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    キャプチャーボードの選び方|内蔵PCIeと外付けUSBの違い

    自作.com編集部·2026年6月3日·更新: 2026年10月11日

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    目次

    キャプチャーボードの基本構造と動作原理キャプチャーボードの基本処理フロー内蔵PCIeキャプチャーボードの詳細とメリットPCIeタイプのハードウェア特性外付けUSBキャプチャーボードの詳細とメリット外付けUSBタイプのカテゴリー分け内蔵PCIe vs 外付けUSB:徹底比較表1:通信規格と帯域幅の比較表2:パフォーマンスと機能性の比較画質と遅延に関する専門的分析2026年時点の解像度・フレームレート基準と選び方パススルー (Pass-through) の重要性キャプチャ (Capture/Recording) の現実的な選択表3:用途別・推奨スペック構成案配信用途別の最適な構成ガイド1. シングルPC構成(1台のPCでゲームと配信を完結)2. デュアルPC構成(ゲーム用PCと配信用PCを分ける)表4:シングルPC vs デュアルPC 比較表実務的なインストール手順と最適設定1. 物理的な接続とハードウェア確認2. ドライバーとソフトウェアの導入3. エンコード設定(画質と負荷のバランス)トラブルシューティングと注意点1. 映像が映らない(黒い画面)2. 音声のズレ(音ズレ)3. USB帯域不足による切断4. 激しい発熱とノイズよくある質問 (FAQ)まとめ:あなたに最適なキャプチャーボードの選び方最終チェックリスト
    キャプチャーボードの選び方|内蔵PCIeと外付けUSBの違い
    キャプチャーボードの選び方|内蔵PCIeと外付けUSBの違い

    ゲーム実況やライブ配信、あるいはSwitchやPS5などのコンソール機をPCで録画したいと考えた際、避けて通れないのが「キャプチャーボード」の選択です。2026年現在、ゲーミングモニターの主流は4K/144HzやWQHD/240Hzへと移行しており、それに伴いキャプチャーボードに求められるスペックも飛躍的に向上しています。単に「映像が映ればいい」という時代は終わり、低遅延(低レイテンシー)なパススルー機能や、HDR10、VRR(可変リフレッシュレート)への対応が必須条件となっています。

    キャプチャーボードには、大きく分けてPC内部の基盤に直接差し込む「内蔵PCIeタイプ」と、USB端子に接続する「外付けUSBタイプ」の2種類が存在します。初心者の多くは設置が簡単なUSBタイプを選びがちですが、配信の安定性や画質、特に4K/60fps以上の高解像度録画を追求する場合、PCIeタイプが持つ帯域幅の優位性は無視できません。一方で、ノートPCユーザーや複数のPCを使い分ける配信者にとって、USB4やThunderbolt 4対応の外付けモデルは極めて強力な選択肢となります。

    本記事では、自作PCの視点から、内蔵PCIeと外付けUSBの構造的な違いを深掘りし、遅延・画質・対応解像度という3つの観点から徹底的に比較します。また、RTX 50シリーズや最新のCore Ultraプロセッサを搭載したハイエンド環境で、どのようなキャプチャーボードを組み合わせるのが最適なのか、具体的な製品名と数値スペックを交えて解説します。


    キャプチャーボードの基本構造と動作原理

    キャプチャーボードの基本構造と動作原理
    キャプチャーボードの基本構造と動作原理

    キャプチャーボードの役割は、外部デバイス(ゲーム機など)から出力されるHDMI信号をデジタルデータに変換し、PCのメモリやストレージに転送することです。ここで重要な概念が「パススルー」と「キャプチャ(録画・配信)」の分離です。パススルーとは、入力された映像信号をそのままモニターへ出力する機能であり、ここでの遅延が大きいと、プレイヤーは操作感に違和感を覚えます。一方、キャプチャはPC側で処理される映像であり、ここで発生する遅延は「配信画面上の遅延」となるため、プレイヤー自身の操作感には影響しません。

