メインコンテンツへスキップナビゲーションへスキップ検索へスキップフッターへスキップ
自作.com 記事
β版

自作.com

みんなで作る、理想のPC環境。自作ラボでPC環境の向上を目指しましょう。

PC構成ビルダー

  • PC構成をつくる
  • BTOパソコン
  • 保存した構成
  • CPU
  • GPU
  • メモリ
  • マザーボード
  • モニター
  • マウス
  • キーボード

人気ランキング

  • ランキングトップ
  • PCパーツ
  • ゲーミングギア
  • モニター
  • ノートPC
  • ガジェット・漫画
  • 製品検索

記事・特集

  • 記事一覧
  • 用語集
  • レビュー
  • GPU特集
  • ディスプレイ特集
  • CPU特集
  • 電源特集
  • ストレージ特集
  • マザーボード特集
  • 冷却・放熱特集
  • PCケース特集

速度・環境

  • 回線速度を測る
  • 速度測定ランキング
  • 電気代を比較

仮想通貨・株比較

  • 価格をチェック
  • 収益を計算
  • マイニングGPU比較
  • 米国株を比較

コミュニティ

  • 自作レシピ
  • 質問・相談
  • トラブル報告
  • みんなの構成
  • シェア機能
  • ダッシュボード

ラボメン募集中

自作ラボでは新しいラボメンを募集中です。
初心者から上級者まで、みんなで理想のPC環境を追求しましょう。

ご応募はこちら→

当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。また、Google AdSenseを利用した広告を掲載しています。 詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

運営者情報プライバシーポリシー利用規約お問い合わせ

Copyright 2026 自作.com. All rights reserved.

理想のPC環境をサポートする自作.com

021138b2505b

    PC構成ビルダー商品・パーツ検索人気ランキングAI・SaaS比較パーツ比較ガイド
    ⌘K
    1. 自作.com
    2. 初心者ガイド
    3. ゲーミングノートの発熱対策|サーマルスロットリング軽減術
    読み込み中…

    ※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています

    ゲーミングノートの発熱対策|サーマルスロットリング軽減術

    自作.com編集部·2026年6月3日·更新: 2026年10月11日

    この記事を書いた人

    自作.com編集部

    自作.com編集部

    PCパーツ・ガジェット専門

    自作PCパーツやガジェットの最新情報を発信中。実測データに基づいた公平なランキングをお届けします。

    専門分野
    自作PC全般(組み立て・パーツ選定)CPU・GPU性能分析とベンチマークマザーボード・メモリ互換性検証
    ストレージ(SSD/HDD)性能測定
    電源ユニット・冷却システム設計
    PCケース・エアフロー最適化
    オーバークロッキング・チューニング
    トラブルシューティング・修理
    ゲーミングPC構成設計
    予算別・用途別PC構成提案
    BTO PCカスタマイズアドバイス
    PC周辺機器レビュー
    最新技術動向・新製品情報
    PCパーツ価格動向分析
    Windows・Linux OS設定
    経験年数: 10年
    • •📝 2,266記事の執筆・編集実績(2025年10月時点)
    • •🖥️ 1,000台以上の自作PC構築・検証
    • •🔧 500件以上のトラブルシューティング対応
    保有資格
    情報処理技術者(ITパスポート)CompTIA A+ 認定技術者マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)
    TwitterWebsite
    寄稿記事数: 2,266件
    記事一覧に戻る
    関連記事を読み込み中…
    関連パーツを読み込み中…
    関連用語を読み込み中…
    関連ランキングを読み込み中…

