつ安定して動作します。2026 年現在では、このマシンのバッテリーを新品に交換することも容易であり、寿命を延ばすことが可能です。
一方で、System76 Talos II のようなサーバー用マシンは、より高い性能と耐久性を持ちます。ECC メモリや redundant power supply を採用しており、データセンターレベルの信頼性を提供します。しかし、消費電力は高くなるため、環境負荷とのバランスが課題となります。
| 構成 | TDP (W) | 消費電力 (待機/稼働) | 耐用年数予測 | 環境負荷 |
|---|---|---|---|---|
| ThinkPad X230 | 45-57 | 15W / 80W | 10 年以上 | 低(再利用) |
| Talos II | 150-300 | 100W / 600W | 15 年超 | 中(高電力) |
| Thelio Mira | 250-400 | 150W / 800W | 10-15 年 | 高(新製品) |
2026 年の視点では、電源効率と自由のトレードオフをどう解決するかが重要です。LibreBoot を使用することで、BIOS 内の不要な機能を無効化し、消費電力をわずかに削減できる可能性があります。また、Linux-libre カーネルの使用により、ドライバの最適化が進むことで、CPU のアイドル時の電力消費を抑えることが期待されます。
FSF(フリーソフトウェア財団)は、ハードウェアの自由を評価し、認証するプログラムを実施しています。2026 年現在でも、この認証を受けた製品は、非フリーファームウェアやブロブが含まれていないことが保証されています。System76 の Talos II や Thelio Mira は、この認証を取得した代表的な製品です。
リチャード・ストールマン氏は、長年にわたりハードウェアの自由を提唱してきました。彼が推奨する構成は、必ずしも最新の性能を求めるものではありません。「完全な自由」こそが最大の価値であるという立場です。2026 年時点でも、彼の考え方は変わっておらず、ユーザーが自身のコンピューターを完全に制御することの重要性を強調しています。
FSF 認証製品を選ぶことで、開発者やメーカーとの直接的な関係性が構築され、問題発生時のサポート体制も整備されています。ただし、認証製品の価格はいわば「自由への対価」として設定されており、一般的な市販品よりも高くなる傾向があります。
完全オープンソース PC を実際に構築するための具体的な手順を解説します。まず、目標とするハードウェア(例:ThinkPad X230)の準備を行います。次に、LibreBoot のイメージをダウンロードし、フラッシュします。このプロセスには、flashrom ツールや特定の USB ドライブが必要となります。
| 手順 | ツール/コマンド | 目的 |
|---|---|---|
| 1. ダウンロード | wget libreboot image | フリーブートローダー取得 |
| 2. フラッシュ | flashrom -p internal | BIOS に書き込み |
| 3. カーネルビルド | make menuconfig | Linux-libre 設定 |
| 4. 検証 | verify boot signature | セキュリティ確認 |
LibreBoot をフラッシュした後、Linux-libre カーネルをコンパイルする必要があります。kernel.org からソースを取得し、Librepatch を適用してビルドします。このプロセスには、GCC や binutils の環境構築が必要です。また、GRUB2 または systemd-boot などのブートローダーと連携させる設定も必要です。
トラブルシューティングでは、ThinkPad X230 特有の問題(BIOS 再書き込みの失敗など)に対応する必要があります。この場合、外部プログラムダンプツールを使用し、チップの状態を確認することが重要です。最終的に、システムが正常に起動し、ブートローダーが検証されたことを確認します。
LibreBoot と coreboot の違いは何ですか? LibreBoot は coreboot をベースとしつつ、非フリーファームウェアを完全に排除したプロジェクトです。coreboot はオープンソースですが、一部のプロダクトでは非ブロブが含まれる可能性があります。LibreBoot は特にセキュリティと自由の完全性を追求しています。
Linux-libre カーネルを使用すると動作しない機能はありますか? はい。一部のハードウェアドライバやプロプライエタリなマイクロコードを必要とするデバイス(特定の Wi-Fi モジュールや GPU)が動作しない可能性があります。LibreBoot を使用する場合、Intel iGPU などは問題なく動作しますが、AMD の最新 GPU では注意が必要です。
10 年間使い倒す構成は現実的ですか? はい。ThinkPad X230 や T440p は、耐久性が高く、パーツの入手性も良好です。バッテリー交換や SSD 換装を定期的に行うことで、10 年以上の運用が可能です。
Edward Snowden 氏はどのような PC を使用していますか? Snowden 氏は、ハードウェアレベルでのプライバシー保護を重視しており、Libreboot や Linux-libre を使用したカスタム構成を採用してきました。また、物理的なセキュリティ対策も併用しています。
FSF 認証製品は高価ですか? はい。認証取得にはコストがかかるため、一般的に市販品よりも価格が高くなります。しかし、「自由」への投資として捉えることができます。System76 の Thelio Mira などがあります。
GNU/Hurd をデスクトップで使用できますか? 技術的には可能ですが、2026 年現在でも、実用性やハードウェアサポートの面で Linux-libre に劣ります。研究目的や特定の用途に限って推奨されます。
Intel ME (Management Engine) は完全に無効化できますか? LibreBoot や heads を使用することで、Intel ME の機能は無効化または制限されることが可能です。ただし、ハードウェアレベルでの完全な削除には限界があります。
LibreBoot のフラッシュに失敗した場合はどうすればよいですか? 外部プログラムダンプツール(例:CH341A クリップ)を使用して、BIOS チップを直接書き換える必要があります。この場合のリスクは自己責任となりますので、慎重に行ってください。
電源効率は LibreBoot で向上しますか? LibreBoot は不必要な機能を無効化することで、わずかながら消費電力を削減する可能性があります。ただし、CPU のスリープ状態やアイドル時の制御にはカーネルの設定も影響します。
非フリーブロブなしで最新の GPU を使用できますか? 困難です。最新 GPU は非フリーファームウェアに依存していることが多く、Raptor Computing Blackbird などの特殊なハードウェアを除き、完全オープンソースでの動作は保証されません。
本記事では、2026 年 4 月時点における完全オープンソース PC の構築について詳細に解説しました。以下が主要な要点のまとめです。
完全オープンソース PC は、単なる技術的な挑戦ではなく、デジタル社会における自由と自律を追求する行為です。読者が自身の環境でこれらの知識を活かし、安全かつ自由的なコンピューティングを実現することを願っています。
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