    映像信号の伝送には、HDMI 2.0やHDMI 2.1といった規格が利用されます。特にHDMI 2.1では、FRL(Fixed Rate Link)という伝送方式により、最大48Gbpsという圧倒的な帯域幅を確保しています。これにより、4K/120fpsや8K/60fpsといった超高解像度・高フレームレートの伝送が可能になりました。キャプチャーボードを選ぶ際は、単に「4K対応」と書かれているかではなく、「パススルーが4K/120fpsに対応しているか」および「キャプチャ(録画)自体が4K/60fpsで可能か」を明確に区別して確認する必要があります。

    また、映像の色の表現形式(クロマサブサンプリング)も重要です。多くの安価なボードは「YCbCr 4:2:2」や「4:2:0」で処理しますが、ハイエンドモデルでは「RGB」や「YCbCr 4:4:4」に対応しており、特に文字の輪郭や鮮やかな色彩が重要なRPGやFPSにおいて、画質の劣化を最小限に抑えることができます。

    キャプチャーボードの基本処理フロー

    1. 入力 (Input): ゲーム機 $\rightarrow$ HDMIケーブル $\rightarrow$ キャプチャーボード
    2. 分岐 (Split):
      • $\rightarrow$ パススルー出力 $\rightarrow$ ゲーミングモニター(低遅延)
      • $\rightarrow$ 内部処理(エンコード) $\rightarrow$ PCのメインメモリ/GPU(録画・配信)
    3. 出力 (Output): OBS Studioなどのソフト $\rightarrow$ YouTube/Twitchなどの配信プラットフォーム

    内蔵PCIeキャプチャーボードの詳細とメリット

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    内蔵PCIeキャプチャーボードの詳細とメリット
    内蔵PCIeキャプチャーボードの詳細とメリット

    内蔵PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)タイプは、マザーボード上のPCI Expressスロットに直接装着するカード形式のデバイスです。最大の特徴は、CPUやGPUと高速に通信できるバス帯域を直接利用できる点にあります。2026年現在の最新環境では、PCIe Gen 4やGen 5が普及しており、データ転送のボトルネックがほぼ解消されています。例えば、PCIe x4接続のボードであれば、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)を遥かに上回る実効速度で映像データを転送可能です。

    PCIeタイプの最大のメリットは、安定性と低遅延です。USB接続のようにOSのUSBコントローラーを介さず、直接システムバスに接続されるため、CPU負荷が低く抑えられ、パケットロスによる映像の乱れ(ドロップフレーム)が発生しにくい傾向にあります。また、基板上に大型のヒートシンクを搭載できるため、4K/60fpsのような高負荷なキャプチャ処理を長時間続けても、熱によるサーマルスロットリング(性能低下)が起きにくい設計になっています。

    具体的な製品例としては、AverMediaの「Live Gamer 4K II (GC573)」などが挙げられます。このモデルはPCIe Gen 2 x1接続でありながら、HDMI 2.0対応で4Kパススルーを実現しており、安定した配信環境を構築したいストリーマーに支持されています。また、プロ向けのハイエンドモデルでは、複数枚のボードを搭載して、同時に4〜8チャンネルの映像を取り込む構成も可能です。

    PCIeタイプのハードウェア特性

    • 接続規格: PCIe x1 または x4 スロット
    • 電源供給: マザーボードのPCIeスロットから直接供給(一部モデルは補助電源不要)
    • 冷却性能: アルミ製ヒートシンクによる自然空冷、または小型ファン搭載
    • 安定性: USBハブなどの干渉を受けず、OSレベルでのデバイス認識が極めて安定している

    外付けUSBキャプチャーボードの詳細とメリット

    外付けUSBタイプは、USB-CやUSB-A端子を用いてPCに接続するコンパクトなデバイスです。最大の利点は「汎用性」と「設置の容易さ」にあります。ノートPC(Laptop)を使用している場合や、小型のITXケースを使用していてPCIeスロットに空きがない場合、USBタイプは唯一の選択肢となります。また、外出先でイベント配信を行う場合や、複数のPCを切り替えて使用する場合など、機動力が求められるシーンで真価を発揮します。

    近年のUSBキャプチャーボードは進化が著しく、USB 3.2 Gen 2 (10Gbps) や USB4 (40Gbps) に対応したモデルが登場しています。これにより、かつてのUSBタイプで課題だった「高解像度時の遅延」や「画質低下」が大幅に改善されました。例えば、Elgatoの「HD60 X」は、USB 3.0接続でありながら極めて低いレイテンシーを実現しており、外付けでありながら競技性の高いFPSゲームでもストレスなくプレイ可能です。