    この記事を書いた人

    自作.com編集部

    PCパーツ・ガジェット専門

    自作PCパーツやガジェットの最新情報を発信中。実測データに基づいた公平なランキングをお届けします。

    @jisaku_com詳細を見る

    目次

    1. ゲーミングノートにおける熱設計の構造とサーマルスロットリングの正体表1:主要パーツの熱設計電力(TDP)と動作温度の目安2. 外部冷却ソリューションの最適解:冷却台と真空クーラーの使い分け表2:外部冷却デバイスの比較3. ソフトウェアによる制御:ファンカーブの最適化と電源プラン4. 中上級者向け:アンダーボルト(電圧最適化)による低発熱化表3:アンダーボルトツールの比較と特徴5. 物理的メンテナンス:サーマルペーストの交換とPCMの導入表4:サーマルインターフェース材料の比較6. 環境整備と運用の習慣化:見落としがちな熱対策よくある質問(FAQ)まとめ
    ゲーミングノートの発熱対策|サーマルスロットリング軽減術
    ゲーミングノートの発熱対策|サーマルスロットリング軽減術

    ハイエンドなゲーミングノートPCは、デスクトップPCに匹敵するパフォーマンスを限られた筐体サイズに凝縮しています。しかし、その代償として避けて通れないのが「熱問題」です。特に、NVIDIA GeForce RTX 40シリーズや最新のRTX 50シリーズ、Intel Core i9-14900HXといった高TDP(熱設計電力)のパーツを搭載したモデルでは、負荷時にCPU/GPU温度が90℃〜100℃に達することが珍しくありません。

    ここで発生するのが「サーマルスロットリング」です。これは、ハードウェアが物理的な破損を防ぐために、温度上昇を検知して自動的に動作クロック(MHz)を下げる保護機能のことです。結果として、FPS(フレームレート)の急落やスタッタリング(カクつき)が発生し、本来の性能をフルに発揮できなくなります。

    本記事では、自作.com編集部の視点から、初心者の方でも取り組める外部冷却から、中上級者向けのアンダーボルト、さらには物理的なグリス交換まで、サーマルスロットリングを最小限に抑えるための具体的かつ実践的な手法を徹底解説します。2026年現在の最新ハードウェア傾向を踏まえ、数値的な根拠に基づいた最適解を提示します。


    1. ゲーミングノートにおける熱設計の構造とサーマルスロットリングの正体

    1. ゲーミングノートにおける熱設計の構造とサーマルスロットリングの正体
    1. ゲーミングノートにおける熱設計の構造とサーマルスロットリングの正体

    ゲーミングノートPCの冷却システムは、基本的に「ヒートパイプ」と「ファン」で構成されています。CPUやGPUのダイ(チップ)の上に銅製のヒートスプレッダーを載せ、そこからヒートパイプを通じてアルミ製のヒートシンク(放熱フィン)へ熱を運び、ファンで強制的に排気する仕組みです。しかし、ノートPCは内部空間が極めて狭いため、空気の流れ(エアフロー)が制限されやすく、熱が滞留しやすい構造になっています。

    具体的にサーマルスロットリングが発生するメカニズムを見てみましょう。例えば、Intel Core i9-14900HXのようなハイエンドCPUは、最大消費電力が150Wを超える場合があります。この熱量を効率よく逃がせない場合、ダイの温度がTjunction(接合部温度、多くのIntel CPUでは100℃)に達します。この閾値を超えると、CPUは電圧とクロック数を強制的に下げ、発熱量を抑制しようとします。これがスロットリングであり、例えば5.0GHzで動作していたクロックが、突然2.5GHzまで低下することで、ゲーム中のFPSが120fpsから60fpsへ半減するといった現象が起こります。

    また、GPU(例:GeForce RTX 4080 Laptop GPU)においても同様の仕組みが働きます。GPUの温度が87℃付近に達すると、ブーストクロックが維持できなくなり、パフォーマンスが低下します。さらに、最近のモデルではVRAM(ビデオメモリ)やSSD(NVMe Gen5など)の発熱も無視できず、これらが熱を持つことでシステム全体の安定性が損なわれるケースが増えています。

    表1:主要パーツの熱設計電力(TDP)と動作温度の目安

    パーツ名代表的な型番一般的なTDP/TGPスロットリング開始温度(目安)理想的な動作温度
    ハイエンドCPUCore i9-14900HX55W〜157W95℃〜100℃70℃〜85℃
    ハイエンドCPURyzen 9 7945HX55W〜75W+95℃〜100℃75℃〜90℃
    ハイエンドGPURTX 4090 Laptop80W〜175W87℃65℃〜80℃
    ミドルレンジGPURTX 4060 Laptop35W〜115W87℃60℃〜75℃
    高速SSDGen5 NVMe SSD5W〜12W70℃〜80℃40℃〜60℃

    このゲームの推奨スペックを満たす構成を作成

    推奨スペックをクリアするPC構成をビルダーで簡単に作成。互換性チェックまで自動で完了します。

    PC構成ビルダーを開く

    パーツカテゴリから探す:

    CPUGPUメモリマザーボードストレージ

    2. 外部冷却ソリューションの最適解:冷却台と真空クーラーの使い分け

    2. 外部冷却ソリューションの最適解:冷却台と真空クーラーの使い分け
    2. 外部冷却ソリューションの最適解:冷却台と真空クーラーの使い分け

    最もリスクが低く、即効性があるのが外部からの冷却です。しかし、市販の「ノートPC冷却パッド」には性能差が激しく、単にファンがついているだけの安価な製品では、温度低下は1〜3℃程度に留まることが多いのが現実です。効果を最大限に引き出すには、製品の仕組みを理解して選ぶ必要があります。

    まず、一般的な「冷却パッド(ファン付きスタンド)」は、ノートPCの底面から冷気を送り込むものです。これは主に「吸気効率の向上」を目的としており、ノートPCを底面から数センチ持ち上げることで、内部ファンが新鮮な空気を吸い込みやすくする効果があります。これにより、CPU/GPU温度を3〜5℃程度下げることが可能です。

    一方で、より強力なのが「高圧密閉型クーラー(例:IETS GT600など)」です。これは底面をゴムパッキンで密閉し、強力なターボファンで強制的に空気を内部に押し込む仕組みです。これにより、通常の冷却パッドでは不可能な「強制的なエアフローの創出」が可能となり、環境によっては10℃〜15℃もの温度低下を実現します。ただし、動作音が50dB〜60dBと非常に大きいため、密閉型のヘッドセット使用が前提となります。

    また、「真空クーラー(排気ファン)」という選択肢もあります。これはノートPCの排気口に直接装着し、内部の熱い空気を強制的に吸い出すデバイスです。吸気側ではなく排気側を強化するため、内部の熱滞留を防ぐのに有効ですが、ノートPCの排気口形状に適合させる必要があり、汎用性は低めです。

    表2:外部冷却デバイスの比較

    種類代表的製品例冷却方式温度低下期待値騒音レベル価格帯おすすめの人
    シンプルスタンド汎用アルミスタンド自然吸気促進2〜4℃無音2,000〜5,000円軽微な改善を求める人
    一般的冷却パッドCooler Master NotePal低圧送風3〜6℃低〜中5,000〜10,000円静音性と効率の両立
    高圧密閉クーラーIETS GT600高圧強制送風10〜20℃極めて高い15,000〜25,000円最大性能を絞り出したい人
    真空クーラーOpolar Vacuum Cooler強制排気5〜10℃高
    ランキングを読み込み中…

    あわせて読みたい関連記事

    • LinuxでゲームをするためのSteam/Proton設定ガイド2026|Windows比較
      tips
    • M4 MacBook vs Windowsゲーミングノート比較2026|ゲーム・クリエイター用途の現実
      tips
    • Mini PC(ミニPC)ゲーミング用途での実力2026|Intel NUC後継・MINISFORUM・Beelink比較
      tips

    3. ソフトウェアによる制御:ファンカーブの最適化と電源プラン

    ハードウェアを触る前に、OSおよびメーカー提供のソフトウェアで制御を最適化することが重要です。多くのゲーミングノート(ASUS ROG, MSI [Raider](/glossary/aider-coding-assistant), Razer Bladeなど)には、専用のコントロールセンターが搭載されています。