    ただし、USBタイプには「帯域の共有」という弱点があります。一つのUSBコントローラーに外付けSSD、ウェブカメラ、マイク、そしてキャプチャーボードを同時に接続すると、帯域不足により映像にノイズが入ったり、接続が切断されたりすることがあります。これを避けるためには、CPU直結のUSBポートを使用するか、Thunderbolt 4対応のドッキングステーションを利用して帯域を適切に管理することが不可欠です。

    外付けUSBタイプのカテゴリー分け

    • エントリークラス: USB 2.0/3.0接続。1080p/60fpsまで。安価だが遅延が気になる傾向。
    • ミドルクラス: USB 3.2 Gen 1/2接続。4Kパススルー、1080p/60fpsキャプチャ。
    • ハイエンドクラス: USB 4 / Thunderbolt 4接続。4K/60fpsキャプチャ、低遅延。PCIeタイプに匹敵する帯域。

    内蔵PCIe vs 外付けUSB:徹底比較

    ここで、内蔵PCIeと外付けUSBの性能差を具体的な数値で比較します。特に注目すべきは、データ転送速度とそれによる影響です。

    表1:通信規格と帯域幅の比較

    項目内蔵PCIe (Gen 3 x1)外付けUSB 3.2 Gen 2外付けUSB4 / Thunderbolt 4
    理論最大帯域約 985 MB/s1.25 GB/s (10Gbps)5 GB/s (40Gbps)
    実効転送速度極めて高い(直接通信)高い(コントローラー経由)非常に高い(PCIeトンネリング)
    CPU負荷低い(DMA転送)中〜高(USBスタック処理)低〜中
    接続安定性最高(物理固定)普通(ケーブル脱落リスクあり)高い(専用規格)

    表2:パフォーマンスと機能性の比較

    比較項目内蔵PCIeタイプ外付けUSBタイプ (ミドル)外付けUSBタイプ (ハイエンド)
    パススルー遅延ほぼゼロ (0.01ms以下)ほぼゼロ (0.01ms以下)ほぼゼロ (0.01ms以下)
    キャプチャ遅延非常に低い (30-60ms)低い (60-120ms)非常に低い (40-80ms)
    最大録画解像度4K/60fps $\rightarrow$ 4K/120fps1080p/60fps $\rightarrow$ 4K/30fps4K/60fps
    冷却性能優秀(大型ヒートシンク)普通(筐体全体で放熱)良好(アルミ筐体)
    設置コストPC内部の空きスロットが必要USBポートがあれば即利用可能USB-C/TB4ポートが必要

    画質と遅延に関する専門的分析

    画質面において、PCIeタイプが有利なのは「非圧縮データ」に近い状態で転送できる点です。USBタイプの場合、帯域制限を回避するために内部的に映像を圧縮(例:MJPEGやH.264)して転送し、PC側で展開することがあります。これにより、わずかに色の階調が失われたり、激しい動きのシーンでブロックノイズが発生したりすることがあります。

    遅延(レイテンシー)については、パススルー側はどちらのタイプもほぼゼロですが、PC画面に表示される「プレビュー画面」の遅延には差が出ます。PCIeタイプはDirect Memory Access (DMA) を活用してメモリに直接データを書き込むため、USBスタックを介するUSBタイプよりも数ミリ秒から数十ミリ秒速い傾向にあります。格闘ゲームやリズムゲームなど、1フレーム(1/60秒 $\approx$ 16.6ms)を争うコンテンツをPC画面で確認しながら操作する場合、この差は無視できません。


    2026年時点の解像度・フレームレート基準と選び方

    2026年のゲーミング環境では、HDMI 2.1の普及により「4K/120Hz」が標準的なターゲットとなっています。ここで陥りやすい罠が、「パススルー対応」と「キャプチャ対応」の混同です。

    パススルー (Pass-through) の重要性

    パススルーとは、入力された信号をそのままモニターに流す機能です。

    • 必須条件: PS5やXbox Series X、最新のPCゲームをプレイする場合、パススルーが 4K/120Hz または VRR (Variable Refresh Rate) に対応している必要があります。
    • 注意点: パススルーが4K/60Hzまでしか対応していないボードを使用すると、モニター側が4K/144Hz対応であっても、強制的に60Hzに制限され、滑らかな映像が得られません。