    まず意識すべきは「ファンカーブ(温度に応じた回転数の設定)」です。デフォルトの設定(バランスモード等)では、静音性を優先して温度が80℃に達するまでファンを低回転に抑える傾向があります。しかし、ゲーミング用途では「ターボモード」や「マニュアルモード」に切り替え、CPU温度が60℃を超えた時点でファン回転数を70%以上に引き上げる設定にすることで、急激な温度上昇(スパイク)を抑制し、結果としてスロットリングの発生タイミングを遅らせることができます。

    次に、「電源プラン」の調整です。Windowsの「電源プランの編集」から「プロセッサの電源管理」を確認してください。ここで「最大プロセッサの状態」を100%から99%に下げるという手法があります。これにより、Intel CPUなどの「ターボブースト」機能がオフになり、動作クロックがベースクロックに固定されます。パフォーマンスは10〜20%程度低下しますが、消費電力と発熱量は劇的に減少するため、温度を20℃以上下げたい場合に極めて有効な手段となります。

    また、最新のノートPCでは「GPUのダイナミックブースト」機能が搭載されており、CPUの負荷が低い時にGPUに電力を割り振る仕組みになっています。これを制御するソフトウェア(MSI Afterburnerなど)を使用し、GPUの電力制限(Power Limit)をあえて少し下げることで、性能低下を最小限に抑えつつ、温度を安定させる運用が推奨されます。


    4. 中上級者向け:アンダーボルト(電圧最適化)による低発熱化

    アンダーボルト(Undervolting)とは、CPUやGPUに供給される電圧を、動作に支障が出ない範囲で意図的に下げる手法です。半導体には個体差(シリコンバレー)があり、メーカーはどの個体でも安定動作するように、余裕を持って高めの電圧を設定しています。この「余裕分」を削ることで、パフォーマンスを維持したまま消費電力(W)と発熱(℃)を劇的に下げることが可能です。

    Intel CPUの場合、「Intel Extreme Tuning Utility (XTU)」や「ThrottleStop」というツールが使用されます。例えば、Core Voltage Offsetを-50mVから-100mV程度に設定することで、温度を5〜10℃下げつつ、サーマルスロットリングによるクロック低下を防ぎ、結果として実効的なパフォーマンス(平均FPS)を向上させることができます。ただし、電圧を下げすぎるとシステムが不安定になり、ブルースクリーン(BSOD)が発生します。そのため、-10mV刻みで調整し、Cinebench R23などの負荷テストで安定性を確認する作業が必須です。

    AMD Ryzen CPUの場合、「AMD Ryzen Master」や、BIOS上の「Curve Optimizer」を利用します。Curve Optimizerでは「Negative」方向にオフセットを設定することで、電圧を最適化できます。Ryzen 7000/8000/9000シリーズのモバイル向けCPUはもともと効率が良いですが、アンダーボルトを適用することで、ブーストクロックの維持時間が大幅に伸びる傾向にあります。

    広告

    GPU(NVIDIA GeForce)のアンダーボルトは、「MSI Afterburner」の「電圧/周波数カーブエディタ」で行います。特定のクロック数で電圧を固定することで、例えばRTX 4080 Laptopで消費電力を20W〜30W削減し、温度を5℃以上下げることが可能です。

    表3:アンダーボルトツールの比較と特徴

    ツール名対象パーツ主な機能難易度リスク期待効果
    Intel XTUIntel CPU電圧オフセット、倍率変更中
    5,000〜12,000円
    排気効率が悪いモデルの人

    低(設定ミスで再起動)
    温度低下・クロック維持
    ThrottleStopIntel CPU電圧制御、電力制限解除高中(BIOS設定が必要)強力な温度抑制
    Ryzen MasterAMD CPUPBO制御、Curve Optimizer中低(再起動でリセット)電力効率の向上
    MSI AfterburnerNVIDIA GPU電圧/周波数カーブ調整中低(ドライバレベル)GPU温度の劇的低下

    5. 物理的メンテナンス:サーマルペーストの交換とPCMの導入

    購入から1〜2年が経過したノートPC、あるいは最初から冷却性能に不安があるモデルの場合、内部のサーマルペースト(グリス)の劣化や、工場出荷時の塗布不良が原因であることがあります。特にノートPCでは「ポンプアウト現象」という問題が深刻です。

    ポンプアウト現象とは、CPU/GPUの激しい温度変化による熱膨張・収縮の繰り返しで、粘度の低いグリスがダイの外側に押し出され、中心部の熱伝導率が低下する現象です。これにより、ファンを全開にしても温度が下がらない状態になります。これを解決するには、高性能なサーマルペーストへの塗り替えが有効です。

    おすすめは、熱伝導率の高い「Thermal Grizzly Kryonaut」や「Noctua NT-H2」ですが、前述のポンプアウト現象を防ぎたい場合は、「相変化材料(PCM: Phase Change Material)」である「Honeywell PTM7950」の導入を強く推奨します。PTM7950は、常温ではパッド状ですが、45℃を超えると液体状に変化し、ダイの微細な隙間に完全に密着します。一度施工すればポンプアウトがほぼ発生せず、数年にわたって高い冷却性能を維持できるため、2025-2026年現在のゲーミングノートにおける最適解とされています。

    また、究極の冷却を求めるユーザーは「液体金属(Liquid Metal)」を使用することがあります(例:Thermal Grizzly Conductonaut)。液体金属は熱伝導率が極めて高く、温度を10〜20℃下げることが可能ですが、導電性があるため、漏れた瞬間にマザーボードがショートして故障します。また、アルミ製ヒートシンクを腐食させるため、銅製ヒートシンクであることの確認と、絶縁処理(キャプトンテープでの保護)が必須であり、初心者には推奨しません。

    表4:サーマルインターフェース材料の比較

    材料種類代表的な製品熱伝導率耐久性(ポンプアウト)施工難易度リスク期待効果
    一般的なグリスArctic MX-6中低〜中低極めて低2〜5℃低下
    高性能グリスKryonaut高低(ポンプアウトしやすい)低極めて低5〜8℃低下
    相変化材料(PCM)Honeywell PTM7950高極めて高中(カットが必要)低8〜12℃低下
    液体金属Conductonaut極めて高高極めて高極めて高(ショート)15〜25℃低下

    6. 環境整備と運用の習慣化:見落としがちな熱対策

    ハードウェアや設定の変更以外に、日々の運用方法で温度を数度下げることができます。これは地味に見えますが、サーマルスロットリングの閾値(例:95℃)の直前で動作している場合、わずか2〜3℃の差が「スロットリングが発生するかしないか」の分かれ目になります。

    第一に、室温の管理です。室温が30℃の部屋でゲーミングノートを動作させるのと、エアコンで24℃に設定した部屋で動作させるのでは、吸気温度が異なるため、内部温度にそのまま5〜6℃の差が出ます。特に夏場は、PCを冷やすことよりも、部屋全体を冷やすことが最も効率的な冷却対策になります。

    第二に、設置面の選択です。布団やカーペットの上にノートPCを置くことは厳禁です。底面の吸気口が塞がるだけでなく、内部に埃を吸い込みやすくなり、ヒートシンクのフィンに「埃の壁」ができる原因となります。これにより排気効率が劇的に低下し、ファンがフル回転しても温度が下がらない状況に陥ります。必ず硬い机の上か、前述の冷却台を使用してください。

    第三に、定期的な清掃です。エアダスターを使用して、排気口および吸気口から埃を飛ばしてください。特に、ヒートシンクのフィンに埃が詰まると、空気の流れが完全に遮断されます。3〜6ヶ月に一度、電源を切った状態でエアダスターを吹き付けるだけで、温度が3〜5℃改善することがあります。この際、ファンが高速回転して軸がブレないよう、細い棒などでファンを固定しながら吹くのがコツです。


    よくある質問(FAQ)

    Q1: アンダーボルトを行うと保証対象外になりますか? A1: 原則として、ソフトウェアによる電圧調整だけでハードウェアを物理的に破壊しない限り、保証外になることは稀です。しかし、メーカーによってはBIOSでの電圧変更を禁止している場合があります。不安な方は、まずはIntel XTUなどの公式ツールから試すことをお勧めします。