    キャプチャ (Capture/Recording) の現実的な選択

    一方で、録画・配信側の解像度は、配信プラットフォームの制限(YouTube 4K, Twitch 1080p)に合わせて選択します。

    • 1080p/60fps: 現在のストリーミングの主流。PC負荷が低く、視聴者の回線環境でも安定して視聴可能です。
    • 4K/60fps: アーカイブ保存や高画質動画投稿向け。非常に高いビットレート(20,000kbps以上)が必要となり、ストレージ(NVMe SSD Gen 4以上)への書き込み速度が重要になります。

    表3:用途別・推奨スペック構成案

    用途推奨接続タイプ推奨パススルー性能推奨キャプチャ性能おすすめ製品例
    カジュアル配信 (Switch/PS5)外付けUSB4K/60Hz1080p/60fpsElgato HD60 X
    競技的FPS配信 (Apex/Valorant)内蔵PCIe4K/120Hz + VRR1080p/60fpsAverMedia GC573
    超高画質アーカイブ (4K録画)内蔵PCIe / USB44K/120Hz4K/60fpsElgato 4K X
    ノートPCでの配信外付けUSB44K/60Hz4K/30-60fpsRazer Razer Kiyo (Capture系)

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    配信用途別の最適な構成ガイド

    キャプチャーボード単体ではなく、PC全体の構成(エコシステム)に合わせて選ぶことが重要です。ここでは「シングルPC構成」と「デュアルPC構成」の2パターンを解説します。

    1. シングルPC構成(1台のPCでゲームと配信を完結)

    この構成では、ゲーム機 $\rightarrow$ キャプチャーボード $\rightarrow$ 配信PC という流れになります。

    • 負荷の集中: ゲームの処理、キャプチャーボードからの映像受信、エンコード(配信処理)をすべて1台のCPU/GPUで行います。
    • 推奨パーツ:
      • GPU: NVIDIA RTX 4070 Ti Super / RTX 5080 以上(NVENCエンコーダーが必須)。
      • CPU: Intel Core i7-14700K または AMD Ryzen 7 7800X3D 以上。
      • メモリ: 32GB DDR5-6000MHz 以上。
    • 選び方: 負荷を分散させるため、なるべくCPU負荷の低い「内蔵PCIeタイプ」を推奨します。

    2. デュアルPC構成(ゲーム用PCと配信用PCを分ける)

    プロのストリーマーが採用する構成で、ゲーム用PCの映像をキャプチャーボード経由で配信専用PCに送ります。

    • 構成: ゲーム用PC $\rightarrow$ キャプチャーボード $\rightarrow$ 配信専用PC。
    • メリット: ゲーム用PCのパフォーマンスを100%ゲームに割り当てられるため、フレームレートの低下(スタッター)を防げます。
    • 推奨パーツ (配信PC側):
      • CPU: Intel Core i5-13600K / Core Ultra 5 等(マルチスレッド性能重視)。
      • ストレージ: Gen 4 NVMe SSD 2TB以上(高ビットレート録画用)。
    • 選び方: 配信PC側のスロットに余裕があるなら「内蔵PCIeタイプ」を、配信PCをノートPCにするなら「USB4/Thunderbolt 4タイプ」を選択します。

    表4:シングルPC vs デュアルPC 比較表

    比較項目シングルPC構成デュアルPC構成
    コスト低い(PC 1台分)高い(PC 2台分)
    設置スペースコンパクト広大なデスクスペースが必要
    ゲーム性能配信ソフトの影響で微減する最大限に引き出せる
    安定性PCがクラッシュすると配信も終了配信PCが独立しているためリスク分散可能
    設定難易度比較的簡単複雑(配線と音声ルーティングが必要)

    実務的なインストール手順と最適設定

    キャプチャーボードを購入した後、正しく設定しないと「映像が出ない」「音がズレる」といったトラブルに見舞われます。ここではプロ視点の設定手順を解説します。

    1. 物理的な接続とハードウェア確認

    • PCIeタイプ: PCの電源を切り、静電気防止対策を講じた上で、PCIe x1/x4スロットに奥まで確実に差し込みます。ネジ留めを忘れると、HDMIケーブルの重みでボードが傾き、接触不良の原因になります。
    • USBタイプ: USBハブを介さず、PC背面の「青色(USB 3.0)」または「赤色/紫色(USB 3.1/3.2)」のポートに直接接続してください。前面ポートは内部ケーブルで延長されているため、電圧降下やノイズが乗りやすく、接続が不安定になるケースが多々あります。

    2. ドライバーとソフトウェアの導入

    • 専用ドライバー: Windowsの標準ドライバーではなく、必ずメーカー(Elgato, AverMedia等)の最新ドライバーをインストールしてください。これにより、ハードウェアアクセラレーションが有効になり、CPU負荷が軽減されます。
    • OBS Studioの設定:
      • 「ソース」 $\rightarrow$ 「映像キャプチャデバイス」からボードを選択。
      • 解像度/FPS設定: 「カスタム」を選択し、キャプチャボードの仕様に合わせて「1920x1080 / 60fps」などに固定します。自動設定のままだと、意図せず低いフレームレートで動作することがあります。

    3. エンコード設定(画質と負荷のバランス)

    配信時の負荷を抑えるため、CPU(x264)ではなくGPUエンコーダーを使用してください。

    • NVIDIA NVENC (AV1/H.264): RTX 40シリーズ以降であれば、最新の「AV1」エンコードを推奨します。従来のH.264よりも低ビットレートで高画質な映像を送信でき、視聴者の体験が向上します。
    • ビットレート設定:
      • 1080p/60fps $\rightarrow$ 6,000kbps 〜 8,000kbps(Twitch/YouTube)
      • 4K/60fps $\rightarrow$ 20,000kbps 〜 50,000kbps(高画質保存用)

    トラブルシューティングと注意点

    導入後に直面しやすい問題とその解決策を具体的に提示します。

    1. 映像が映らない(黒い画面)

    最大の原因は HDCP (High-bandwidth Digital Content Protection) です。これは著作権保護機能で、PS4/PS5などのコンソール機ではデフォルトで有効になっています。

    • 対策: ゲーム機側の設定メニューから「HDCPを有効にする」のチェックを外してください。これをしない限り、キャプチャーボードに映像信号は届きません。

    2. 音声のズレ(音ズレ)

    映像の処理に時間がかかり、音声より映像が遅れて表示される現象です。

    • 対策: [OBS Studio](/glossary/udio-music-2024)の「オーディオの詳細プロパティ」から、「同期オフセット(Sync Offset)」を調整します。通常、映像を遅らせるために +100ms 〜 +300ms 程度の値を設定することで、口の動きと声を同期させることができます。

    3. USB帯域不足による切断

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    「デバイスが認識されません」というエラーが頻発する場合、USBバスの帯域不足が疑われます。

    • 対策:
      • 他のUSBデバイス(外付けHDD等)を別のコントローラー(別のUSBポート群)に移動させる。
      • BIOS設定で「USB Selective Suspend」を無効にし、省電力機能をオフにする。
      • 高品質なUSB 3.2 Gen 2対応ケーブル(シールドが厚いもの)に変更する。

    4. 激しい発熱とノイズ

    特に小型の外付けUSBタイプでは、4Kキャプチャ時に筐体が非常に熱くなります。

    • 対策: 金属製の筐体であれば、小型のUSBファンを当てて強制的に冷却してください。温度が上昇すると、転送速度が低下し、映像にカクつき(スタッター)が発生することがあります。

    よくある質問 (FAQ)

    Q1: 内蔵PCIeと外付けUSBで、ゲームプレイ中のラグに差は出ますか? A1: パススルー機能を利用してモニターに直接映像を出している場合、どちらのタイプでも操作上のラグ(入力遅延)はほぼゼロであり、差はありません。ただし、PCのプレビュー画面を見てプレイする場合は、PCIeタイプの方が低遅延です。

    Q2: 4Kモニターを使っていますが、キャプチャは1080pで十分ですか? A2: はい、十分です。配信プラットフォームの多くは1080pが上限であり、視聴者の多くもフルHD環境で視聴します。重要なのは「パススルーが4Kに対応していること」であり、録画・配信解像度は用途に合わせて1080pにダウンスケールさせるのが一般的です。