    Q2: 冷却パッドを使えば、温度は確実に下がりますか? A2: 製品によります。安価なファン付きパッドは「吸気しやすくする」効果が主であり、低下幅は小さいです。劇的な効果(10℃以上)を求めるのであれば、IETS GT600のような密閉型・高圧送風タイプを選択してください。

    Q3: サーマルグリスの交換頻度はどのくらいが良いでしょうか? A3: ゲーミングノートのように熱負荷が高い環境では、1年〜2年に一度の交換を推奨します。特に、最近の高性能CPUは温度上昇が激しいため、ポンプアウト現象が起きやすく、1年で冷却性能が落ちるケースが見られます。

    Q4: 液体金属を使いたいのですが、注意点はありますか? A4: 液体金属は導電性があるため、一滴でも漏れると基盤がショートし、PCが即死します。また、アルミ製のヒートシンクに使用するとアルミを溶かして破壊します。自信がない場合は、性能が近くリスクが低いPTM7950(相変化材料)を強く推奨します。

    Q5: CPU温度が90℃を超えていますが、故障しますか? A5: 現代のCPU/GPUは非常に堅牢に設計されており、100℃に達してもサーマルスロットリングが働くため、即座に故障することはありません。ただし、常時高温度で運用すると、マザーボード上のコンデンサなどの周辺部品の寿命を縮める可能性があるため、対策を講じるべきです。

    Q6: ノートPCのファンを最大回転に設定し続けると、ファンの寿命が縮まりますか? A6: 理論上はベアリングの摩耗が進みますが、ファンは消耗品であり、CPUやGPUよりも安価に交換可能です。熱によるメイン基板のダメージの方がリスクが高いため、基本的には冷却優先で運用し、必要に応じてファンを交換する考え方で問題ありません。

    Q7: メモリやSSDの発熱も対策すべきでしょうか? A7: はい。特にGen5 NVMe SSDは非常に高温になります。SSDがスロットリングを起こすと、ゲームのロード時間が伸びたり、システム全体がプチフリーズしたりします。内部にスペースがある場合は、薄型の銅製ヒートシンクを貼り付けることが有効です。

    Q8: 「最大プロセッサの状態」を99%にする方法は本当に効果がありますか? A8: 非常に効果的です。これはIntelのターボブースト機能を強制的にオフにする設定であり、クロック数は下がりますが、消費電力が激減するため温度は10〜20℃ほど下がります。競技性の高いFPSゲームなどで、最高FPSよりも「安定した最低FPS」を重視する場合に有効な手段です。


    まとめ

    ゲーミングノートPCの熱対策は、単一の手法ではなく、複数のアプローチを組み合わせることで最大の効果を発揮します。本記事で解説した対策を優先度順にまとめると以下の通りになります。

    • 【初級:リスクゼロ】
      • ノートPCを底面から浮かせる(スタンド利用)。
      • 室温を24℃前後に管理し、エアダスターで埃を除去する。
      • メーカー提供ソフトでファンカーブを「ターボ/最大」に設定する。
    • 【中級:設定変更】
      • Windows電源プランで「最大プロセッサの状態」を99%にする(温度優先)。
      • MSI AfterburnerやIntel XTUを用いてアンダーボルトを適用し、電圧を最適化する。
      • 高圧密閉型クーラー(IETS GT600等)を導入し、強制的に冷気を送り込む。
    • 【上級:物理改造】
      • 標準グリスを、ポンプアウトに強い「Honeywell PTM7950」や高性能グリスに塗り替える。
      • (超上級者のみ)液体金属を導入し、極限まで熱伝導率を高める。

    サーマルスロットリングを軽減させることは、単に温度を下げることではなく、「ハードウェアが本来持っている性能を100%引き出すこと」に繋がります。まずは環境整備とソフトウェア設定から始め、徐々に物理的な対策へとステップアップし、快適なゲーミング環境を構築してください。

    ゲーミングノートの発熱対策|サーマルスロットリング軽減術 よくある質問

    よくお寄せいただく質問にお答えします

    この記事に関連するおすすめ商品

    読み込み中…
    KLIM V8 ゲーミングノートパソコン冷却パッド ファン8個付き + 新バージョン + ゲーミングノートパソコンクーラー + ファン付き安定したRGBラップトップスタンド + 最大17インチ対応 + USBポート2個 + 電話ホルダー + 5年保証

    アクセサリー

    KLIM V8 ゲーミングノートパソコン冷却パッド ファン8個付き + 新バージョン + ゲーミングノートパソコンクーラー + ファン付き安定したRGBラップトップスタンド + 最大17インチ対応 + USBポート2個 + 電話ホルダー + 5年保証

    読み込み中…
    IETS GT300 アップグレード ノートパソコン 冷却パッド 調節可能なスタンド付き 急速冷却のためのターボブーストクーラー 10-17インチ ゲーミングノートパソコン 柔軟なシーリングリング エアフィルターとUSBハブ付き

    アクセサリー

    IETS GT300 アップグレード ノートパソコン 冷却パッド 調節可能なスタンド付き 急速冷却のためのターボブーストクーラー 10-17インチ ゲーミングノートパソコン 柔軟なシーリングリング エアフィルターとUSBハブ付き

    読み込み中…
    llano V10 ノートパソコン 冷却台 冷却ファン ノートパソコン 冷却スタンド(ターボブースト技術/空冷式冷却/風量調整可/防塵保護)【急速冷却/12cm大口径遠心ファン/360°全方位送風/3段階高さ調節】13-17.3インチに対応 ノートPCクーラー 会議/グラフィックデザイン/映像制作/動画編集などに適用 (ブラック, ハブとRGBなし)

    アクセサリー

    llano V10 ノートパソコン 冷却台 冷却ファン ノートパソコン 冷却スタンド(ターボブースト技術/空冷式冷却/風量調整可/防塵保護)【急速冷却/12cm大口径遠心ファン/360°全方位送風/3段階高さ調節】13-17.3インチに対応 ノートPCクーラー 会議/グラフィックデザイン/映像制作/動画編集などに適用 (ブラック, ハブとRGBなし)

    読み込み中…
    TOPGRO ゲーミングノートpc【Core i9-9980HK/GTX1650/最大5.0GHz/WiFi6/BT5.2】ゲーミングマウス・マウスパッド付き ゲーミング ノートパソコン 16インチ 16GBメモリ 1TB SSD 8コア/16スレッド ゲームモード/日本語キーボードカバー/グラボ搭載/高性能/高放熱性/動画編集/カメラ内蔵/Windows 11 pro S1

    完成品PC

    TOPGRO ゲーミングノートpc【Core i9-9980HK/GTX1650/最大5.0GHz/WiFi6/BT5.2】ゲーミングマウス・マウスパッド付き ゲーミング ノートパソコン 16インチ 16GBメモリ 1TB SSD 8コア/16スレッド ゲームモード/日本語キーボードカバー/グラボ搭載/高性能/高放熱性/動画編集/カメラ内蔵/Windows 11 pro S1

    読み込み中…
    ASUS GeForce RTX 5080 16GB GDDR7 Noctua OCエディション (3つのNoctua NF-A12x25 G2 PWM 120mmファン、16GB DDR7、最適化された蒸気室、相変化GPUサーマルパッド、0dBテクノロジー、デュアルBIOSなど)。

    グラフィックボード

    ASUS GeForce RTX 5080 16GB GDDR7 Noctua OCエディション (3つのNoctua NF-A12x25 G2 PWM 120mmファン、16GB DDR7、最適化された蒸気室、相変化GPUサーマルパッド、0dBテクノロジー、デュアルBIOSなど)。

    読み込み中…
    ASUS ゲーミングノートPC ROG Zephyrus G14 GU405AR 14インチ GeForce RTX 5070 Ti インテル Core Ultra 9 386H メモリ 32GB SSD 1TB リフレッシュレート120Hz イルミネートキーボード バッテリー駆動 21.0時間 Copilotキー搭載 動画編集 エクリプスグレー GU405AR-U9R5070TIG