    Q3: USB-Cポートがあれば、どのUSBキャプチャーボードでも高速に動作しますか? A3: いいえ。USB-Cは端子の形状であり、中身の規格(USB 3.2 Gen 1, Gen 2, USB4など)が異なります。製品仕様書を確認し、10Gbps以上の帯域を持つポートとデバイスの組み合わせであることを確認してください。

    Q4: Switchをキャプチャーする場合、特別な設定は必要ですか? A4: SwitchはHDMI出力が最大1080p/60fpsであるため、高価な4K対応ボードでなくても問題ありません。ただし、Switchのドック経由で出力するため、安定した電源供給のあるUSBポートに接続してください。

    Q5: キャプチャーボードを使うとPCの動作が重くなりますか? A5: 映像の「受信」自体の負荷は低いですが、その後の「エンコード(圧縮)」に大きな負荷がかかります。GPUの[ハードウェアエンコーダー](/glossary/video-encoder)(NVENC等)を利用すれば、CPUへの負荷を大幅に軽減でき、ゲームへの影響を最小限に抑えられます。

    Q6: [HDMI 2.1対応のボードを買えば、PS5の120fpsをそのまま配信できますか? A6: パススルーであれば120fpsでプレイ可能ですが、配信(キャプチャ)側が120fpsに対応している製品は極めて稀です。多くは「パススルー 120fps / キャプチャ 60fps」という仕様になっています。

    Q7: Thunderbolt 4対応の外付けボードは、PCIe内蔵タイプと同じ性能になりますか? A7: 理論上は非常に近くなります。Thunderbolt 4はPCIe信号を直接転送する(PCIeトンネリング)ため、USB 3.2のようなコントローラーによるオーバーヘッドがなく、内蔵タイプに近い低遅延と高帯域を実現できます。

    Q8: 安価な(数千円の)USBキャプチャーカードでも配信は可能ですか? A8: 動作はしますが、おすすめしません。これらの製品は多くの場合、フレームレートが30fpsに制限されていたり、遅延が数百ミリ秒あったり、色が著しく劣化したりします。快適な配信環境を構築したい場合は、最低でも1.5万円以上の信頼できるメーカー製を選んでください。


    まとめ:あなたに最適なキャプチャーボードの選び方

    本記事で解説した内容をまとめると、選択の基準は以下の通りになります。

    • 内蔵PCIeタイプを選ぶべき人

      • デスクトップPCを使用しており、PCIeスロットに空きがある。
      • 配信の安定性を最優先し、ドロップフレームを極限まで減らしたい。
      • 競技性の高いFPSゲームをプレイし、プレビュー画面の遅延を最小限にしたい。
      • 長時間の配信を行うため、優れた冷却性能を求めている。
    • 外付けUSBタイプを選ぶべき人

      • ノートPCを使用している、または将来的にPCを買い替える可能性がある。
      • 設置の簡便さを重視し、ケーブル一本で接続を完結させたい。
      • 外出先やイベント会場など、環境を変えて配信を行う必要がある。
      • USB4やThunderbolt 4対応のハイエンド機を所有しており、外付けでも最高性能を追求したい。

    最終チェックリスト

    • パススルー解像度: 自分のモニター解像度とリフレッシュレート(例: 4K/144Hz)に対応しているか?
    • キャプチャ解像度: 配信/保存したい画質(例: 1080p/60fps)を実現できるか?
    • 接続端子: PC側に適切なスロット(PCIe x1/x4)またはポート(USB 3.2 Gen 2 / [USB](/glossary/usb)4)があるか?
    • 付加機能: VRR、HDR10、[AV1エンコードなどの最新規格が必要か?
    • 予算: 1.5万円〜6万円のレンジで、用途に見合ったコストパフォーマンスの製品か?