    アクセサリー

    ASUS ゲーミングノートPC ROG Zephyrus G14 GU405AR 14インチ GeForce RTX 5070 Ti インテル Core Ultra 9 386H メモリ 32GB SSD 1TB リフレッシュレート120Hz イルミネートキーボード バッテリー駆動 21.0時間 Copilotキー搭載 動画編集 エクリプスグレー GU405AR-U9R5070TIG

    関連記事

    読み込み中…
    CPUのサーマルスロットリング診断と対策|温度が下がらない

    CPUのサーマルスロットリング診断と対策|温度が下がらない

    高負荷でクロックが落ちる原因の切り分けと、グリス・クーラー・エアフロー改善による解決手順を解説します。

    ·類似度 77%
    読み込み中…
    PCが高温で勝手にシャットダウンする原因と対策

    PCが高温で勝手にシャットダウンする原因と対策

    高温時のサーマルシャットダウンの原因(グリス劣化・エアフロー・ホコリ)を切り分け温度を下げる実践手順を解説します。

    ·類似度 72%
    読み込み中…
    ノートPCのアンダーボルト設定|発熱と寿命を改善

    ノートPCのアンダーボルト設定|発熱と寿命を改善

    ノートPCのCPUアンダーボルトで発熱・ファン音・スロットリングを改善する手順とリスクを解説。

    ·類似度 68%
    読み込み中…
    ラップトップ冷却パッド愛好家向けPC|長時間負荷対策の2026年構成

    ラップトップ冷却パッド愛好家向けPC|長時間負荷対策の2026年構成

    Cooler Master/Targus/Havit 冷却パッド向けPC構成

    ·類似度 67%
    読み込み中…
    RTX 50シリーズアンダーボルト|性能維持で消費電力削減

    RTX 50シリーズアンダーボルト|性能維持で消費電力削減

    MSI Afterburnerでの電圧周波数カーブ調整。性能をほぼ維持しつつ消費電力・発熱・騒音を下げる実測手順。

    ·類似度 67%
    読み込み中…
    PC清掃・メンテナンス完全ガイド|ホコリ対策と延命

    PC清掃・メンテナンス完全ガイド|ホコリ対策と延命

    定期清掃の手順とホコリ対策。エアダスター・フィルター・グリス再塗布で性能と寿命を保つ実践を解説。

    20分で読める·類似度 66%
    関連商品をAmazonで探す
    ゲーミングモニター 240Hz軽量 ゲーミングマウスメカニカルキーボード

    この記事に関連するおすすめパーツ

    読み込み中…
    インテル CPU BX8070811700K/A Corei7-11700 8コア 3.60 GHz LGA1200 5xxChipset 125W

    インテル CPU BX8070811700K/A Corei7-11700 8コア 3.60 GHz LGA1200 5xxChipset 125W

    読み込み中…
    Intel Core i5-12400F Alder Lake CPU LGA 1700 2.5 GHz 6-Core 65W 18MB Cache Desktop Processor

    Intel Core i5-12400F Alder Lake CPU LGA 1700 2.5 GHz 6-Core 65W 18MB Cache Desktop Processor

    Q: さらに詳しい情報はどこで?

    A: 自作.comコミュニティで質問してみましょう。

    今すぐ自作PCを始めよう
    自作.comのPC構成ツールで、最適なパーツを選ぼう。
    構成に迷ったら
    みんなの自作レシピで実例をチェックしよう。

    よく読まれている記事

    1

    Windows 11を高速化する設定5項目|遅い原因の確認と戻し方

    7,455 回読まれています

    2

    FF14 PC版の最適設定|重いときの軽量化と60fps安定手順【2026年】

    6,364 回読まれています

    3

    【2026年最新】Ryzen Curve Optimizer設定ガイド|温度-10℃・性能+15%を実現する方法

    6,095 回読まれています