    キャプチャーボードは一度導入すれば長く使えるパーツですが、ディスプレイ規格の進化が激しいため、特に「パススルー性能」には妥協せず、少し余裕のあるスペックを選択することを強く推奨します。

    キャプチャーボードの選び方|内蔵PCIeと外付けUSBの違い よくある質問

    よくお寄せいただく質問にお答えします

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    キャプチャーボードは4K HDMI パススルー機能を搭載しています 1080P 60Hz USB 3.0 ビデオゲーム キャプチャーカード 高速転送 低遅延 ゲーム実況生配信ライブ、ビデオ会議録画、リアルタイムストリーミング 画面共有 Switch PS5/PS4 Xbox Wiiuに対応 Mac/Windows/Linux/Android/iPad OS17に適用

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    キャプチャーボードは4K HDMI パススルー機能を搭載しています 1080P 60Hz USB 3.0 ビデオゲーム キャプチャーカード 高速転送 低遅延 ゲーム実況生配信ライブ、ビデオ会議録画、リアルタイムストリーミング 画面共有 Switch PS5/PS4 Xbox Wiiuに対応 Mac/Windows/Linux/Android/iPad OS17に適用

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    HDMI キャプチャーボード対応 Denkouozi 4K パススルー対応 1080P/60FPS 低遅延 USB 3.0 HD 高速伝送 ゲーム実況生配信 会議 ライブ配信 録画 画面共有 Switch PS5/PS4 Xbox Wiiu Windows、MacOS、linux、Android 5.0以上に適用 ブラック

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    HDMI キャプチャーボード対応 Denkouozi 4K パススルー対応 1080P/60FPS 低遅延 USB 3.0 HD 高速伝送 ゲーム実況生配信 会議 ライブ配信 録画 画面共有 Switch PS5/PS4 Xbox Wiiu Windows、MacOS、linux、Android 5.0以上に適用 ブラック

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    HDMI キャプチャーボード avedio links 2K@30fps/1080P@60fps 低遅延 Switch用 4K@30Hz パススルー USB3.0 ビデオキャプチャー PS5/PS4/Xbox/PC/カメラ対応 OBS・Twitch・YouTube 対応HDMI/USBケーブル付

    アクセサリー

    HDMI キャプチャーボード avedio links 2K@30fps/1080P@60fps 低遅延 Switch用 4K@30Hz パススルー USB3.0 ビデオキャプチャー PS5/PS4/Xbox/PC/カメラ対応 OBS・Twitch・YouTube 対応HDMI/USBケーブル付

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    キャプチャーボード Switch対応 USB 3.0 HDMI to USB C ビデオ キャプチャ カード 4K@60Hz入力1080P60fps録画 ゲーム/ビデオ録画/ライブ配信用キャプチャー ボード 電源不要 小型軽量 低遅延 PS5/PS4/PS3/PC用録画サポートWindows/Linux/OBS/Poplayer/YouTube 対応

    CPU

    キャプチャーボード Switch対応 USB 3.0 HDMI to USB C ビデオ キャプチャ カード 4K@60Hz入力1080P60fps録画 ゲーム/ビデオ録画/ライブ配信用キャプチャー ボード 電源不要 小型軽量 低遅延 PS5/PS4/PS3/PC用録画サポートWindows/Linux/OBS/Poplayer/YouTube 対応

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    DigiZaru HDMI ビデオキャプチャ USB3.0 4K入力 1080P@60Hz YUY2出力 USB Type A&Type C 2in1 PCゲーム/Switch/PS5,4/Xbox/カメラ/TVの映像を録画・ライブ配信用 キャプチャーボード Windows/Mac OS/Android対応

    CPU

    DigiZaru HDMI ビデオキャプチャ USB3.0 4K入力 1080P@60Hz YUY2出力 USB Type A&Type C 2in1 PCゲーム/Switch/PS5,4/Xbox/カメラ/TVの映像を録画・ライブ配信用 キャプチャーボード Windows/Mac OS/Android対応

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    キャプチャーボード Switch対応 4入力1出力 機能を搭載しています 1080P 60Hz 4画面 同時ビデオキャプチャー USB3.0高速伝送 低遅延 ゲーム実況生配信ライブ、ビデオ会議録画、リアルタイムストリーミング 画面共有 PS5/PS4/Xbox/Wiuに対応 Mac/Windows 11/ Linux/Androidに適用

    ストレージ

    キャプチャーボード Switch対応 4入力1出力 機能を搭載しています 1080P 60Hz 4画面 同時ビデオキャプチャー USB3.0高速伝送 低遅延 ゲーム実況生配信ライブ、ビデオ会議録画、リアルタイムストリーミング 画面共有 PS5/PS4/Xbox/Wiuに対応 Mac/Windows 11/ Linux/Androidに適用

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